とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

女子フィギュアフリー、浅田真央は記憶に残る演技

2014-02-24 22:22:25 | スポーツ
ついに、ソチオリンピックが終わってしまった。長いようで、あっという間の17日間だった。テレビ放送は、日本人選手がメダルを取ったの取らなかったので明け暮れた内容だったが、日本人選手がいろんな種目で活躍していたのは嬉しい事だった。

まず、しょっぱなからスノーボード男子ハーフパイプで十代の平野歩夢(あゆむ)選手が銀メダルとなり、中盤ではノルディックスキー男子ジャンプの葛西紀明選手41歳がメダル2個を獲得した。これは、冬季五輪史上日本人メダリストの最年長と最年少記録をそれぞれ塗り替えた記録だという。この結果、スノーボードをやってみたいという子供たちが一気に増えたというからオリンピック効果は大きい。そして、葛西選手の活躍で中高年でもまだまだやればできるんだという勇気を与えたことは間違いない。

また、スノーボード女子パラレル大回転での竹内智香選手の滑りは、カッコよかった。スノーボードというと、フリースタイルがほとんどだが、アルペンをやってみたいという人がもっと増えてもいい。メダルは取れなかったが、フリースタイルスキー女子モーグルの上村愛子選手の、やり切ったというすがすがしい笑顔も印象に残った。ノルディックスキージャンプ女子の高梨沙羅選手は、日本中の期待を一身に背負って可哀想なくらいだったが、第4位でも立派なものだ。まだ若いし、次のオリンピックでも間違いなく活躍してくれるだろう。

そして、女子フィギュアの浅田真央選手のフリーの演技は、今大会では一番の記憶に残るものになったと言えるだろう。前日の、ショートプログラムでまさかの16位という結果に日本中が溜息をした。過去には、世界選手権やGPシリーズで何度も優勝しているくらい、大舞台には慣れているはずなのに、オリンピックという舞台はまた違うものだろう。彼女は相当な重圧に押しつぶされていたのかもしれない。しかし、翌日のフリーでは、完全に吹っ切れたのか、8回連続トリプルジャンプという神がかり的な演技で、自己最高のフリーの得点をたたき出した。まさに、誰が見ても感動するほどの素晴らしいスケーティングだったといえる。彼女の滑り終えた後の涙とやり切ったという表情は、まさに金メダル級の記憶を我々に残してくれた。心から、彼女には感動をありがというという気持ちでいっぱいになった。

ただ、浅田選手がショートプログラムでシーズンベストと同等の点数を出していたとして、このフリーの点数を加えても3位だったというのは、今回のソチの女子フィギュアはかなりハイレベルの戦いだったというしかない。金メダルを取るということは、それだけ難しい事なのである。

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