とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2022富山マラソンツアー:1日目新湊大橋周辺観光

2022-11-08 22:46:42 | 観光
2015年の第1回富山マラソンに参加して以来、7年ぶりに参加する事になった。今回も前日から出発して、翌日マラソンを走り、もう1泊して周辺を観光して帰る予定だ。

1日目は、早朝から出発して東海北陸自動車道を走る。初日から天気は快晴で、高速道路から見る山並みはどこもかしこも紅葉だらけで素晴らしかった。途中で休憩に寄った、ひるがの高原SAからみた大日岳と麓の紅葉。


さて、富山には昼前に着き、娘夫婦と合流後、射水市の新湊きっときと市場でランチを済ます。新湊きっときと市場の隣は、海王丸パークだ。海王丸パークでは、海王丸という商船学校の練習船として誕生した帆船が係留されている。昭和5年2月14日に進水して以来、59年余の間に106万海里(地球約50周)を航海し、11,190名もの海の若人を育てた船だ。海の貴婦人と呼ばれる海王丸を現役中の姿そのままで公開しているのだ。ただ、通常は海王丸に帆が張られることはなく、特別な日にしか張られないそうだ。


そして、反対側に目を向けると、大きな橋が見える。新湊大橋と呼ばれ、翌日のマラソンのコースの一部となる。通常は自動車専用道だが、マラソン当日だけ車両が通行止めとなり、ランナーのみが通行できるようになる。


ちょうど、海王丸パークの桟橋から観光船が出るというので、早速乗ってみる事にした。遊覧コースは、内川遊覧&12の橋巡りとの事で、約50分で戻ってくるという。まずは、日本海側最大級の斜張橋「新湊大橋」の下を通過していく。


ウミネコが飛び交う中、工場地帯の景色を見ながら、内川に入っていく。


内川は、富山新港から東西約3420メートルを結ぶ運河で、海から海へとつながる珍しい川だ。ちょうど、万葉線の電車が前を通過して行った。遊覧船は、高架の下をすり抜けていく。


川べりには民家が立ち並び、川の両岸に漁船が連なって繋留されている風景は、どこか懐かしさを感じさせ、「日本のベニス」と称されているそうだ。


内川は、古くから地域住民の生活と深く関わりをもった川として、親しまれてきているという。


東橋。全国でも珍しい屋根付きの歩行者専用の橋。夜になると橋の両側の休憩所に明かりが灯り、大きな提灯となって浮かび上がる。まさに、「渡るだけではなく、立ち止まり、時を過ごす憩いの橋」。スペイン人のセザール・ポルテラ氏の設計


山王橋。半円形のバルコニー風のアプローチに、手をかたどった大理石の彫刻4基を設置。製作は、郷土出身の彫刻家竹田光幸(たけだ・みつゆき)氏


他にもいくつもの個性的な橋を見ながら、内川を進み、外海の富山湾に出た。遊覧船の周りには、観光客が播く餌を求めてウミネコが飛び交っている。


再び海王丸のところまで戻り、遊覧船の旅が終わった。


観光はここまでとし、急いで富山駅前まで戻り、マラソンの受付を済ませ、宿に着いた。翌朝は、早起きしてマラソン本番だ。

「2022富山マラソンツアー:2日目マラソン本番」に続く。

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