お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

インドネシア地震

2006年05月30日 | 社会
 また、インドネシアで地震がありました。

 インドネシアには教会からG宣教師が使わされているので、すぐメールを打って安否を確かめました。

 今回も、前の津波の時も、お住まいからはかなり離れていたのでご無事で、一安心しました。メールはすぐ返事が届くので本当に便利ですね。

 しかし、新聞を開くたびに増えている犠牲者の数字に心が痛みます。負傷した人々、不自由な避難生活をしている人たちに早く援助の手が届きますように!

 それとは関係有りませんが、今日の夕刊に都立高校卒業式で国歌斉唱の際に不起立を呼びかけた元教師に罰金刑が言い渡されたとありました。この方の行為には賛否両論のようですが、非難は承知の上でやむにやまれず行ったのでしょう。
 これで「現場の教員さらに萎縮」と解説されていました。

 しかし「萎縮」も何も、最近の教師達は議論をしないし、問題意識を持たない人が多くなっています。
 第一、新聞すら取ってない人もいて私などは驚いてしまいますが、彼ら若い人の言い分は
「何で新聞なんか取るの?テレビやネットで情報は充分!」
だそうです。そうでしょうか?事件やニュースの表面だけはわかっても、じっくり解説されたものは新聞が勝るとは思わないのでしょうか・・・

 知らないうちに私たちは「もの言わぬ、考えない人」になって、そのうち日本を揺るがす「大地震」にやられてしまう日が来るような気がしてなりません。
 取り越し苦労ならいいのですが・・・

 
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映画「白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々」

2006年05月25日 | 映画・演劇・本
 遅ればせながら「白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々」を下高井戸シネマで見てきました。

 素晴らしい映画でした。多くの若者に見て欲しい映画でした。
 初めの女の子二人の他愛ないシーンを除けば、あとはもう最後まで緊張に満ちた、緊迫したやり取りのシーンの連続で、ちょっと疲れました。

 ドイツで今、ナチスの恐怖政治に言葉で抵抗した若者達を描く、こういう映画が作られたことに感心しました。監督はまだ若いけれど、強く伝えたいことがあって長い時間をかけて調査してこの映画を作ったそうです。

 ゾフィーと尋問官のやり取りは、なぜか聖書の中のイエスとポンテオ・ピラトのそれを思い出させました。尋問官はゾフィーを追い詰めてゆきながらも、自分の行為に疑いも抱きます。死刑判決が出た後、連行されるゾフィーを見つめる尋問官は複雑な心境をその目でかたっていました。

 また彼がゾフィーの尋問を終えた後、洗面台で手を洗うシーンも、マタイ福音書27章でピラトが私はこの人の血に責任がないと、手を洗うのと重なりました。

 裁判のシーンも圧巻でした。真っ赤な顔をして一方的にがなりたてる裁判官。それに対してきっぱりと信念を述べるショル兄妹の対照的な姿は、心を打たれました。

 しかし、判決後すぐに死刑の処刑を受けると知って泣く姿、面会に来た両親と抱き合う姿に、弱い人間的な面を見て涙が流れました。

 映画を見終わって。
 今の日本で、再び白バラたちのような目に会う人はいないだろうか、私は心配です。ビラを配っただけで不法侵入だと数人が逮捕されたのはついこの前のことですから・・・
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「わたしの」庭

2006年05月25日 | 社会
 先日、教会のお友達のお宅に行ってきました。そこは「M住宅」という、近隣でもきれいな一戸建て住宅の町として名が知られたところです。

「今はバラがきれいよ」
の言葉どおり、あちらこちらの家でさまざまな種類のバラが咲き誇って、美しい街並みを一段と鮮やかに彩っていました。

 中でも写真のお宅は、もうバラ屋敷とでも呼びたいくらい、家の外回りまでバラで覆われて、素晴らしい景観でした。

 あこがれてしまいます。庭のないマンションに住む身としては、夢のまた夢です!

 しかし、それはそれとして、わたしにとっての思いの深いというか、大切な、愛しい庭は、ある小さな本の中にあります。もう、思春期からずっと心の片隅にあって消える事は有りません。

 その本は「丘の家のジェーン」という、あの「赤毛のアン」で有名なモンゴメリの書いた少女小説です。(少女趣味がばれちゃうな)
 この本の中に、ジェーンの友達の貧しい女の子が出てきますが、彼女が日の当たらない裏庭で、捨てられた花を一本一本さして世話をして育てるのです。辛い毎日の中で、唯一の、悲しいほどささやかな楽しみなのです。

 庭のあり方って、人それぞれなんでしょう。でも、どんな庭であれ心をいやしてくれる庭が最高ですね!
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69/88753

2006年05月23日 | その他
2週間前の24時間心臓検査の結果が出た。検査結果は分厚いノートになって出てきていた。

 結論を言えば「上室性期外収縮」が69/88753回起きた、つまり不整脈が一日のうち70回起きたということらしい。しかし、心配する類のものではない、普通は気づかないで過ごしてしまうものだといわれた。

 まあ、とりあえずは安心。
 しかし、ほっとすると同時に、私の心臓が一日に88753回も動いていてくれたと知って、そちらに感動してしまった!一ヶ月なら266万回である。心臓ってすごいね。

 そういえば、最近は心臓の不調を感じることが殆どない。あの心電図をとる機械をつけていた頃が最高におかしかったらしい。
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学校の息苦しさ

2006年05月22日 | 教育
 私の日常の生活が息苦しいわけではないけれど、ひとたび目を外に向ければ息苦しさで満ちている。

 特に今日の新聞でも取り上げられていた、教育の現場での締め付けは年毎にひどくなっている。東京都が決めた、職員会議での採決の禁止なんて、もうあきれてものが言えない。そう、それそれ!「ものが言えない」学校、つまり校長の意のまま、教育委員会の意のまま、国の意のままになる学校をここまであからさまに目指しているなんて・・・これでも民主主義国家といえるのだろうか?

 現場の先生たちはどんなに息苦しい思いでいることだろう。私のように中途でやめた教師たちは、ある意味この息苦しさから「一抜けたあ」であるから、逃げたといわれても仕方ない。そう、今の教育現場はモノを考える教師にとっては抜けたくなるところなのだ。(抜けないで頑張り過ぎて心を病む人も少なくない)

 土曜日、今年、都の小学校教員試験を受けるというさわやか笑顔の女子大生と話す機会があった。今の彼女は当然だが受かることだけを考えている。希望に満ちたまなざしの彼女に、今の現場のひどさを語るのは酷な気がして、ただ「がんばって」としか言えなかった。
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性同一性障害の子ども

2006年05月19日 | 教育
 朝刊に、またもや痛ましい小学生の死亡記事が出ていました。自宅のそばまで帰ってきてさらわれ、殺されてしまうなんて・・・

 それと同じくらいショックだったのは、兵庫の小2男児が性同一性障害(GID)と認められ、女児として通学しているという記事でした。

 私も30年くらい昔、今ならGIDと思われる男児を担任しました。
 彼は、髪型からして肩までとどくおかっぱ頭。服装は男児のものでしたが、持ち物はランドセル以外はピンクや赤の文房具、遊び相手は9割が女児で、言葉遣いも
女の子のようでした。(現在の子どもには言葉遣いに男女の違いはありませんが)

 絵を描かせると、登場してくるのは自分以外は全員女の子ばかり、家庭訪問をしてみると、彼の机の上に飾られていたの可愛いお人形ばかり、誰が見ても女の子の部屋だと勘違いするような色とモノに溢れていました。
 
 小さい頃の写真を見せてもらうとスカート姿が何枚もあるのです。びっくりしていると、母親は、
「小さい頃からスカートをはきたがって仕方ないのですよ。お姉ちゃんのをはかせると喜んで脱がないんです。それが悪かったんでしょうか・・」
といい、後悔しているようでした。私はなんと反応すればいいのか困りました。

 というのは、彼が私のところへ来て「先生、みんながボクのこと、おかまってからかいます!」と、たびたび訴えてきていたのですが、そう言われても仕方ないよなあと思っていましたから。

 あるとき、クラスの女児が誕生会を自宅で開き、彼も男児ではただ一人招かれました。会が終わって、プレゼントの一つの赤いバッグがなくなっているのが分かり
その女児が私に「Aちゃんが怪しいと思う」と言って来ました。理由は、彼が同じものを持っているところを見たと言うのです。

 彼に問いただすと、初めは知らないと言ってましたがやがて認めました。親に、さすがに赤いバッグまでは買ってと言えなかったようです。私は、彼はこれからどんな人生を送るのかなあと心配でした。

 その後彼を見かけたのは中学生になってからでした。なんと、坊主頭になっていました!なんだか、羽を抜かれた鳥のような気がして無残に思ったのを今でも、彼のはにかんだ笑顔と共に思い出します。(今はもう、40歳近くでしょう。今の彼は自分の性をどう認識しているのか聞いてみたいです)

 あの頃私にGIDの知識があったなら、もう少し違った対応ができたのにと悔やまれます。

 
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今年も「ていかかづら」が咲いて

2006年05月17日 | ほっとすぺーす
 梅雨が始まったのかと思うような雨もよいの昨今、今年も近所の生垣の「ていかかづら」が見事に咲きました。
 通りかかるたびにすてきな芳香に足を止めずにはおられません。

 「ていかかづら」に惹かれる人が多いのでしょうか、このブログを訪れて下さる方のベストテンに入っています。(一番は最近はずっと「純情きらり」です!)

 昨日はほっとすぺーすが休みなので、銀行・郵便局・買い物などに出かけました。歩く道々、ていかかづらだけでなくたくさんの花々に出会い、心が和みます。

 中でも、「たつなみそう」が愛らしく印象的でした。白いのもあるんですね、初めて知りました。今度写真を撮ってきましょう。
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A君のすてきな一面を見た!

2006年05月16日 | ほっとすぺーす
 月曜日はA君との学習日。

 最近はほっとすぺーすに来ても、なかなか学習室に入ってくれなくててこずっていたが、今日はスムーズだった。
「今日は誰と来たの?」
「一人できた」
お父さんと来ているのは知ってて聞いているのだが、彼がいつも「一人できた」と言い張るのは自立の表れなんだろうか?

 迷路あそびなどいくつかやってから、最後に紙工作をやる。この日はぐるぐるとぐろを巻いているへび。はさみで切って糸をつける。うれしくてたまらないA君と外へ出る。さっそくそこらへんを走りまくって風の子になる・・・

 A君は誰かに見せたくてたまらないのだが、団地内にあまり人通りはない。

 最初に来た人は、リハビリ中の杖を突いた男性老人。気難しい顔をして、足を引きずるようにして歩いているそばを、A君はへびを揺らしながらとびはねる。
 だが、男性はちらっと見ただけでにこりともせず行ってしまった。

 次に、カートを引いたおばさんが来た。この団地は戸数が多いのでカートを引いてビラ配りをする人が多い。さっそくA君はそばによってへびをくるくる回す。今度は「あら、いいわねえ」と反応してくれたので、彼は喜んではねながらついて行った。

 その後、ランドセルを背負った女の子が二人来た。すると、木のかげに身を潜めていたA君は「なかなか、かわいいな」とつぶやくと、さっと飛び出してへびを見せに近寄っていく。遠くて何を言ってるのか聞こえなかったけど、なにやら楽しそうに会話している。へえ、可愛い子に積極的なんだ!

 相手が誰でも、自分から近づいて積極的にコミュニケーションをとろうとするA君を初めてみた私に、さわやかな五月の薫風が吹きぬけたひととき。
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レクディア がんばる・・・・ぞ!

2006年05月14日 | ボランティア
 朗読の方法が従来のテープからレクディア、つまりパソコンによる録音に変わりつつある事は前にも書きました。

 今日はその二回目の講習会に参加しました。しかし、二時間余りの講習会を終えて、少しは操作が上達したかというと・・・ハァ、とため息が出る状態デス。

 なぜか?講師一人に受講者は10余名。
 私たち似たり寄ったりの5人で一台のパソコンを囲んで、ああでもないこうでもないとワイワイわめきながら試行錯誤してるだけでどんどん時間は過ぎていきます。

 最後に来てくれた講師に疑問をぶつけましたが、もうタイムアウト!でがっくり。

 覚えの悪い我が頭に落ち込まないようにしながら、なんとか頑張る・・・つもりです。だって、専用パソコンの貸与をお願いしてしまったのですから、もう後には引けないのです。(参加した皆さん、四苦八苦していらっしゃるのは同じですしネ)
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切り分けたケーキ

2006年05月13日 | ほっとすぺーす
 ケーキのそばに添えられているのはフランボワーズソース(ラズベリィ)です。
甘酸っぱくて、このシャルロットにあいます。
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完成した”洋梨のシャルロット”

2006年05月13日 | ほっとすぺーす
 幸せな気分になる色でしょう?
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”洋梨のシャルロット”と福士誠治くん

2006年05月13日 | ほっとすぺーす
 今月のほっとすぺーすの特別企画は”洋梨のシャルロット”作り。講師は四月と同じパティシエのNさんです。

 今日も部屋中にお菓子のいい香りが漂って、外は雨でしたが中は幸せ気分のほっとすぺーすでした。

 最初に、ケーキの上下と周りになるビスキュイを作ります。卵と砂糖と薄力粉だけで、なんとも言えない柔らかい卵色のビスキュイが焼けて、歓声が上がりました。これに更に「オ ド ヴィ」という蒸留酒をベースにしたシロップを塗り、味に深みを加えます。

 次に、洋ナシとムースをあわせたものをビスキュイで作ったケーキ型に入れて冷やし固めます。こう書くと簡単なようですが、結構工程は多くて大変です。

 さて、固まるのを待つ間に昼食を取りながら、テレビをつけました。そう、今日はNHKのスタジオパークに福士誠治君が出演するのです!

 ちょうど始まったところでした。みんなに「さわやか好青年」と言われている福士君。朝の「純情きらり」は毎日楽しみに見てるけど、生の彼の姿や言葉は初めて、というか久し振りなので、わくわくして見ました。

 みんなでひとしきり感想をいいながら、「彼がほっとすぺーすに来てくれたら、ここももっと皆に知ってもらえるのにねえ」と話しました。実現するといいなあ。

 
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しんどかった一日

2006年05月09日 | その他
 ここ数日、なんだか心臓の様子がおかしい。

 ドクッと大きな拍動が頻繁に起こる。そのたびに心臓の血が一気に流れ出たような感じがある。今までもたまにはあったが、一日に何回も起きるので不安になって医者に行くと、普通に心電図をとった後、
「24時間とりましょう」と言われる。

 発作がおきてないときに心電図をとっても意味がない。頻繁に起きるなら、一日続けてとれば変化がわかるということらしい。

 携帯の、心電図をみる機械を装着してもらう。普通は洗濯バサミのようなものや丸いスポイトみたいなものを肌に密着させるが、携帯の物は全てぺたりと粘着させるもの。コードが何本も着いているし、ウエストには機械をベルトに通したものを装着させるので変な気分。

 「この姿で一日過ごすのか!」
と、ちょっと緊張してしまう。つけているだけならまだいいが、心臓に変化があるたびにスイッチをおしたり、日常行動を全て記録用紙につけたりしなければならないので気が休まらないのだ。いつも用紙を持ち歩いて、食事、運動、トイレ、睡眠などいちいち時刻と共に書き込む。気のせいか、機械を装着してから発作の回数が増えた気がする。

 今日の夕方5時、やっと機械を外し、べりべりと肌につけたものをはぐ。ああ!何と気持ちがすっきりすることか!結果がわかるのは二週間後である。
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ルネサンスマンの死

2006年05月08日 | その他
 今日の夕刊の「惜別」の欄に麻生花児さんの死亡の記事が出ていて驚きました。

 名前につけられたタイトルは「画家・ボストン名誉市民」、記事には「多才な冒険家 最後も笑顔」とありました。

 息子が十年位前、突然「友達Yと、10万円で世界一周旅行に行って来る」と言って3週間くらい出かけました。10万円で?と、信じられませんでしたがあちこち知り合いに泊めてもらったので宿代が殆どかからなかったようです。その旅でボストンに行ったとき泊めていただいたのが麻生花児さん(Yさんのお父様の友人)の所でした。

 帰国してしばらくしてから、麻生花児さんの絵の東京での展覧会の案内状が届き誘われて行きました。

 行ってみてびっくりしました。熱心な麻生ファン(ほとんど中年女性)がたくさんいました。もっと驚いたのは展覧会と言っても、食事が付いているし、花児さん本人が朗々と歌いだすし、トークショーまでついてるではありませんか!

 話を聞いていると、カヌーで世界の有名な川を下っている冒険家だし、ボストンマラソンにも毎年出ていると言うので、ただの大学の先生と思っていた私はすっかり面食らってしまいました。

 その後も展覧会などがあるたび招待状が届きましたが、行くことはありませんでした。最近は来ないなと思っていたら、この訃報記事を見たのです。

 食道がんで亡くなられたようですが、死の前日も「書と哲学」の講義をしたと
有りました。多才としか言いようのない麻生さんに対し、ボストンの新聞が「ルネサンスマン」とほめたたえたのも解る気がしました。
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昔の友人に会う

2006年05月06日 | ほっとすぺーす
 4,5日の両日大阪へ行ってきました。私の属するキリスト教派の60周年大会に参加するためでした。

 全国から集まった1600人余りの中に懐かしい方々を見つけ言葉を交わすことができましたが、そんな中二人の男性とは大学生時代からの知り合いで、ひときわ懐かしさを感じました。

 一人はその大会では中心的役割を果たした方でしたが、殆どの方が夫婦連れの中奥様は欠席で、なぜかしらと心にかかっていました。エレベーターで偶然出会い、話す機会ができたので伺ってみました。とても辛い出来事があって、ひどくお疲れだったとか・・・明るく前向きな奥様だっただけに、逆にダメージが大きかったのでは。ご快復をお祈りするばかりです。

 もう一人の男性とは、(昔日本文学サークルに属していた時の仲間)なんと大学卒業以来ですから38年ぶりでしょうか?でも、遠くから一目見てすぐにもしやと思いました。話しかけてみるとあっという間に昔に戻るから不思議なものですね。

 彼は卒業後、十年以上を韓国で過ごし、日本に戻り、今は出身大学で教えているということですが、高校にも教えに行っていて、そこでやはりサークルのK先輩の息子が教え子になったとか・・・ええっ、私の息子もそのK先輩が施設長をしている所で働いていたのよ・・・なんてふしぎな「つながり話」で盛り上がりました。

 サークルといっても部員は5,6人の、大学も学年も違う者の集まりで、活動期間も僅かでしたが密度の濃い、楽しい会でした。合宿に講師として来て頂いた尊敬する清水氾先生(当時奈良女子大学教授)も今は故人。
 懐旧の情に浸ったひと時でした。
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