今、地球環境の悪化がこれだけ進み、みんなが心を砕いてるなかで、昨日の朝日新聞の夕刊コラムを読んで思った。
「アメリカ人ってやっぱりおかしい!でも、日本人もこれでいいのか?」
それは4面の「知っ得!」という編集委員のコラム。題は「冷暖房にみるエコ意識の日米差」本文は以下の通り。
『9月上旬、取材で訪れた米国のワシントンはまだ蒸し暑かった。しかしホテルやオフィスは寒い。設定が22度のビルもあり、外に出ると暖かくて気持ちがよかった。冷房を効かせすぎだ。
さらに米国では外出時、家の暖房も冷房も切らない人が多いと聞いた。「帰ったとき寒かったり暑かったりは嫌だから」という。
現地で家を借りてる友人は、冬に暖房を切って日本に10日ほど帰った。後で不動産屋に「水道管が凍って破裂する」と叱られた。
別の友人。アパートの契約書に「一年中冷暖房を切らない」の項目がある。温度を25度に保って建物の劣化を防ぐというのだが。
日本人の意識はかなり違う。「冷暖房は28度で」の呼びかけに応じ、家庭や職場で汗を流して我慢する時に「環境に貢献している」と感じる。
国内総生産あたりの家庭のエネルギー消費量で米国は日本の2倍以上。もっともっと節約できる。
いま米国で排出量取引の議論が盛り上がっている。発電所など大口のCO2排出施設に枠を設定して、排出総量を下げる制度だ。
一方、日本は大きく仕組みを変える政策がないまま、個人の意識に訴える話ばかりを進める。両方のバランスがとれないものか。』
コラムの前半に書いてあるアメリカの家庭の様子は私もホームステイで実感した。外はどんなに暑くても一歩部屋に入れば快適過ぎるほど快適だった。誰もいないリビングの冷房と扇風機が一晩中つけっぱなしで回ってるのはなんとも落ち着かなかった。外出時も同じ。お金がないといってるのになぜと思っていたが、アパートの契約書に書かれていたとは!
(ついでに言えば、生ゴミをすべてディスポーザーで流してしまう感覚にもついていけなかったし、大量消費の一つ、レストランの食事の量のすごさにもあきれた。)
でも、コラムの後半にあるように、日本人がリサイクルに精を出したり、日常のむだを省いたり、暑さをちょっぴり我慢したりしているだけではもう環境悪化を止められない所まできているんですよね。
今、我々が一番しなければならないことって何だろう?
「アメリカ人ってやっぱりおかしい!でも、日本人もこれでいいのか?」
それは4面の「知っ得!」という編集委員のコラム。題は「冷暖房にみるエコ意識の日米差」本文は以下の通り。
『9月上旬、取材で訪れた米国のワシントンはまだ蒸し暑かった。しかしホテルやオフィスは寒い。設定が22度のビルもあり、外に出ると暖かくて気持ちがよかった。冷房を効かせすぎだ。
さらに米国では外出時、家の暖房も冷房も切らない人が多いと聞いた。「帰ったとき寒かったり暑かったりは嫌だから」という。
現地で家を借りてる友人は、冬に暖房を切って日本に10日ほど帰った。後で不動産屋に「水道管が凍って破裂する」と叱られた。
別の友人。アパートの契約書に「一年中冷暖房を切らない」の項目がある。温度を25度に保って建物の劣化を防ぐというのだが。
日本人の意識はかなり違う。「冷暖房は28度で」の呼びかけに応じ、家庭や職場で汗を流して我慢する時に「環境に貢献している」と感じる。
国内総生産あたりの家庭のエネルギー消費量で米国は日本の2倍以上。もっともっと節約できる。
いま米国で排出量取引の議論が盛り上がっている。発電所など大口のCO2排出施設に枠を設定して、排出総量を下げる制度だ。
一方、日本は大きく仕組みを変える政策がないまま、個人の意識に訴える話ばかりを進める。両方のバランスがとれないものか。』
コラムの前半に書いてあるアメリカの家庭の様子は私もホームステイで実感した。外はどんなに暑くても一歩部屋に入れば快適過ぎるほど快適だった。誰もいないリビングの冷房と扇風機が一晩中つけっぱなしで回ってるのはなんとも落ち着かなかった。外出時も同じ。お金がないといってるのになぜと思っていたが、アパートの契約書に書かれていたとは!
(ついでに言えば、生ゴミをすべてディスポーザーで流してしまう感覚にもついていけなかったし、大量消費の一つ、レストランの食事の量のすごさにもあきれた。)
でも、コラムの後半にあるように、日本人がリサイクルに精を出したり、日常のむだを省いたり、暑さをちょっぴり我慢したりしているだけではもう環境悪化を止められない所まできているんですよね。
今、我々が一番しなければならないことって何だろう?