お気楽ボランティア日記

楽しみながら、ボランティア   広がる、人の輪

「ふるさと里親」のつどい

2007年09月11日 | ボランティア
 昨日は高津市民館でもたれた「ふるさと里親のつどい」に参加してきました。

 ちょっと遅刻して、会議室のドアを開けたらびっくり。大きな二つのテーブルにもうびっしり参加者が座って、それぞれが話し合っているところでした。

 こんなに大勢?だいぶ前に里親の集いに初めて出た時には10名足らずでしたから・・・今回は40名くらいいました。その理由は、16名の里親に加えて、児童相談所の職員11名、児童施設の職員13名が参加していたのです。

 里親がそれぞれの家庭での児童の状況を話したあと、その児童を送り出している施設の職員がコメントをするという形で、順番に進んで行きました。

 我が家はこの2年半、ずっとH君を受け入れて来ましたが、他の家庭の受け入れの様子を聞くことが出来て参考になりました。たいていどの家も家族旅行に連れて行ったようだし、夜尿には悩まされたようです。おんなじだナ。

 一番感心したのは、「ふるさと里親」のつどいではあっても、多くの方は長期であずかる「養育里親」もやっていることでした。ですから、多い時は一家に4人も里子が滞在するわけです。すごい!

 しかも、いろいろ問題を抱えている子供を預かるわけですから、私など本当に気楽な里親だと恥ずかしいくらいでした。

 預かる子供の年齢は幼児・小学生が多いのですが、中高生という難しい年齢の子供も21人もいました。私は、Hくんが大きくなっても預かりたいですが、中高生を突然預かってと頼まれたら自信はありません。

 私の話す番が最後に来ました。私は子供の様子を話した後、児童相談所から来る毎回の打診が早すぎるし、施設の行事が分からないので預かる期間の予定が立てにくいことを話しました。児相の職員が多く参加していたので参考にしてくれたらと思いました。

 会後、エレベーターで一緒になった里親さんと少しおしゃべりしながら帰りました。その方は知的障害のある子を一年の約束で養育していたそうですが、ずるずると延ばされて困っているとこぼしていました。生活上のことが、何度言っても覚えられないそうです。

 大変そうです。養育里親になるという事はそれなりの覚悟と我が子と同じような愛情が注げる自信がないと勤まらないのかもしれません。

 でも、私のような「ふるさと里親」はもっと増えてもいいのになあ。子供を育てると同時に自分も育ち、与える愛情で子どもも安らぐのだから、と思いつつほっとすぺーすへ向かいました。
コメント
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