とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2021九重山・祖母山登山ツアー:1日目

2021-06-15 23:19:40 | 山登り
6年ぶりに九州の百名山、九重山と祖母山に行くことになった。特に九重山と言えば、ミヤマキリシマの大群落で知られている山だ。今回も、ミヤマキリシマを見たくてこの時期に行くことになった。

朝一番の飛行機で熊本空港に到着して、九重山の登山口の一つである牧ノ戸峠に向かう。牧ノ戸峠の駐車場に着いたのは12時過ぎだった。九州は、ちょうど梅雨のまっさ中で、今回の山行の間は、ずっと雨模様の予報になっている。例年であれば、ミヤマキリシマの時期は、駐車場が満車になってしまうというが、コロナ禍により、空きスペースが目立つ。


私以外は、全員初めての九重山で、ミヤマキリシマの群落を見るのを楽しみにしていた。


牧ノ戸峠から、しばらくは舗装された道を進む。


まず、最初のピーク、沓掛山が見えてきた。所々にピンクのミヤマキリシマが見える。


標高が上がるにしたがって、斜面全体にミヤマキリシマが咲いているのが良く見える。


辺り一面がピンクと緑で覆われている。みんなこんな景色は見た事がないとビックリしている。




扇ヶ鼻と久住山の分岐に到着する。


さらにミヤマキリシマの群落が目立ってきた。


星生山へと続く登山道に入る。風が強くなり、帽子が飛ばされそうだ。


星生山周辺のミヤマキリシマの群落は、思っていた以上に素晴らしい。平治岳とか大船山が凄いと聞いていたが、星生山も見どころ一杯だ。これで天気が良ければ、最高だったが、梅雨時なので、十分満足だ。


星生山山頂迄あと少し。


星生山1762mに到着する。残念ながら、ガスで一面真白となり、展望が効かなくなっていた。


しばらくするとガスが晴れ、硫黄山の荒々しい景色が見えてきた。


下山時に通過予定の西千里浜も見えた。


星生山から久住分かれ方面に下る。


星生山は、キツイ登りだったが、下りも同様にキツイ。




大きな岩や小さな岩の塊の中を下る。


久住分かれの避難小屋とトイレが見えてきた。


避難小屋から少し上ると久住分かれだ。


久住分かれから法華院山荘へ向けて、さらに岩場を下る。黄色のペンキがやけに目立つ。


北千里浜が見えてきた。


硫黄山の荒々しい景色をバックに記念撮影。


北千里浜からさらに下っていくと、この日の宿である法華院温泉山荘が見えてきた。


標高1300mの坊ガツルという場所に位置するこの山荘は、九州最高所の秘湯と知られている。温泉に入ってからの夕食は、登山の疲れを癒してくれる。2日目は、九重山の主峰・久住山と最高峰・中岳などを登って下山する予定だ。

参考1.1日目のコースマップ


参考2.1日目の高低図&コースタイム


「2021九重山・祖母山登山ツアー:2日目」に続く。