昨年に引き続いて、京都トレイルの西北コースの続きを歩いてきた。1日目は、京都駅から周山までJRバスで移動し、周山からは京北ふるさとバスで、山国御陵前で下車。山陵橋から常照皇寺に向かって歩き出す。
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常照皇寺の入り口には桜の木があったが、まだ蕾も膨らんできていない。
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由緒ありそうな山門に向かって石段を進む。
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山門の前で記念撮影。
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杉の木がやたらと赤い。何なんだろうと、近くにいた職人に聞いてみると、お寺の屋根に葺くために皮をむいたあとが赤くなっているという。
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苔むした石段が歴史を感じさせてくれる。
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拝観料を払って、境内に入ると、国の天然記念物「九重桜」があった。残炎ながら、この桜もまだまだだ。
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御所より枝分けした「左近の桜」などの名木もあるが、4月中旬ごろが見頃だという。この辺りは京都でも標高が高く北の方なので、平地よりは桜の開花が遅いようだ。
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本堂の中に入り、庭を見ていく。常照皇寺は臨済宗天龍寺派の禅寺。北朝初代の光厳天皇が開き、南北朝の動乱という歴史の渦に巻き込まれ、ここに隠棲した。また天皇は周辺の自然を庭に見立て、寺の裏山を猿帰嶂、滝を白玉泉、山全体を万樹林と名付け、周囲の十勝を選ばれたという言い伝えがあり、今もこの景観をほとんど楽しむことができる。
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広間には大きな玉座があり、天皇が座ったのだろうか。
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一通り、寺の拝観を終え、山門前の石段でもう一度記念撮影。
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常照皇寺を出ると、京北コースの続きが始まり、井戸峠を越える。
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山道が終わると、しばらく舗装道路を歩く。
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道路の脇の田畑の境界には、害獣よけの柵が張り巡らされている。
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熊野神社御旅所の前を通る。御旅所とは、神社の祭礼で、祭神が巡幸するとき、仮に神輿(みこし)を鎮座しておく場所。
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民家の庭で見つけた巨大な足の指。
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廃校になった学校の庭にある大きなご神木。
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水車の前を通る。
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石積みの橋を渡る。
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橋の先にある広い敷地は山中城跡だ。平安時代末期の平地に築かれた楕円形の珍しい城だったという。
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広い通りにあるパン屋さんで、翌日の昼食用にパンを購入する。
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京北病院の横から小高い丘に登ると、この日の宿となる“あうる京北(京都府立ゼミナールハウス)”の入り口が見えてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/6e/ec3fc7c873fed01e4c56a7bc7743bcf4.jpg)
あうる京北が1日目のゴールだ。歩行距離7.8キロ、歩行時間3時間の短いウォークだった。
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この日の宿泊者は、小学生の団体と我々の2団体だけだった。食堂で夕食を済ます。
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翌日は、天気が悪くなる予報のため、何とかカッパを着ないですむことを祈りながら眠りについた。
参考1.1日目の高低図&コースタイム
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参考2.1日目のコースマップ
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「2022京都トレイル第2回京北コース:2日目」に続く。
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常照皇寺の入り口には桜の木があったが、まだ蕾も膨らんできていない。
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由緒ありそうな山門に向かって石段を進む。
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山門の前で記念撮影。
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杉の木がやたらと赤い。何なんだろうと、近くにいた職人に聞いてみると、お寺の屋根に葺くために皮をむいたあとが赤くなっているという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/21/70dd8f9f1bfcb49dc8d1b4bd3cc7bd3a.jpg)
苔むした石段が歴史を感じさせてくれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/02/23e7a7786d3762aafdd5979275896281.jpg)
拝観料を払って、境内に入ると、国の天然記念物「九重桜」があった。残炎ながら、この桜もまだまだだ。
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御所より枝分けした「左近の桜」などの名木もあるが、4月中旬ごろが見頃だという。この辺りは京都でも標高が高く北の方なので、平地よりは桜の開花が遅いようだ。
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本堂の中に入り、庭を見ていく。常照皇寺は臨済宗天龍寺派の禅寺。北朝初代の光厳天皇が開き、南北朝の動乱という歴史の渦に巻き込まれ、ここに隠棲した。また天皇は周辺の自然を庭に見立て、寺の裏山を猿帰嶂、滝を白玉泉、山全体を万樹林と名付け、周囲の十勝を選ばれたという言い伝えがあり、今もこの景観をほとんど楽しむことができる。
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広間には大きな玉座があり、天皇が座ったのだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/8a/8327e23a848d1417a593513f8401e2d2.jpg)
一通り、寺の拝観を終え、山門前の石段でもう一度記念撮影。
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常照皇寺を出ると、京北コースの続きが始まり、井戸峠を越える。
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山道が終わると、しばらく舗装道路を歩く。
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道路の脇の田畑の境界には、害獣よけの柵が張り巡らされている。
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熊野神社御旅所の前を通る。御旅所とは、神社の祭礼で、祭神が巡幸するとき、仮に神輿(みこし)を鎮座しておく場所。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/d4/3ee73b9f5a92cbdb754c3fbca0f5e264.jpg)
民家の庭で見つけた巨大な足の指。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/4c/baa8daf611f3521d5d28ef9b4b2dd830.jpg)
廃校になった学校の庭にある大きなご神木。
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水車の前を通る。
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石積みの橋を渡る。
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橋の先にある広い敷地は山中城跡だ。平安時代末期の平地に築かれた楕円形の珍しい城だったという。
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広い通りにあるパン屋さんで、翌日の昼食用にパンを購入する。
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京北病院の横から小高い丘に登ると、この日の宿となる“あうる京北(京都府立ゼミナールハウス)”の入り口が見えてきた。
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あうる京北が1日目のゴールだ。歩行距離7.8キロ、歩行時間3時間の短いウォークだった。
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この日の宿泊者は、小学生の団体と我々の2団体だけだった。食堂で夕食を済ます。
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翌日は、天気が悪くなる予報のため、何とかカッパを着ないですむことを祈りながら眠りについた。
参考1.1日目の高低図&コースタイム
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/22/c3758cb46f7bd31375056d92f2ae860b.jpg)
参考2.1日目のコースマップ
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「2022京都トレイル第2回京北コース:2日目」に続く。