とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2019秋・京都一周トレイル:2日目伏見稲荷~蹴上

2019-12-04 22:54:02 | マラソン
7:20。四条河原町のホテルを出発する。


四条大橋を渡り、祇園四条駅まで向かう。




伏見稲荷駅で下車すると、そこから昨年終わったコースからの続きとなる。


まずは伏見稲荷大社の鳥居をくぐり本殿方向に向かう。


参道では朝早くから屋台が出て店開きの準備を始めている。


楼門から本殿に入り参拝していく。


伏見稲荷と言えば、まずは千本鳥居だ。


まだ朝早いので、観光客も少なく、我々だけの写真を撮ることが出来た。


四ツ辻から京都トレイルのコースに入っていく。


伏見稲荷大社の敷地の外れ辺りから、真っ赤なモミジの紅葉が見えてきた。まさに紅葉真っ盛りだ。




泉涌寺前を通ると、入り口近くに楊貴妃観音堂が見えた。ここにある楊貴妃観音像は1255年に中国から渡来したもので、玄宗皇帝が亡き楊貴妃を偲んで造らせたと伝えられる美しい木像で、重要文化財に指定されているという。大変美しい姿をされた観音様で、楊貴妃の美にあやかろうと多くの女性が参拝に訪れるというが、時間の関係上場所を確認したのみで先に進んだ。


その後は山を下り、街中まで下りる。


再び山の中に入り、しばらくはトレイルコースを走る。


東山山頂公園からは、京都タワーなどがしっかり見えた。


東山山頂公園からしばらく行くと青蓮院門跡がある。ここには、直径約20メートル、高さ約2メートルの円墳型の将軍塚がある。「平和な都を作る」という願いを込めて、将軍の像を作り、その像をこの地に埋めて、塚を作ったので、それが「将軍塚」と呼ばれる由縁だ。


青蓮院門跡の中も見事な紅葉が見られる。


青蓮院門跡の一番の見どころは、護摩祈祷を行うお堂として再建された大護摩堂「将軍塚青龍殿」だ。そして外にある清水の舞台の約5倍、延べ面積1,046平方メートル!という、圧巻の大舞台である。八坂神社のほぼ真東にあり、標高約216メートル。遥かに見える比叡山は向かって左に大比叡が、右に小比叡が見える。銀閣寺、浄土寺、果ては大阪まで見渡すことも可能。さらに西の展望台へと移動すれば、そこは五山の送り火がすべて見渡せる名所であり、これからの京都の新しい観光スポットとして人気になりそうな場所だった。大舞台に立ってみるととにかく広いのがよくわかる。




京都の景色を入れて記念撮影だ。




また、この境内には、中根金作氏作庭の枯山水式庭園があり、素晴らしい庭園だった。この時期は紅葉だが、春夏秋冬それぞれにおいて様々な色の花が咲き楽しめるという事だった。






将軍塚青龍殿の下を通ると、大舞台の大きさがよくわかる。


尊勝院まで下ってくる。尊勝院は、青蓮院とゆかりの深い天台宗のお寺だ。御本尊は、「おみくじ」の祖として知られる元三大師像である。


尊勝院の境内にあった黄葉の樹木。カツラの木だろうか?


その後、粟田神社の脇を通って市街地にいったん出てから蹴上方面に進む。


「2019秋・京都一周トレイル:2日目蹴上~銀閣寺」に続く。

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