とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2018朝鮮岩~丸子富士~満観峰~高草山トレイル&ラン

2018-12-25 18:44:29 | マラソン
浜石岳忘年トレイル&ランの翌日、前泊した駿河健康ランドから安部川駅まで向かう。この日は、参加したメンバーのうちの数名が付き合ってくれることになり、丸子と焼津の山々をトレランで縦走することになった。

9:22。安倍川駅をスタートして、朝鮮岩の登り口方面に向かう。この日は、曇りくらいで雨は大丈夫かと思っていたが、最初から小雨模様だ。


住宅地を抜け丸子川沿いをしばらく走る。


登山口に入ると、いきなりの急登だ。


竹林の中を進む。


樹林帯を抜けると展望が開け、静岡市内が一望できる場所まで来た。もう着いたかと思ったが、朝鮮岩まではもうひと頑張りだという。


10:10。朝鮮岩320mに到着する。ガスってはいるが、用宗漁港が良く見える。晴れていれば、富士山、伊豆半島、駿河湾などが一望できる絶景ポイントだという。しかも、夜なら静岡市内や焼津市内の夜景が素晴らしいとの事で、夜景マニアには有名な場所だという。ただ、夜登るにはちょっと一苦労の場所である。


朝鮮岩の標識を入れて記念撮影。なんで朝鮮岩と呼ばれているのか気になって調べたら、元々は晁西岩(ちょうせいいわ)と呼ばれていたのが、ちょうせい→ちょうせんとナマって、朝鮮岩になったということらしい。朝鮮とは全く関係なかったようだ。


朝鮮岩からさらに急登を登っていくと尾根道と巻道の分岐があり、尾根道をたどれば丸子富士だ。迷わず丸子富士めざし尾根道を進む。10:56。丸子富士450mに到着する。山頂からの展望はなく、丸子富士という標識もない。あるのは、「金光山蔵王権現」と刻まれた石碑のみだ。富士という名前が付いていることに期待して登ったのだが、巻道を経由して満観峰に行ってしまう人も多く、静かな山頂だった。


11:19。満観峰470mに到着する。山頂は、弁当を食べたり休憩できたりする見晴らしの良い広場が整備されていて、やはりこの辺りの山では最高の絶景ポイントだ。浜石岳から眺めた富士山の景色も素晴らしいが、満観峰からの富士山も天気さえよければ優劣つけがたい景色だったろうと思うとこの日の天気は残念だった。


しかし、雨上がりで山々に雲海がかかっているのも悪くはない。お腹もすいてきたので、広場のベンチに腰かけて20分ほど昼食休憩する。


満観峰から鞍掛峠に下る途中には、まだまだ素晴らしい紅葉が残っていた。


11:58。鞍掛峠の分岐から高草山へ登り返す。


12:29。高草山501mに到着する。山頂には高草山大権現が祀られている。高草山という名は、薪(たきぎ)としての芝の採れる山というところからきているという。


高草山からの眺めも素晴らしい。多くの登山者が訪れる山頂だというのもうなづける。


フェンスが後ろにあって情緒がないが、一応高草山の標識前で記念撮影。この標識は502.9mと記載されているが、2014年に501mに公式に改訂されている。


高草山からは、焼津市内を見下ろしながら下っていく。


車道に出るとイルミネーションの準備が施された場所に出た。これは、高草山の山腹と東益津小学校グランドにクリスマスイブの夜にだけ出現する「一夜限りのクリスマスイルミネーション」の仕掛けらしい。この日は23日だったので、翌日の夜はこのイルミネーションが点灯されたはずだ。どんなイルミネーションだったのか気になる。


前方に小山のように盛り上がった茶畑が見えてきた。


山の形に沿って美しく刈り取られた茶畑は芸術的だ。この辺りは古墳が多いというから、これも古墳だったのだろうか?


茶畑の脇から、沢沿いのコースに入る。焼津駅まで行くには最短のコースだ。またもや竹林の中を下っていく。この辺りも台風の被害なのか、倒れている竹が数多く見られた。


13:19。林叟院に到着する。開創は室町時代後期の1471年というから、かなり由緒のあるお寺だ。


焼津の平野部まで下りると、あとはひたすら焼津駅目指して走る。13:58。焼津駅が見えてきた。


14:02。焼津駅の中を通り抜け、南口まで出るとゴールの“エキチカ温泉・くろしお”だ。


1時間ほどで風呂から出ると、駅前の居酒屋で打ち上げをして解散する。今年のラン友たちとのイベントもこれで最後だ。ほどよく走って歌って飲んで食べて楽しい二日間だった。

参考1.今回のコースマップ


参考2.今回の高低図(走行距離13.3キロ)

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