今日は、朝から上天気だ。6時に朝食を済ませ、7時前には宿を出ることができた。宿から4キロ程歩くと8番札所の熊谷寺だ。立派な山門がどんと構えていた。
境内に入ると、見事な塔が建っていてお経がスピーカーから流れていた。
熊谷寺から2.4キロで9番札所の法輪寺に到着する。
法輪寺から10番札所の切幡寺までは3.8キロだが、ちょっときつい上り坂になっていく。途中の茶店で、これから大変だから休んでいったらといわれたが、大して疲れてもいなかったのでそのまま坂道を上がって行くと、山門に出た。
ただ、山門から本堂までは、333段の石段を登っていくことになる。
本堂前の境内には、桃の花が咲いていて、大塔(二重の塔)を入れるといい感じだ。
本堂、太子堂で礼拝した後、さらに石段を登って国宝の大塔まで行く。
切幡寺からもと来た道を戻り、11番札所の藤井寺に向かって歩き出す。歩いて行く途中には、お遍路さん用の休憩所が至る所にある。
11時近くになったが、朝早かったのでお腹がぐぐっとすいてきた。ちょうど近くにあったうどん屋で昼食とした。ちょうどそのころ、神戸のイノさんから電話があり、これから会いに来てくれるというので、うどん屋で落ち合うことになった。うどん屋から8キロ程、イノさんと一緒に歩く。わざわざ神戸から駆け付けてくれて、本当にありがたい人だ。以後、イノさんがカメラマンでいろいろ撮ってもらう。
こんな感じで、橋を歩く。
吉野川を渡る。きれいな水の流れだ(写真を見て、気がついた。橋の上で杖を突いてしまっていたようだ。橋の上では杖を突いてはいけない事になっていたのでまずかった。弘法大師様、申し訳ありません)。
11番札所の藤井寺山門に到着する。山門前では、必ず礼をして合掌だ。
境内に入ると、まず手水を使って身を清める。
イノさんと記念撮影。
本堂前で灯明と線香をあげる。
納札を納め、賽銭をあげる。
合掌のあと読経だ。以後、太子堂でも同じ作法だ。
納経が終わり、今日の予定はすべて終了だ。そのまま宿に向かい、荷を下ろす。時間はまだ午後2時で、余裕がありすぎる。本来なら、そのまま宿に着いて終わりだったが、イノさんが車で、いいところに連れていってくれるとのことで、イノさんが車をとりに行って戻るまで宿で待った。
最初に連れていってもらったのが,土柱(どちゅう)だ。この「阿波の土柱」は千帽子山・高歩頂山・円山にまたがる日本随一の奇勝で、風雨の侵蝕で削り取られてできた切り立つ断崖が連続している。天然記念物に指定され、ヨーロッパのチロル地方やアメリカのロッキー山脈の土柱と並び世界三大土柱の一つだという。
地球ではなく、まるで火星とか未知の惑星に来たような景観だ。
次に向かったのが、美馬市脇町の「うだつの街並み」だ。400mにわたって連なる家並みには、ありし日の豪商たちが隆盛を顕示した「うだつ」がそびえ、見事な景観だった。
「うだつ」とは隣家との境界に取り付けられた土造りの防火壁のことで、これを造るには相当の費用がかかったため、裕福な家しか設けることができなかったという。 すなわち「うだつが上がる」ということは富の象徴であるということだ。
その後、イノさんに宿まで送ってもらい、予定外の観光ができ空き時間を十分楽しむことができた。イノさん、お世話になりました。
今日の歩行距離:観光含んで22キロ(通算42.4キロ)
明日の予定:12番札所まで。
境内に入ると、見事な塔が建っていてお経がスピーカーから流れていた。
熊谷寺から2.4キロで9番札所の法輪寺に到着する。
法輪寺から10番札所の切幡寺までは3.8キロだが、ちょっときつい上り坂になっていく。途中の茶店で、これから大変だから休んでいったらといわれたが、大して疲れてもいなかったのでそのまま坂道を上がって行くと、山門に出た。
ただ、山門から本堂までは、333段の石段を登っていくことになる。
本堂前の境内には、桃の花が咲いていて、大塔(二重の塔)を入れるといい感じだ。
本堂、太子堂で礼拝した後、さらに石段を登って国宝の大塔まで行く。
切幡寺からもと来た道を戻り、11番札所の藤井寺に向かって歩き出す。歩いて行く途中には、お遍路さん用の休憩所が至る所にある。
11時近くになったが、朝早かったのでお腹がぐぐっとすいてきた。ちょうど近くにあったうどん屋で昼食とした。ちょうどそのころ、神戸のイノさんから電話があり、これから会いに来てくれるというので、うどん屋で落ち合うことになった。うどん屋から8キロ程、イノさんと一緒に歩く。わざわざ神戸から駆け付けてくれて、本当にありがたい人だ。以後、イノさんがカメラマンでいろいろ撮ってもらう。
こんな感じで、橋を歩く。
吉野川を渡る。きれいな水の流れだ(写真を見て、気がついた。橋の上で杖を突いてしまっていたようだ。橋の上では杖を突いてはいけない事になっていたのでまずかった。弘法大師様、申し訳ありません)。
11番札所の藤井寺山門に到着する。山門前では、必ず礼をして合掌だ。
境内に入ると、まず手水を使って身を清める。
イノさんと記念撮影。
本堂前で灯明と線香をあげる。
納札を納め、賽銭をあげる。
合掌のあと読経だ。以後、太子堂でも同じ作法だ。
納経が終わり、今日の予定はすべて終了だ。そのまま宿に向かい、荷を下ろす。時間はまだ午後2時で、余裕がありすぎる。本来なら、そのまま宿に着いて終わりだったが、イノさんが車で、いいところに連れていってくれるとのことで、イノさんが車をとりに行って戻るまで宿で待った。
最初に連れていってもらったのが,土柱(どちゅう)だ。この「阿波の土柱」は千帽子山・高歩頂山・円山にまたがる日本随一の奇勝で、風雨の侵蝕で削り取られてできた切り立つ断崖が連続している。天然記念物に指定され、ヨーロッパのチロル地方やアメリカのロッキー山脈の土柱と並び世界三大土柱の一つだという。
地球ではなく、まるで火星とか未知の惑星に来たような景観だ。
次に向かったのが、美馬市脇町の「うだつの街並み」だ。400mにわたって連なる家並みには、ありし日の豪商たちが隆盛を顕示した「うだつ」がそびえ、見事な景観だった。
「うだつ」とは隣家との境界に取り付けられた土造りの防火壁のことで、これを造るには相当の費用がかかったため、裕福な家しか設けることができなかったという。 すなわち「うだつが上がる」ということは富の象徴であるということだ。
その後、イノさんに宿まで送ってもらい、予定外の観光ができ空き時間を十分楽しむことができた。イノさん、お世話になりました。
今日の歩行距離:観光含んで22キロ(通算42.4キロ)
明日の予定:12番札所まで。
浜松のころはブログは日替わり直前でしたが流石修行中は行動が早いのか更新も早いですね。
まだまだ先は」長いのであせらずゆっくりと修行に励んで下さい。
すごく リアルに感じます (現実の事だから当たり前ですが)
神戸から駆けつけて 四国の名所までご案内していただけるって すばらしい方ですね
とっちーさんのご人徳もおありなのでしょうが 有難い事でしたね。
ついでに私も面白い景色を見せていただいたし・・・
お遍路って ただお参りするのかと思っていたら
読経もなさるのですね、
知らなかった・・恥ずかし~・・・
それも なにやら難しげな
「般若心経」
て とっちーさん お経を唱える事 お出来になってたのですか?
仏教用語?の読み方などは きっととっちーさんなら 簡単でしょうが イントネーションとか なにやら記号?見たいなのがあって 困ったりなさいません?
お遍路全部でお経を唱えてたら 結願の頃には もう すらすら諳んじることも おできになるでしょうね・・
とっちーさん やっぱり 凄い。
神戸の方は、いろんな事を良く知っていて、よく気がつく人です。ありがたいですね。
お遍路は、読経するのが一番大事なんですよ。
とはいえ、「般若心経」を何度も唱えていますが、まったく意味が分かっていません。
振り仮名が振ってあるから読めるけど、もっと意味を知っておかねばとこのところ思っています。
お経は、暗誦することがいいわけではなく、経本の文字をしっかり見ながら唱えることが大切だと言われています。
文字を一つ一つ見ながら唱えて行くことで、その意味が分かってくるのだと言われました。
やはり漢字の意味を調べておかないといけませんね。