とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2022東北紅葉登山ツアー:3日目泉ヶ岳登山

2022-09-28 19:03:54 | 山登り
3日目は朝から快晴だ。絶好の登山日和となり、泉ヶ岳の登山口に朝から向かう。泉ヶ岳は、仙台市の北西20km、船形連峰の東端に位置する古い火山である。市内のほとんどから仰ぎ見ることのできるこの山は、仙台市民に最も親しまれている山だ。山麓には、少年の家や野外活動センター、そしてスキー場などの施設が整っていてリフトも通年運転している。最近はパラグライダーを楽しむ人も多く、四季を通じて訪れる人の多い山だという。

登山口の泉ヶ岳大駐車場に到着する。既に多くの車が止まっており、登山者が多そうだった。


早速支度をして、水神コース入り口に向かう。


水神コースは道も広く、緩やかな登山道で歩きやすい。


コース名の由来となった水神様の石碑に到着する。


この先から、岩場が多くなり、やや傾斜がきつくなってきた。


大岩の前を通過。


さいの河原には、お地蔵様が祀られている。




さいの河原というだけあって、岩がゴロゴロしている。岩を積み上げたケルンもある。


展望が開けた場所に出た。


山頂まではあと僅かだが、展望がいいので休憩している人も多い。


5分ほどで泉ヶ岳1172mの山頂に到着する。日本三百名山の山だ。


空を見上げると、秋の鱗雲の下にパラグライダーが飛んでいるのが見える。


おりしも、この日は泉ヶ岳トレイルランレースの開催日に当たり、トップグループの選手が山頂を続々と通過して行った。


山頂で少し休憩をしたのち、我々はカモシカコースで下山をしていく。


カモシカコースは、岩がゴロゴロしていて急傾斜の道だ。


このコースは、トレイルランのコースになっていて後続のランナーが続々と上がってきていた。息をハーハーゼーゼー言いながら選手たちが上がってくる。選手たちに声をかけながら、我々は下っていく。


岡沼への分岐でトレランコースとは別れ、静かなコースに入っていく。リンドウが咲き乱れ、ススキが風になびいている。


岡沼の横を通過する。この沼は、水が干上がっている。


ススキの間を通り抜ける。


白樺林も美しい。


兎平には、泉ヶ岳のコースマップがある。


振り返ると、なだらかな泉ヶ岳の全体像が良く見える。


兎平から先に進むとスキー場のゲレンデだ。


パラグライダーが、今まさに飛び出して行った。


見上げると、パラグライダーが優雅に飛び回っている。


パラグライダーを見ながら、ゲレンデをグングン下っていく。


13時半頃、無事下山し、帰り道の途中にあった「明日の湯」の温泉に入ってから帰路についた。今回は、紅葉にはやや早かったこともあり、焼石岳は登れなかったが、三百名山の泉ヶ岳に登れた事は良かった。また来年の宿題にすることにしよう。

参考1.泉ヶ岳の高低図&コースタイム


参考2.泉ヶ岳のコースマップ