とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

NHK大河ファンタジー「精霊の守り人」始まる

2016-03-21 23:54:16 | ドラマ


19日から、綾瀬はるか主演の、NHKの大河ファンタジー『精霊の守り人』が始まった。本屋大賞受賞作家“上橋菜穂子”の大ベストセラーファンタジーの完全テレビドラマ化作品である。全12巻にも及ぶ大作を、大河ドラマなどで培ったNHKのノウハウと最新の映像技術を駆使し、全編4Kで制作するというのだからNHKの意気込みとやる気を感じさせてくれる。今年は、4話までの放送で、来年、再来年と3年かけて計22話の放送になるそうだ。

まずは、第1回を見た感想である。やはり、一番の見どころは、綾瀬はるかのアクションシーンの完璧さだ。ほぼスタントなしで挑んだアクションシーンだといい、橋から川に飛び込んだり、刺客からチャグムを守って短槍を自在に操り出し戦うシーンは、凄い迫力だった。まさか、彼女がこれだけのアクションができるとは思わなかった。セリフも男っぽい口調で、いかにも手ごわい用心棒という貫禄が出ていた。泥だらけの黒い顔からは、白い眼が際立ち、野性味むき出しの雰囲気がすごくいい。この作品は、綾瀬はるかの代表作にまちがいなくなるだろう。

また、ファンタジーということで、実際にはない世界を、登場人物の衣装、住居、小道具、環境など全て0から作らなければならない。また、異世界の風景やこの世には存在しない物、精霊の姿などもどう表現するかが、重要なポイントとなってくるが、このあたりも丁寧に作られているようだ。守り人シリーズの世界観を、しっかり構築しようとしているのだろう。また、4K(我が家のTVは4Kではないが…)で撮影しているだけあって、映像もきれいで映画をみているようだった。

第1話は、バルサとチャグムの出会いから、刺客の手を逃れ二人で旅に出ていくまでが描かれている。その他の登場人物は、帝役が藤原竜也、二ノ妃役が木村文乃、聖導師役が平幹二郎、ジグロ役が吉川晃司と、個性的な役者が演じている。第2話以降は、タンダ役の東出昌大、トロガイ役の高島礼子なども登場してくるだろう。とくに特殊メークで200歳の老婆になった高島礼子の演技は見どころだ。しばらく、土曜の夜の楽しみが続きそうである。

豊橋の「のんほいパーク」に行ってきた。

2016-03-20 23:35:03 | 観光
昨日から、息子夫婦が泊まりに来ていて、孫も連れて一緒に公園に行く約束になっていた。孫は5歳と1歳半なので動物がいてちょっとした遊園地があればいいので、どこがいいかと考えて、豊橋総合動植物園に行くことにした。豊橋総合動植物公園は、愛知県豊橋市にある動物園・植物園・遊園地・自然史博物館の4ゾーンで構成される複合施設であり、愛称は「のんほいパーク」という。

一般に西三河は「じゃん・だら・りん」、東三河は「のん・ほい・だに」という特有の言い回しがあり、方言分類ができるという。当動物園は、東三河になるので、「のん」と「ほい」という方言をくっつけて愛称にしたようだ。因みに「のん」は、”ね”、”ねえ”、”なあ”という意味だ。また、「ほい」は、”おい”という意味で使われている。

さて、3連休の中日となった今日は、朝からいい天気となり絶好の行楽日和となっていた。朝早くから家を出ればよかったのだが、小さい子がいるとなかなか朝早く出発するのは難しい。道路が混んでいたのもあって、「のんほいパーク」に着いたのは、11時半くらいになっていた。とにかく、この「のんほいパーク」は、広い。動物園・植物園・遊園地・自然史博物館の4ゾーン全てを1日で全て回ることは、まず無理である。まずは、東入場口から一番近い場所にあった遊園地ゾーンに入ることにした。遊園地の乗り物は、1日乗り放題券が大人1000円、子供500円という良心的な値段なので、1日乗り放題券でいろいろ乗ってみることにした。

まず乗ったのが、サイクルモノレールだ。二人乗りのモノレールをペダルを漕いで進む乗り物である。


モノレールから下を見ると、高さがあって結構怖い。


次に乗ったのが、「バトルレスキュー」という消防自動車型遊具だ。




リフトに放水ガンが設置されていて、前方の燃えているビルの穴めがけて放水するようになっている。


穴に入った水の量でポイントが加算され、上部に点数が表示される。最高点を取った消防車は、最後にリフトが上昇し、優勝が讃えられる。我が家のメンバーは、残念ながら優勝はならず。あと一歩得点が届かなかった。


こちらは、3歳以上なら乗れるジェットコースター。1周すると一旦停止し、怖くなった子供は下車することができる。平気な人は、さらにもう1周して終わる。


おなじみ、定番のメリーゴーランド。




こども汽車。


いつの間にか入園者が増え、遊具の乗車もかなりの時間待ちとなり、あっという間に14時近くになっていた。お腹が相当すいてきたので、レストランに行ってみるが、すごい行列で1時間待ちでも食事に有り付けそうにもない。しかたなく、手持ちのお菓子を食べて、お昼替わりとする。

孫たちは、動物も見たいので、次は動物園ゾーンに向かう。広すぎて、全て見て回れそうもないので、目に付いた動物だけ見ていく。

フラミンゴの群れ。


ペンギン。


さる山。


象。


ライオン。


動物ふれあいゾーンで羊、うさぎ、モルモットなどの小動物たちと触れ合う。これだけで、孫たちは十分ご機嫌だった。






最後は、出口近くに有る竹管を叩いて遊ぶ。いろんな音が出るのが面白いようだ。


結局、16時近くとなり、みんな疲れたようだ。孫も十分楽しんだようで、そのまま帰路に着いた。この「のんほいパーク」に行ったのは、かなり昔に行ったきりで、本当に久しぶりだった。他にも、植物園や自然史博物館があるが、これらはまったく見る余裕もなかった。入園料も、それほど高くないので、何回行っても子連れで十分楽しめる施設である。

映画「エヴェレスト 神々の山嶺」

2016-03-19 22:40:03 | 映画


《ストーリー》
夢枕獏のベストセラー『神々の山嶺』を岡田准一、阿部寛、尾野真千子ら豪華キャストの共演で映画化した感動の超大作。『愛を乞うひと』『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』などの平山秀幸が監督を務め、エヴェレストに魅せられたふたりの男の交錯する人生を軸に、命懸けで山に挑む姿と、彼らを取り巻く人々の想いを壮大なスケールで描く。(ぴあ映画生活より)

原作を読んだとき、これは映画化が難しいだろうと思っていたが、まさかの映画化が決まり、ずっと楽しみにしていた。12日の公開日には行けなかったが、昨夜見に行くことが出来た。金曜日の夜だから、それなりに混んでいるのかと思ったが、ビックリするほどガラガラで拍子抜けという感じだった。ガチガチの山岳映画というイメージもあって山好きの中高年の年代層しか集まらなかったのだろうか。

原作本は、1000ページを超える大作で、これだけの内容を2時間ほどの映画で描き切ることができるのだろうかと心配だった。映画の前半は、登山家のジョージ・マロリーが、エヴェレスト山頂を目指したものの頂上付近で行方不明となり、彼が世界初の登頂を果たしたか否かを解き明かそうとするミステリー調の出だしだ。ジョージ・マロリーといえば、「なぜ山に登るのか?」と問いかけられたとき、「そこに山があるから」と答えたことで知られている。そんな有名な登山家の謎を探るストーリーなのかと思っていると、それで終わってしまう訳ではない。次第に羽生丈二という孤高の登山家の生き様と、彼を追ってエヴェレストに挑むカメラマンの深町誠の登山の様子が迫力ある映像で描かれ、『前人未到のエヴェレスト南西壁冬期無酸素単独登頂という無謀とも思える挑戦を何故命を懸けてまで行うのか?』『何故、山に登るのか?』『何故、生きるのか?』という人間の深い心の奥底を考えさせられるストーリーに変わっていく。

実際にエヴェレストの標高6000m近いところまで行って撮影したという事で、映像は迫力あるものに仕上がっている。氷壁をピッケルとアイゼンでよじ登って行くシーンなど圧巻である。阿部寛や岡田准一の演技もひげ面で精悍な面構えとなり、過酷な環境でよくやり遂げたものだと感心した。しかし、原作を読んでいたものにとっては、あまりにも淡々としたストーリー展開に物足りなさを感じた。何か、登場人物の心情をうまく描ききれていないという感じである。羽生が、何故過酷で誰も成し遂げたことないルートでエヴェレストを目指そうとしたのか、深町はジョージ・マロリーの謎を解き明かすことより、孤高の登山家羽生を、命を懸けてまで何故追う必要があったのかというのが、今一つ分かりにくい。原作を読んでいない人には、薄っぺらいストーリーに思えたのに違いない。やはり、2時間で納まる内容ではない。前編、後編に分けて作るくらいでよかったのではと思えた。

最後に、深町が羽生をエヴェレスト山頂近くで発見するシーンは、それまでの映像と比べるとあまりにもリアルさが欠けていた。たぶんセットを作って屋内で撮影したのではないだろうか。しかも、羽生のセリフがナレーションで流れるのにはいささか演出過剰だ。リアルさを出すためには、状況を映像で表現するだけで良かったと思う。そして、違和感を感じたのは、深町が帽子をとって8000m近い山から下山していくシーンだ。頂上まで行ってないにせよ、8000mの山の上で頭を保護しないで下山できるなんて考えられない。しかも無酸素でだ。大変な苦労をして撮影したことはわかるが、最後の最後でリアルさがなくなってしまっていた。重厚なストーリーだっただけに、最後の詰めが甘かったのが非常に残念だ。

年に1回のものが巡ってきた

2016-03-18 23:36:53 | 呟き
今日は、年に1回の自分の誕生日だった。
もう、何十回と巡ってきているものだけに、今更特に大きな感慨もない。
むしろ、また一つ歳をとってしまったかというぐらいの気持ちしかなかった。

しかし、人の誕生日まで気にしてくれる友人たちがいるというのは、嬉しいものだ。
私も、フェイスブックとかmixiとか形だけは登録しているので、誕生日が友人たちにも知られている。
そのせいもあって、今日は、いろんな方からバースディメッセージを頂いた。

今まで、ブログの更新に時間がとられ、SNSに対応する余裕もなかった。
今後は、もうちょっとSNSに目を向けてみようと改めて思った。


マイナンバーカード申請したけど交付通知書が届かない

2016-03-17 22:07:34 | 呟き
マイナンバー通知カードは、1月中旬ころ届いた。マイナンバーカードは、さらに申請をしないと貰えないというので、念のために申請をして貰う事にした。マイナンバーカードというのは、どうしても必要なものではないらしいが、身分証明書やe-Taxで確定申告をする際にあると便利ということだ。

ここで、マイナンバー通知カードとマイナンバーカードの違いについて解説すると、マイナンバー通知カードは、個人ごとのナンバーをただ通知するだけの紙のカードだ。このカードをしっかり保管しておけば、さしあたって困る事はない。しかし、身分証明書の代わりはならず、自分のナンバーを確認するだけの機能しかない。さて、マイナンバーカードは、ICチップが埋め込められたカードだ。写真があって身分証明書に使えるとか、暗証番号を入れるとサイトで情報を見ることができるという機能がある。また、この呼び名だが、個人番号カードとも呼ばれ、統一されていないらしい。

さて、1月下旬にマイナンバーカードを申請したのだが、未だに何の通知もない。新聞報道でも、大幅に処理が遅れ、届いていない人がほとんどだと書いてあった。現状がどうなのか調べてみたが、マイナンバーカードの交付手続きは、かなり時間がかかっているのは確かなようだ。2016年1月下旬にマイナンバーカードを申請した場合では、交付通知書が届くのは、2016年4月になってしまうらしい。クレジットカードなどは、2週間もあれば間違いなく届くのだが、お役所仕事では、こんなにも遅れるのかといささか呆れる。

交付が遅れている原因は、データ処理を行う地方公共団体情報システム機構のサーバー障害が原因だという。何でも、窓口でデータ処理の際、暗証番号を入力出来ないなどの障害が毎日発生して、処理が遅れてしまい、予定のペースで交付出来ない日が続いているらしい。その為、自治体では、マイナンバーカードが本人に交付出来ず、在庫が増え続けている状態だという。

こんな状況では、通知が来るのは4月以降になるのは間違いないようだ。マイナンバー通知カードは書留で来たが、マイナンバーカード交付の通知は、普通の郵便で来るらしい。しかも、できたという通知が来るだけで、カード自体は役所に自分で受け取りに行くしかない。受け取るだけでも、面倒な手順がつづく。これだけ大掛かりな制度になった割には、御粗末な対応が続いている。結局、無駄に税金が使われているとしか言いようがない。

2016神戸ええとこマラニック:後半

2016-03-16 00:16:02 | マラソン
新神戸駅から北野異人館通りに再び入って行く。観光客で賑わっている通りなので、今度はゆっくり散策していく。


平清盛公ゆかりの北野天満神社。


風見鶏の館。


北野町広場では、大道芸が行われていた。どんな芸を見せてくれるのかしばらく見学していく。




付近にあったコンビニ。神戸の景観に合わせた色合いに、いつものローソンとは思えなかった。


ちょうどお昼も過ぎ、お腹がすいてきた。食べるところを探し歩き、インド料理「ガネーシャガル」という店に入る事になった。


インドカレー、ナン、サラダ等のランチで休憩だ。


今回のマラニックでは、一番標高が高いビーナスブリッジに向かう。


ビーナスブリッジは、全長約90メートル、金星台と山頂の展望台を結び、8の字の螺旋が美しいループ橋である。市内から気軽に「みなと神戸」の絶景を間近に楽しめるとあって、人気の夜景・眺望スポットだ。


ビーナステラスには「愛の鍵モニュメント」があり、愛と美の女神“ビーナス”にちなんで、永遠の愛を誓う多くのカップルが愛のメッセージを記した鍵を取り付けている。


諏訪山稲荷神社の急階段を下りていく。


13:45。関帝廟に着いた。ここは、財の神として名高い三国志の武将・関羽を祀った霊廟である。入口の山門に掲げられた「関帝廟」の扁額は、世界的に有名な書道家・于右任(蒋介石の元秘書)によるものだ。




その後、灘の酒蔵巡りに行くことにしたので、他のメンバーと別れ元町駅に向かう。元町駅から住吉駅までは電車でワープだ。14:40。住吉駅から少し走ると、白鶴酒造資料館が見えてきた。大型バスも停まり、多くの外国人観光客が集まっていた。


資料館に入ると、酒が造られていく様子が人形で再現されている。




酒樽に縄を張っている様子。


蔵酒の試飲コーナーは大行列。


他にも酒蔵はあったが、時間がないので、あとはゴールに向かって走って行く。


兵庫県立美術館前には、巨大な少女像が建っている。これは、いったい何を現しているのか調べてみたら、大阪市高槻市の現代美術作家ヤノベケンジ氏の野外造形作品「サン・シスター」であることがわかった。東日本大震災の被災地の再生への願いが込められた大阪府茨木市の少年像「サン・チャイルド」の“姉”という位置づけだという。


ゴールとなる「なぎさの湯」の看板が見えてきた。


15:45。「なぎさの湯」玄関前に到着。同じころ、反対コースからもランナーが集まり、全員無事ゴールできたようだ。


温泉に入ってから懇親会で歓談した後、新神戸駅から新幹線で帰宅。帰り際には雨が降ってきたが、マラニック時は、雨に降られなかったのも幸いだった。2年ぶりの神戸ええとこマラニックだったが、神戸のいいとこを再び楽しむことが出来た。尚、走行距離は延べ30キロ近くとなっていたが、電車でワープした分を除くと22キロほどだった。

参考1.今回のコースマップ(YAMAPで記録)


参考2.今回の高低図(YAMAPで記録)

2016神戸ええとこマラニック:前半

2016-03-15 18:38:49 | マラソン
宿泊したのは、神戸クアハウスというカプセルホテルだ。温泉付きの大きなカプセルホテルで、リーズナブルな料金であった。宿の送迎バスで三宮駅まで送ってもらう。三宮駅からポートライナーで市民広場まで移動し受付会場に向かった。今回の参加者は25名ほど。半分くらいは地元関西からの参加者が多かった。まずは、駅前で集合写真を撮る。


クラッカーを打ち上げ、9:20市民広場駅をスタートする。


しばらくは、神戸マラソンのコースを逆走する形となる。神戸夙川学院大学が見えてきた。


ポートアイランドの西側沿いの広い歩道をゆっくり走る。海と高層ビル群を一望できる気持ちいコースだ。


ポートタワーやオリエンタルホテルなどが見える神戸のメインスポットをバックに写真を撮る。


ビル街の裏手の山肌には、碇や神戸市章が刻まれている。神戸のシンボルとして夜間にはライトアップされ、神戸のランドマークとなっているそうだ。


9:50。ポートアイランド北公園に到着する。


イルカが泳ぐ池の噴水は、残念ながら止まっていた。


階段を上がり、神戸大橋を渡って行く。


10:07。神戸税関前を通る。ここから国道2号線までの間は、国道174号線となり、日本一短い国道(187.1m)になるそうだ。


フラワーロードに入る。この辺りから神戸マラソンのスタート地点近くとなる。神戸ルミナリエの会場となる会場も近い。


さらに進むと、「阪神淡路大震災 慰霊と復興のモニュメント」がある。地上部が噴水になっており、地下には阪神・淡路大震災の犠牲者の名前を刻んだプレートが収蔵されている。




「1.17希望の灯り」。阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)の犠牲となった人々の鎮魂と慰霊、そして、大きなダメージを受けた神戸の復興と再生を願って2000年1月17日にメモリアルモニュメントとして灯りが灯されている。


東遊園地の北側、神戸市役所に面した場所にあるマリーナ像。このマリーナ像は阪神淡路大震災によって倒壊したが、現在は修復され震災を忘れないための震災モニュメントの一つとなっている。マリーナ像は地震発生の時刻のまま停まってしまった時計を抱え、震災当時の写真と震災の状況が書かれたプレートが下に設置されている。




これは、「日本マラソン発祥の地 神戸」のモニュメント。神戸には、いろんな物事の発祥を記したモニュメントが多い。


この花時計は、日本で初めて設置された花時計として知られている。


花時計のデザインは、現在“さくら”になっている。


10:30。生田神社に到着する。


北野異人館通りに向かう途中、美味しいたい焼き屋があるというので少し寄り道していく。小さい店だが、“クロワッサンたい焼き”という名前で値段も味も高級な趣だった。




北野異人館通りから新神戸駅の高架下を抜け、急な階段を登り、布引の滝へ向かう。新幹線の駅裏には、自然豊かな森が広がっているというのが驚きだ。


布引の滝(ぬのびきのたき)は布引渓流にある雄滝(おんたき)、夫婦滝(めおとだき)、鼓滝(つつみだき)、雌滝(めんたき)からなる4つの滝の総称である。日光の華厳の滝、那智勝浦町の那智の滝とともに三大神滝とされ、日本の滝百選に選ばれている。


「雌滝」 高さ 19m。


「雄滝」 高さ 43m、滝壺は面積430m²、深さ6.6m、滝の横には5箇所の甌穴(最大のもので10畳大)があり、竜宮城に続いているという伝説があるという。


布引の滝を見てから、周辺をぐるっと回り再び新神戸駅まで戻る。この先も、神戸らしいポイントを幾つも回る事となる。

「2016神戸ええとこマラニック:後半」に続く。

姫路観光 書写山&そうめんの里

2016-03-14 22:45:05 | 観光
神戸に行く用事ができたが、せっかく行くので前日から周辺の観光しながら行くことにした。初日は、神戸から少し足を伸ばして姫路を観光する。新幹線の姫路駅で下車すると、娘夫婦が待って居てくれたので、一緒に車で移動する。

ちょうどお昼間際だったので、揖保乃糸 資料館「そうめんの里」にまず寄る。「そうめんの里」は、西播磨地域の伝統産業で全国各地で親しまれている「手延べそうめん」の伝統の技と味わいを体験する施設である。最初に、そうめんの歴史と製造工程を詳しく学習していく事になった。


ちょうど実演コーナーの時間となり、女性ガイドの案内の元、そうめんを伸ばす作業の実演が始まった。




実演が終わった後、伸ばしたそうめんを触ってみる。糸のように細いそうめんがゴムのように伸びて凄い弾力があるのが良く分かる。


その後、資料館内を案内してくれるとの事で、女性ガイドと共に館内を回る。いろんな作業の様子が、人形で再現されている。機械化されていない明治時代は、こんな具合に大変な作業だったというのが良く分かる。


「板切」 生生地を切って、桶に巻き込む作業


「小均」 小均機という機械で6mmほどのそうめんにする。


「小分け」 熟成させたそうめんを干機にかけて延ばしていく。


こちらは、現在のそうめん製造工程だ。機械化され、明治時代の面影はまったくない。


一通り見学が終わり、お腹がすいてきたので、館内にあるそうめんレストラン「庵」でランチとする。メニュー表を見ると、そうめん尽くしだ。普通の冷たい素麺や温かい素麺の他に、素麺の巻き寿司や揚げ素麺など、珍しい素麺料理がズラリとラインナップされている。

◎揚げ麺明太シラス 揚げそうめんにトロミのある和風出汁がかかっていて、シラスと明太子がのっている。


◎揚げ麺ベーコントマト 和風と洋風がミックスした新感覚のそうめん。ベーコンとトマトがそうめんに合う。


◎そうめん巻寿司 ご飯でなく、細かいそうめんがぎっしり詰まっている。


「そうめんの里」から車で10分くらい走ると書写山ロープウェイ乗り場に着いた。書写山は、姫路市の北部にある標高370mの市内で一番高い山であり、山上にある円教寺は西国霊場の第27番札所として知られている。


ロープウェイは15分間隔で運行されており、数分の待ち時間でロープウェイに乗り込む。


ロープウェイから下を眺めると、菜の花畑が良く見えた。


ロープウェイを降りてすぐに拝観受付があり、志納金(拝観料?)500円が必要となる。特別志納金として1000円(志納金500円含む)を支払うと摩尼殿の近くまで、マイクロバスに乗ることができるが、迷わず500円を支払う。


ぞろぞろと人の流れに従っていくと道は二つに分岐している。左は整地された車道、右はきつい坂道だ。鐘の前には、手や足の不思議なオブジェがあった。


参道に沿って33体の観音様が安置されている。下界とは、なんだか空気が違っているように感じる。


展望がいい場所から、姫路市内を一望できる。山の肩あたりに、姫路城が見える。白鷺城と呼ばれるにふさわしい白一色のお城だ。


円教寺の山門が見えてきた。円教寺は1千余年前に性空上人(しょうくうしょうにん)によって開かれた天台宗のお寺で西の比叡山とも呼ばれている。


石段の先には、京都の清水寺に似た摩尼殿が見えてきた。


清水の舞台のようにせり出した摩尼殿を、下から仰ぎ見ると重厚で堂々とした造りに目を見張る。


靴を脱いで摩尼殿の中に入ってみる。


摩尼殿の舞台から下を覗いてみると、かなり高いことがわかる。手すりが低いから、落ちたら怖いと感じた。


大仏と案内版に書いてあったが、それほど大きくはない。


磨尼殿のお参りをすませ、先に進んでみると、そこには三つの堂と呼ばれる大講堂、食堂(じきどう)、常行堂の三つの建物があった。突然視界に現れた広大な広場と荘厳で静寂にあふれた世界に目を見張る。この三つの堂は、映画「ラストサムライ」のロケ地になったことでも有名だ。また、近年では、NHK大河ドラマ・軍師官兵衛のロケ地にもなっていたそうだ。時代物のロケ地として、まさに絶好の場所だろう。


食堂と書いて“じきどう”と読む。修行僧達が寝食し、また勉強したりする合宿所のようなところだという。あの弁慶もここで修行していたそうだ。


三つの堂のさらに奥にある奥の院(開山堂、護法堂、護法堂拝殿)。


書写山を一通り見終わり、ロープウェイで下山し、神戸に向かう。姫路から神戸までは60キロ以上あり、車で移動だったので渋滞に嵌ったりして大分時間がかかってしまった。夕食を手配してくれた神戸のイノさんに、予定より遅れると連絡する。15分程度の遅れかと思っていたが、しだいに30分、45分と延びて結局予定より1時間遅れで、会場に到着する。

夕食会場は、神戸のランドマーク、神戸商工貿易センタービル24階に位置するバイキングレストラン「ザ・スカイブッフェ」だ。 コンチネンタルから和食まで常時約50品の各国料理とデザートをブッフェ・スタイルでいただくバイキングレストランである。地上110m、神戸でも屈指の眺望を望むレストランで夜景を見ながら1時間で目いっぱい夕食を楽しんだ。




神戸の夜はさらに続く。夕食をすませ、三宮にある「ジャズライブ&レストラン SONE」に入る。創業43年の老舗ジャズライブレストランで、通常1200円のチャージで毎夜日替りの一流ミュージシャンによるライブを気軽に楽しめる神戸のライブハウスの草分けスポットだという。ジャズライブを聴きながら、神戸の大人の夜を楽しんだ。さて、翌日は“神戸ええとこマラニック”本番である。




「2016神戸ええとこマラニック:前半」に続く。

「プリンセス プリンセス」仙台PITこけら落とし公演

2016-03-11 23:34:56 | コンサート


今日は、午後7時からWOWOWでプリンセス プリンセスのコンサート生中継があった。東日本大震災の復興支援を目的に2012年に限定再結成したプリンセス プリンセスは、その活動の収益金でいろんな支援を行ってきた。その収益金は、5億1千万円にも上り、第1次支援(岩手県、宮城県、福島県、および医療関係)、第2次支援(東北福祉大学:子どもたちの自然環境教育プログラム)と2度にわたり支援を行なってきている。そして、第3次支援として展開されたのが、宮城・仙台市にオープンするライブハウス「チームスマイル・仙台PIT」の建設資金だった。

ライブハウスの建設は、「私たちの音楽を通して集められた収益金を“音楽”にまつわる形で支援したい」という彼女たちの想いを具現化したものだという。東日本大震災の起きた2011年3月11日から5年後の今日、支援活動の集大成ともいえるこけら落とし公演が行われたのである。「TOUR 2012-2016 再会-FOR♥EVER」と名付けられたコンサートを生中継で放送してくれるとは、本当にWOWOWは太っ腹である。生中継であるというだけで、あたかもその会場に自分もいるような気分にさせてくれる。会場には行けなかったが、プリンセス プリンセスのコンサートを楽しむことが出来た。

以下、今日のセットアップリストだ。

1.19 GROWING UP
2.OH YEAH!
3.世界でいちばん熱い夏
4.ジュリアン
 MC(岸谷 香)
5.シェイク イット オフ
6.恋に落ちたら
7.KISS
8.ユー・アー・マイ・スターシップ
 MC(岸谷 香)
9.思い出の隙間
 MC(5人でトーク)
10.SHE
11.青春デイドリーム
12.GET CRAZY!
13.HIGHWAY STAR
14.ROCK ME
 バンド紹介
15.パイロットになりたくて
16.SEVEN YEARS AFTER
 アンコール
 MC(渡辺 敦子)
17.M
 2度目のアンコール
18.Diamonds

2016秋のマラソン大会要項決まる

2016-03-10 23:35:50 | マラソン
そろそろ、秋のマラソン大会の予定を考える時期になってきた。3月ともなれば、気になる大会の要項も決まってきているはずだと一通り調べてみたら下記の内容であることがわかった。

『第11回 えちご・くびき野100kmマラソン』
◆開催日 2016年10月9日(日)
◆種目 100km 13時間30分、 60kmの部 9時間
◆募集人員 100㎞の部・・・2,000人、60㎞の部・・・600人
◆参加費 100㎞の部・・・16,000円 60㎞の部・・・11,000円
◆エントリー期間 3月20日(日)~6月30日(木) ※定員になり次第締切
◆エントリー方法 ランネット・郵便振替

『金沢マラソン2016 』
◆開催日 2016年10月23日(日)
◆種目 フル  7時間
◆募集人員   13,000人
◆参加費    10,000円
◆エントリー期間 4月5日(火)~ 5月10日(火)、6月中旬抽選結果発表
  昨年の倍率 2.9倍、ペアエントリーあり、出場権付きツアーあり(定員/500人)
◆エントリー方法 インターネット又は専用振替用紙

『富山マラソン2016』
◆開催日 2016年10月30日(日)
◆種目 フル 7時間
◆募集人員 12,000人
◆参加費 10,000円
◆エントリー期間 4月9日(土)正午~6月13日(月)
  出走権付き宿泊枠(先着200名)、一般枠(インターネット先着9,200名)、一般枠(専用払込用紙による抽選500名)
◆エントリー方法 インターネットによる先着方式(一部専用払込用紙による抽選方式)


『おかやまマラソン 2016』
◆開催日 2016年11月13日(日)
◆種目 フル  6時間
◆募集人員   15,000人
◆参加費    10,000円
◆エントリー期間 4月21日(木)~5月23日(月)、6月下旬抽選結果発表
  昨年の倍率 1.5倍、ぺアエントリーあり
◆エントリー方法 インターネット又はコンビニ

えちご・くびき野100kmマラソンは、即エントリーするとして、フルマラソンをどうするか悩むところである。富山は、昨年出たので優先順位としては3番目くらい。先着順なので、昨年の評判が良かっただけに、あっという間に定員になってしまう可能性がある。優先順位1番は、金沢マラソン。2位におかやまマラソンである。どちらも未出場であり、それぞれ評判もいい。とりあえず、どちらも申し込んで抽選結果待ちにしておけば、一つくらいは当選するのではと淡い期待をしている。