とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2019南伊豆みちくさウルトラマラソンツアー:2日目マラソン後半

2019-11-20 22:16:34 | マラソン
次のエイドで見たグロテスクな物が乗っかった容器。エイドの人は、カメノテだと言う。あの亀の手?(足?)がエイドに出ているのかと最初は思ってしまった。こんなにもたくさんあるという事は、何匹もの亀を殺したのだろうか。それを思うと、これを食べるなんてとてもできないなあとも思った。しかし、よく聞いてみると本物の亀の手ではなく「カメノテ」と呼ばれるエビやカニに近い甲殻類の仲間だという。見た目からは想像できない美味しさだと珍重され、近年非常に高価で取引されているらしい。特にカメノテで取った出汁は美味しく、その出汁で作った味噌汁もエイドに出されていた。


32.5キロのエイドでは、毎度おなじみの「いのししエイド」が開設されていた。温かい猪汁やところてん等が出されていた。


36.1キロのエイドは、オーガニックスープが目玉だ。かぼちゃスープや玄米がゆが温かくて美味しい。挽きたてのコーヒーも美味しかった。


他にも梅干しや漬物もあり、玄米がゆと一緒に食べる。


38.3キロのエイドでは、つきたてミカン餅とげんこつ飴。そして、新鮮なもぎたてミカン。




43.8キロのエイドを過ぎると、5キロ以上もある長い上り坂が始まる。いい加減嫌になったころ、49.2キロの長者ヶ原エイドにたどり着いた。上り坂が長かったので、ベンチに腰かけてお汁粉などを食べて少し休憩する。


ここのエイドは、いろんな種類の果物ジュースがある。甘夏、シソ、ヤマモモ等、他の大会では出そうもないジュースばかりだ。


金柑砂糖煮とか、なかなか食べる機会のないドラゴンフルーツもある。


長者ヶ原エイドから1.5キロほど下ると、またしてもエイドがあり、カボチャスープやみそ田楽を頂く。


次のエイドは、波勝崎までだ。波勝崎には、ニホンザルの餌付けで知られる観光施設「波勝崎苑」があるが、つい最近、経営難のため休園になったばかりだ。そのせいなのかわからないが、行く途中のコース上にもサルが出没していた。


13:40。56.5キロの波勝崎に到着する。ここで食べるとろろ汁は特に美味しい。


閑散とした駐車場には、多くのサルがうろついていた。


波勝崎から坂を駆け上がり峠に出ると、伊浜方面の景色が見えた。


上りもきつかったが、下りも膝に応えてキツクなってきた。


坂を下り切り、海岸までたどり着いた。


伊浜まで向かうこの海岸の景色も素晴らしい。


70キロのエイドを過ぎると、やっと平坦な道が続く。それまでは、上り坂が続くほとんど歩いていたが、やっと走れる環境になった。あまり頑張りすぎないでいたせいか、ゆっくりだが走る続けることが出来た。17時過ぎ、やっとライトに照らされた青野川公園が見えてきた。


17:06。無事ゴールする。最後まで、ヘッドランプを出さずにゴールで来たという事は、去年よりだいぶ早かったようだ。


その後、少し前にゴールしたMさんと一緒に宿に帰る。まだ帰っていない人が結構いるかと思いきや、みんな早くてほとんど宿に戻っていた。全員戻ったところで、夕食となった。エイドでいろいろ食べたはずだが、民宿の料理もいっぱい頂き、お腹もいっぱいになったところでお開きとした。


参考1.78キロのコースマップ


参考2.78キロの高低図


「2019南伊豆みちくさウルトラマラソンツアー:3日目龍宮窟観光」に続く。