とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2021九重山・祖母山登山ツアー:3日目

2021-06-17 21:14:00 | 山登り
祖母山は、当初、宮崎県側の北谷登山口から登る予定でいたのだが、いろんな情報を調べていたら登山口に向かう道路が通行止めになっている事がわかり、急遽、大分県側の神原(こうばる)登山口から登る事になった。

休暇村南阿蘇から神原登山口までは、車で1時間ほどと、北谷登山口とも同じくらいで、取り立てて問題はない。残念ながら朝から雨だったが、ナビに従って登山口に着いた。1合目駐車場は、舗装されており、トイレも併設されたきれいな駐車場だ。既に数台の車が止まっており、我々も雨具を着て出発する。


登山口には、入山者カウンターがあり、手動で人数を入力する。


トレッキングコースの看板を見ると、渓谷の両側にコースがあるのがわかる。


まずは、渓谷沿いのコースで行くことにした。


渓谷沿いにはいくつも滝があり、見ごたえのある渓流が続いている。




木馬道の跡辺りで、沢を渡渉する。


岩と岩の間に架けられた丸太橋は、なかなかスリルがある。慎重に一人ずつ渡る。


その後も、大岩の間を通り抜け、反対側の岸に着くと、5合目避難小屋がある。


5合目避難小屋からは、いよいよ本格的な登山道となる。


岩の隙間に咲いていたタツナミソウ。「立浪草」の意で、花が咲くようすが、泡立って寄せてくる波を思わせるのでついたという。


延々と続く急登を上がって行くと、やっと国観峠(くにみとうげ)に着いた。広い平地となっており、一息つける。北谷登山口からの合流点でもある。


ベニバナサラサドウダンのトンネルの中に入っていく。


山頂までの道は、粘土質でやたらに滑りやすく、慎重に歩き、空がやっと見えてきたと思うと祖母山山頂1756mだった。


我々が着いたときには、誰もおらず、気兼ねなく山頂記念写真を撮る。


山頂周辺には、九重山ほどではないが、ミヤマキリシマが咲いていた。


山頂で、昼食とするつもりだったが、虫があまりにも多くて、閉口する。しかたなく9合目避難小屋迄下りて、そこで昼食休憩とした。

あとは元来た道を戻り、5合目避難小屋まで一気に下る。


5合目避難小屋からは、渓谷沿いのもう一つのルートで下山して行く。雨に濡れた木道は、結構滑りやすい。


14:30頃、全員無事下山する。あとは、1時間半ほどかけて熊本空港までむかい、帰路についた。今回の登山ツアーは、晴れた日がなく、ずっと曇りか雨という梅雨満喫の登山だったが、さほど大雨に降られることはなく、ほぼ予定通りの登山が出来たのは幸いだった。

参考1.3日目のコースマップ


参考2.3日目の高低図&コースタイム