とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2011 尾瀬・至仏山登山(後半)

2011-10-12 00:02:32 | 山登り
登山道を上り出すと、黄色や赤、緑が入り混じった景色がどんどん見えてくる。


まさに、尾瀬の紅葉は真っ盛りである。


しばらく進むと、目が眩むような鮮やかな色が飛び込んできた。まさに錦を広げたような素晴らしい紅葉だ。


明るい日射しに照らされて、空の青さに赤い葉が一際輝いて見える。


紅葉の中を、気持ちよく歩く。


開けたところで、振り返ってみると尾瀬ヶ原の草紅葉の様子ともう一つの百名山・燧ケ岳がどんと見える。


上を見ると、登山者が列を成しているのも見える。


もう一度下を見てみると、素晴らしい紅葉の一帯が見えた。その辺りだけは、まるでお花畑のようにきれいな色が広がっていた。


更に上を目指して進む。


やがて、中間地点に到着する。山の鼻から1時間半の場所だ。至仏山山頂までのほぼ中間の地点になり、山頂まではさらに1時間半ほどかかる。


至仏山への道は、木道もあるが、大きな岩がいくつもあり結構歩きにくい。この岩場は、這いつくばるようにして進む。


まだ、燧ケ岳も尾瀬ヶ原もよく見えている。


山頂間近になってきた。ただ、ガスが出てきて視界が悪くなってきた。至仏山は、午後になると霧が出やすいと注意書きにあったが、まさにそのとおりだ。


やっと、至仏山山頂2228mに到着する。山頂の人ごみはもの凄い。山頂写真を撮るのは、のそのそやってられない。手際よく、さっと写真を撮って移動する。


次から次へと登山者が来るのでゆっくりできない。しかたなく、次のピークで休むことにして先に進んだ。


次のピークは、小至仏山2162mである。こちらも、かなりの人ごみである。それでも至仏山よりは休む場所がある。空きスペースを見つけて、ペンションで用意してもらったおにぎり弁当を食べた。


ガスが懸かって視界がはっきりしないが、尖がった山は笠ヶ岳、右側に見える湖は、ならまた湖のようだ。


燧ケ岳方向にもガスがかかり、視界がいま一つだ。山の天気は変わりやすいものである。


小至仏山からは下るだけだ。しばらくは、ゆるやかな木道が続く。


オヤマ沢田代付近の木道。


この辺りも小さな湿原が広がっている。


オヤマ沢田代で携帯の電波が繋がり、ペンションに電話をして迎えをお願いする。ここからは1時間ほどで鳩待峠に着くはずである。あとは、ひたすら下山だ。




入山者計測カウンターを通り過ぎると、鳩待峠は目の前である。


鳩待峠に着いたのは午後2時くらいだ。駐車場に向かうと丁度お迎えの車が来ていた。シャトルバスに乗る人たちの行列を尻目に、マイクロバスに乗り込みペンションへ戻った。帰り際には、オーナーからお土産までいただき、近くの花咲の湯に寄って帰路についた。今回は、尾瀬の紅葉がメインだったが、いいペンションに泊まったこともあり気持ちいい山旅が出来た。また、ここのペンションを利用して山に登ってみたいとも思っている。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
紅葉 (kazukawa)
2011-10-12 22:55:07
いつも楽しいブログありがとうございます。

スーパーじいさんと登った飯豊山も紅葉していましたが数日後、つまり今頃が一番かなという感じでした。

至仏、燧ケ岳はまだ行ってませんが雰囲気はとっちーさんのブログでかんじることが出来ました。

次の機会にはご一緒できることをねがってます。

その時はよろしくお付き合いください。
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kazukawaさんへ (とっちー)
2011-10-13 00:17:05
飯豊山も楽しめたでしょうか?
東北方面の山々は、まったく未登頂なので
そちらの情報は、またいろいろ教えてくださいね。

尾瀬は、何度行ってもいいところです。
ミズバショウの時期もいいですし、
高山植物が咲き乱れる夏もいいですよ。
来年の計画に入れましょうかね。
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秋の尾瀬 (見切り)
2011-10-16 11:29:29
おおーーっ!
きれいな紅葉、黄葉・・

前編から読んで来ました。

下界はまだ秋の入り口ですが
秋の尾瀬 気持ちよさそうですね

秋色に染まった山道も良いいですが
尾瀬独特の景色も素敵です。

お疲れ様でした。
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見切りさんへ (とっちー)
2011-10-18 22:43:00
秋の訪れの早い北海道大雪山系では9月中旬
そして、東北、関東の高い山々と徐々に紅葉全線が南下してきますね。
北アルプスも紅葉のピークは終わりました。
これから11月くらいまでは、南の山々の紅葉が
楽しめるので、南の山に行くことにします。

それにしても、尾瀬は何度でも行きたくなる山でした。
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