とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2022赤兎山

2022-09-19 09:07:41 | 山登り
先週末、台風14号の接近で予定していた奈良県の山を中止して、まだ影響が少ない福井県の山に登ってきた。石川県と福井県にまたがる赤兎山だ。まだ一度も行った事がなく、初めて聞いた山だったが、山友のNさんから紹介され、行ってみる事にした。

前日の夕方自宅を出て、道の駅「恐竜渓谷かつやま」で車中泊する。明け方、きれいな朝焼けだった。こんな朝焼けが見られると、やはり午後からは天気が悪化することが予想された。


6時に道の駅を出て、赤兎山の登山口に向かう。登山口に向かう林道の入り口にはゲートがあり、開放されるのは7時からなので、開放されるまでには、かなり時間が早く着いてしまった。ところが、管理人の方が思ったより早く来てくれて、6時半くらいにはゲートを開放してくれ無事通過することが出来た。一人当たり400円の通行料が必要だ。


30分くらいで登山口の駐車場に着く。登山口には一番乗りで、我々グループの車2台だけだった。トイレと水場があり、きれいに管理されている。


登山口には、赤兎山・大長山登山道案内図が建っている。


舗装された林道を歩き、登山口に向かう。


5分ほどで、登山口に到着だ。


集合写真を撮って出発する。


40分ほどで小原峠に到着する。もう一つの山、大長山への分岐でもある。我々は、赤兎山方面に向かう。


小さな池の横を通過。モリアオガエルでも生息しているのだろうか?


木立の間から形のいい山が見えてきた。大長山だ。


大船分岐に到着する。赤兎山までは450mとあり、もうすぐだ。この分岐からは経ヶ岳にも行けるらしい。


ほどなく赤兎山1628m山頂に到着する。山頂からは、白山の展望が素晴らしいそうだが、白山の山並みには雲が低く垂れこめ、全貌までは良く見えなかった。


方向を転ずれば、経ヶ岳や荒島岳も見える。


また、大長山もよく見える。


ふつうは、山頂まで行けば終わりなのだが、ここは、その先にある避難小屋までの道がウリのようだ。我々も、さらに先にある避難小屋まで行くことにする。なだらかな笹原の道の先に赤い屋根の避難小屋が見える。


木道を進んで行くと、赤兎平には福井県唯一の高層湿原である赤池がある。シーズンともなればニッコウキスゲやコバイケイソウ、モウセンゴケなどが咲き乱れ、この辺りでは人気の山だという。


赤池を過ぎると、赤池避難小屋が目の前に見えてきた。


避難小屋は、10人程度は収容でき、トイレも完備している。


避難小屋の様子を確認してから、赤兎山方面に戻る事にした。赤兎山の山名の由来は、兎のようななだらかな山容だとされているが、「赤」については特に意味はないという。


11時前には、登山口まで無事下山。我々が登り始めた時は、登山者は少ないだろうと思っていたのだが、下山中に多くの登山者とすれ違う。みんな台風来襲前に手ごろな山に登っておこうと上がってきたようだ。


駐車場も朝と比べるとかなり埋まっていてビックリする。


お昼前なので、近くの勝山温泉センター水芭蕉で入浴と昼食を済ませる。そして、折角福井県の勝山まで来たので、福井県立恐竜博物館に寄っていくことにした。


恐竜博物館はかなり混んでいたが、直前にネットで入館予約が出来たので、すんなり入館できた。地下に向かうエスカレーターでドームの最深部に下りていく。


最深部に着くと、最強の恐竜と呼ばれるティラノサウルスがお迎えしてくれる。動きもあり、小さな子供は、怖がってしまうくらいだ。


巨大な首長竜。


恐竜の住む世界をイメージした展示。


いろんな恐竜の骨格が展示されている。


一通り見てから、出口にいる恐竜博士と共に記念写真だ。


この日は、雨に降られることもなく、無事登山と観光を楽しみ帰路につくことが出来た。

参考1.赤兎山の高低図&コースタイム


参考2.赤兎山のコースマップ