お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

募金、迷いませんか?

2004年11月30日 | 社会
駅前で、街頭募金をよくやっています。
 見ていると、立ち止まって募金する人は少ないように思います。
私もあまり募金するほうではありません。最近では、高校生がやっていたユニセフ募金、ライオンズクラブがやっていた中越地震募金は進んで募金しましたが、、、

 何の募金だかよくわからないこともあるし、募金がどう使われるのか疑問に思うこともあります。

 教員をしていた頃、学校で毎年ユニセフ募金に取り組んでいました。ただの募金だけではなかなか集まりません。
そこで不用品や手作り品を売ったり、遊びを教えたり、肩たたきをするなどの「ユニセフバザー」をしたところ、他のクラスの数倍以上の募金が集まりました。

街頭募金にも一工夫あるともっと集まるように思います。

教会堂の清掃

2004年11月29日 | ボランティア
 今日は代官山と恵比寿の間にある教会堂のお掃除。ボランティアでなくて「奉仕」と呼んでいます。私の分担は,1階と2階の床掃除です。一人で、黙々と掃除します。あまり考え事もせず、無になってやっています。
 
 教会は、社会的な身分や地位は関係ない世界ですからみんな「一信徒」として、自己申告で奉仕をします。強制は一切ありません。
 
 先月、英国に行ってきました。ある大聖堂を訪れたとき、数人の婦人が日本の教会の何倍も広い礼拝堂を掃除しているのに出会いました。とてもにこやかに働いている姿が印象的でした。
 
 

中国人にとって「漢文」は難しい?

2004年11月28日 | その他
 昨日は「ともしびの会」の定例会。
お相手は、ウさん。テキストは高校の国語の教科書で、森本哲郎さんの日本語に関するエッセイでした。来日三年目と言うのに、かなり流暢に、ほとんど間違えることなく読んでいきます。内容もほとんど理解できるそうです。

ウさん「この文は、やさしいですね。」
私「そうですか?読みやすいけど、そんなに易しい文とは思わないな。ウさんすごいよ。」
ウさん「でも、日本語は難しいです。小学生の教科書、難しいです。」
  (彼女には一年から六年までの国語の教科書をプレゼントしている)
私「???? 日本語より中国語のほうが難しいと思うけど」
ウさん「ええっ、どうしてですか?中国語はやさしいです。」
私「でも、四声とかあって、発音が難しいもの。」
ウさん「でも、中国語は漢字ひとつにひとつの読み方、しかし日本語はひとつの漢字に読み方たくさん。絶対中国語のほうがやさしいです。」

  (教科書をめくっていくと、漢文が出てきました。それを見て)
ウさん「ああっ、これ一番難しいです。読めません。」
私「ええっ、そうなんだ。」

 中国人が漢文が苦手って、初めて知りました!!
私たちが源氏物語をすらすら読めないのと同じようなものかも、、、、

「ヨン様」より100倍すてき  パート2

2004年11月27日 | ボランティア

川畠さんの素敵なのは演奏だけではありませんでした。
 演奏のあと、デイケアのご老人が数人出てきて手作りの折り紙で作ったお花や、牛乳パックから作った葉書など小物のプレゼントがありました。川畠さんはそれらを一つ一つ、大切に受け取り、握手と言葉で答えていました。
 
 そして、あとで控え室に行ってみるとそれらのプレゼントを話題にして盛り上がっていたのです。川畠さんのお母様は布でくるんだ小さなイチゴの小物を携帯につけてにこにこしていました。
 
 「テレビの番組も、拝見しました」と言うと「それは有難うございます」とお礼を言われて恐縮でした。さらに写真をお願いすると気軽に応じてくださって、ちゃんと私のほうに体を寄せてポーズをとってくれました。
 優しい方です。
 
 

「ヨン様」より100倍すてき!

2004年11月26日 | ボランティア
 今日、八王子の「青陽園」というデイケアセンターで、とっても素敵な時間を過ごしました。
デイのご老人数十人と、保育園の幼児たちのためにコミュニティルームでささやかなコンサートが開かれたのです。
 
ささやかといっても、演奏者は超一流のヴァイオリニスト、川畠成道さんです。8歳の時の病気がもとで失明し、10歳からヴァイオリンをはじめ、私たちには理解が及ばないような苦労の末、
今日の成功を築かれた若者です。
 
登場するなり、「ヨン様と同じ年の川畠です。」とみんなを笑わせてから、演奏に入りました。

CDは持っていますが、目の前での生の演奏は、筆舌に尽くしがたい迫力と華麗さにみち、なんとも幸福にその音色に酔いしれました。
 テレビで何度か生い立ちを見たり、演奏を聴いたりしましたが、生の迫力に圧倒されました!

 ボランティア、有難う。

音訳本「緑のまきば」のこと

2004年11月25日 | その他
 現在、音訳中の本は「緑のまきば」です。牧師をしていた吉岡繁さんが著者です。
1996年から2002年まで、毎月書かれたコラムをまとめて本にしたものですが
大正生まれで、学徒出陣を体験した方なので、戦争、憲法、死に対する思いが繰り返し
述べられます。
 吉岡さんのように、体験から戦争を語れる人々が年々失われていくと、日本はどうなっていくのかと危機感を覚えます。
 今日の朝刊に「映画人九条の会」が発足と出ていたのが、ちょっとうれしいニュースでした。
517人の輪が、もっともっと広がりますように!

ボージョレヌーボーで乾杯

2004年11月24日 | その他

 ぽかぽかいいお天気。今日はボランティアはお休み。
小田急線に乗って友人の家へ。窓からは、富士山が霞んで見えました。
 女三人で、ボージョレヌーボーで乾杯。
平日の昼間にこんな時間が持てるなんて、在職中には考えられない贅沢です!
友人が準備してくれた「きりたんぽ鍋」がおいしかった。

今年も 多摩映画祭に

2004年11月23日 | 映画・演劇・本

 今年も多摩映画祭の季節が来ました。
今年は、日曜に好きなバレエ映画を二本見てきました。今日は友人と、「ミスティック・リバー」
「半落ち」の二本を。(首が疲れました!)
 映画祭は、たくさんのボランティアの方が裏で支えているので成り立っているようですね。
たくさんの裏方さんに感謝!

三人目の子は、フィリピン人

2004年11月22日 | ボランティア

 私の子どもは男、女一人ずつ。でも、7年位前からフィリピンにもう一人増えました。
実は、WorldVisionのスポンサーになっているため、M.Jちゃんという女の子が私の
チャイルドになっているのです。
 年に1,2回程度ですが、成長記録や写真・手紙を受け取るのは嬉しいことです。幼かった
彼女も、今は思春期。そろそろ将来のことも考える時期に。
 スポンサーになったきっかけは、日教組にあいそをつかしてやめたとき、ういた組合費を何か意義深いことに使いたいと思っていたら、新聞広告でスポンサー募集の記事を見て、これだと思ったからでした。
月に4500円はほぼ組合費と同じでした。(その後別の組合に参加)
 これからも、彼女の成長を見守って行きたいです。

ぜいたくな時間

2004年11月21日 | その他
今日も「ともしびの会」の話題です。

この会のボランティアは高校生から80代の方までいろいろですが、一番多いのはリタイア組。
この写真の元気な小学生の兄弟を教えている方は、もと最大手の新聞の記者をしていた方で、言葉にはうるさいです。

毎週、子どもたちに作文を書かせては、厳しく添削。通信簿までつけています。でも、とてもぜいたくな時間を過ごしてますよね。こどもたちにその自覚はなさそうですが。

夫婦同姓は遅れてる?

2004年11月20日 | 社会
 土曜日は「ともしびの会」の日。外国人のための日本語教室で、私は一年半前から参加しています。例会の場所は、普段はカトリック教会の一室をお借りしていますが、現在建て替え中のため、あちこち空いている場所を探して渡り鳥のように場所を変えています。今日は市民館が午前中のみ借りられました。狭いけれど、11階で眺めがよく、駅に近いのが何よりでした。

 今日の私の生徒さんは中国人女性のRさん。毎週、幼稚園児のZちゃんと一緒に会に来て、午前も午後も学んでいく熱心な方です。彼女は来日してそう長いわけではありませんが、向田邦子のエッセイ、新見南吉童話集、斉藤孝の著作などを読みこなしています。この会に来る人たちは皆とても学習意欲が高く、どんどん上達しています。若い生徒さんが多いからでしょうか。
 Rさんとは、テキストから離れて、中国と日本の文化の違いなどを話すことが多く、今日は夫婦同姓、別姓のどちらがよいかについての話になりました。彼女は女性の地位確立のためには夫婦別姓が当然で、日本の同姓にはびっくりしたと言ってました。中国では、もし自分の娘が結婚して相手の姓になったら、親は怒って抗議するそうです。そんな彼女は、日本では娘とも別姓なので、何かと暮らしにくいとか。(カードで買い物など)
 なおZちゃんは、中国語、日本語ともぺらぺらで、今は英語に興味を持って学んでいます。


 

あっ、こわれた!?

2004年11月19日 | その他
 盲人の方のための朗読録音を始めて約二年。朗読はかつての仕事柄「簡単」とあなどっていましたが、いざ始めてみると、なかなか難しく、奥が深いものです。
 読む本(新聞、機関紙などもあります)が届いたら、先ずは下読みをして、難語句、地名、人名、外国語など、読み方を調べます。インターネットや電子辞書が活躍してくれます。人名は出版社に聞くこともあります。難しいのは、写真や図表を読むとき。まだまだ初心者の域を出ません。
 また、つい気持ちを込めて読んでしまう私は、校正者から「もっと淡々と読むように」と注意を受けます。でも、自分では選ばないだろうと思う本に出会えて、このボランティアはとても有難いなといつも思います。
 昨日、いつものように読んでいたら、突然録音ができなくなりました。ええっ、どうして?いきなりこわれるなんて! あちこちいじってもダメ、、一晩たてば、ひょっとしたら直ってるかも、と思ったけれどやはり同じ。再生はできるのに、、、
 今日、よくよく見たら、自分でマイクのスイッチを切ってました。はずかしいっ!

ボランティアは誰のため?

2004年11月18日 | ボランティア
 まだ現役の頃はボランティアのボの字も思わなかった私ですが、退職して間もなく「私は誰でしょう」みたいな思いにとらわれ、「仕事があるって有難いことだったんだなあ」という思いしきりでした。でも半面、「時間」や「ルール」「人間関係」などから解き放たれて、「自由」の素晴らしさを味わったのも確かです。

 そして、少しずつボランティアの世界に入っていきました。現在は、毎日の盲人の方のための朗読、週一回の障害のある方との学び、週一回の在日外国人に日本語を教える会への参加、教会堂のお掃除が月2,3回、地域のNPO法人の機関紙発送のお手伝いを時々といったところです。

 チョッと見には、たくさんやっているように思われそうですが、決して忙しいということはありませんし、どれも楽しくやらせていただいています。
 気楽に楽しく、、、でなければ長続きしないと思っています。
 ですから、もしボランティアは誰のため?と聞かれたら、自分のため、、、かな?

寺家ふるさと村へ

2004年11月17日 | ボランティア
 はじめまして。いよいよブログに参加で、ドキドキです。
 今日はぽかぽかよいお天気。
普段は、毎週一回K子さんの家に伺って、本を読んだり、おしゃべりしたりして過ごすのですが、今日は月一回、N子さんと過ごす日です。K子さんもN子さんも、車椅子。笑い上戸で、笑顔が素敵な養護学校の高校生です。
 今日は近くの寺家ふるさと村に散歩に行きました。二人のほかに、いつも元気でカメラ好きのK子さんのお母さんと、ボランティアのFさんと私。最初に、「四季の家」というレストランで昼食。近くの農家でとれた野菜を売っていました。最近、野菜が高いせいかよく売れているようでした。(私もおいしそうなブロッコリーとサトイモ買いました)
 さあ、おなかが膨れて、お散歩です。紅葉はいまいちでしたが、林と田んぼの広がる道をのんびり歩いてきました。最後の稲刈りの様子も見られました。