とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2018年の山を振り返る

2018-12-31 08:27:21 | 山登り
 今年は、南アルプスの光岳で最後の百名山を完踏できたことが一番うれしい。また、山梨の秀麗富嶽十二景も全て踏破することもできた。他には、二度目以上の百名山として宮之浦岳、天城山、荒島岳、聖岳、槍ヶ岳、谷川岳、笠ヶ岳、浅間山にも行くことができ、名山は何度行ってもいいことを再認識させられた。花の百名山にも選定されている神津島の天上山、三重の藤原岳、佐渡の金北山は花の時期に行くと、めったに見られないような景観を楽しめる。そして、夏山と言ったらやはり北アルプス。ゴールデンルートの表銀座を初めて縦走したことが記憶に残る。八海山では、岩場の鎖を持っての上り下りがスリル満載で面白かった。

1.1月 伊豆諸島神津島:天上山572m(東京都)
 伊豆諸島の神津島と式根島のトレッキングに出かけ、神津島では花の百名山の一つに数えられる天上山に登る。季節柄花はなかったが、山頂近くにある表砂漠と裏砂漠のまるで地球ではないような風景に驚かされた。
2.1月 高見山1248m(奈良県)
 霧氷の名所という事で、冬ならではの景色を見るために登る。期待通り素晴らしい霧氷に感動する。関西のマッターホルンと言われるだけあって真冬でも凄い登山者の数だった。
3.2月 小谷村スノーシュートレッキング(長野県)
 雪遊びツアーと称して小谷村の山をスノーシューで楽しむ。現地のガイドさんの案内の元、雪原に残る動物の足跡を見たりして雪山を歩く。
4.3月 藤原岳1140m(三重県)
 花の百名山として知られる藤原岳の人気の花は、雪解けを待って咲きだす黄色いフクジュソウだ。期待通り、山頂近くで咲きだしたフクジュソウの群落は素晴らしかった。
5.3月 湖西連峰:神石山324m(静岡県)
 春の低山ハイキングという事で、地元の女性たちと登る。サクラやスミレ、カタクリなど春を告げる花がたくさん咲いていた。
6.5月 秀麗富嶽十二景:奈良倉山1349m、鶴寝山1368m、大マテイ山1409m(山梨県)
 富士山の景色が素晴らしい山として大月市が選定している山々だ。奈良倉山からの富士山はやはり素晴らしく、秀麗富嶽十二景の5番山頂にあたり、私にとっては11景目となった。
7.5月 大佐渡山脈縦走:尻立山940m、マトネ937m、金北山1172m(新潟県)
 佐渡の山は、雪解けが始まった4月末から5月中旬あたりは花が咲き乱れ凄いという事を聞いていたので、大いに期待して出かける。そして、期待通り、シラネアオイとカタクリの大群落は今まで見たことのないほど咲き乱れていた。本州ではこれほどの群落を見ることはまずできない。
8.5月 屋久島:栗生岳1867m、宮之浦岳1936m(鹿児島県)
 誰もが憧れる屋久島を観光と登山の両側面から、目いっぱい楽しむ。日本最南端の百名山である宮之浦岳を1泊2日で縦走。1日目は50年に1回くらいだろうという満開のヤクシマシャクナゲを眺め、2日目は縄文杉経由で下山し屋久島名物の大雨の洗礼も受ける。最終日は、白谷雲水峡を目いっぱいトレッキングして帰る
9.6月 天城山:万三郎岳1405m(静岡県)
 トレランで八丁池を経由して天城山の最高峰万三郎岳まで登る。残念ながらアマギシャクナゲは終わっていた。
10.6月 荒島岳1532m(福井)
 百名山を目指している仲間のリクエストで2度目の登山となる。歩行時間は、往復6時間くらいだが、上り下りとも険しいコースなので、下山後は結構疲れた。
11.7月 南アルプス:易老岳2354m、光岳2591m、茶臼岳2604m、上河内岳2803m、南岳2702m、聖岳3013m、奥聖岳2978m(静岡県)
 日本百名山の100座目の山は光岳だ。今まで何度か計画したが、悪天候や通行止めで延び延びになっていたがやっと念願かなって登頂することができた。南アルプスでもかなりきつい縦走コースだが、大勢の山友が同行してくれ百名山完踏を祝ってくれた。天気にはずっと恵まれ、南アルプスの名立たる山々をいくつも制覇できた。
12.7月 北アルプス表銀座:燕岳2763m、大天井岳2922m、槍ヶ岳3180m(長野県)
 それぞれの山は、個別では何度も登っていたが、燕岳から大天井岳、槍ヶ岳を繋ぐ表銀座縦走コースはまだ一度も歩いたことがなかった。今回初めて歩くことができ、槍ヶ岳をずっと見ながら進む北アルプスのゴールデンルートを満喫できた。
13.8月 谷川岳:オキの耳1977m、トマの耳1963m(群馬府)
 上級者向けの西黒尾根から谷川岳の二峰を制覇。帰りは天神平まで下りロープウェイでらくちん下山。翌日は利根川でラフティングを初体験する。
14.8月 笠ヶ岳2898m(岐阜県)
 新穂高温泉から笠新道往復コースで笠ヶ岳に登る。1日目で10時間ほど歩き一気に笠ヶ岳まで行ったのでかなり疲れた。雲が多く、笠ヶ岳の端正な姿がよく見えなかったのは残念だった。
15.8月 有明山2268m(長野県)
 修験の山だという有明山に初めて登る。噂通り険しい登山道にビックリ。途中で出会った登山者はわずか数人。反対側にある燕岳とは雲泥の違いで静かな山だった。
16.9月 八海山:入道岳1776m(新潟県)
 険しい岩峰で知られる山なので、雨の予報で安全に登れるか心配だったが、1日目はのんびりと山小屋まで行って宿泊し、翌日朝早くからヘルメット着用で最高峰の入道岳に向かう。天気は急速に回復し、好天の元、八ッ峰コースに向かう。鎖場をいくつも乗り越え八つの峰をすべて制覇し、憧れの八海山を完全踏破できた。
17.9月 秋田駒ケ岳:男女岳1637m(秋田県)
 秋田の角館祭りを見物したついでに秋田の山を登ろうと企画した。残念ながらずっと雨模様の天気だったが、なんとか秋田駒ケ岳の男女岳には登ることができた。天気が良いときにもう一度登ってみたい山だ。
18.10月 浅間山:前掛山2524m(群馬県)
 紅葉の時期に再び浅間山に登ってみた。今回は、規制が緩和され前掛山まで登ることができ生きている火山の息吹をまじかで感じることができた。トーミの頭から眺めたカラマツ林の黄葉はまるで海外の山に来たような感覚にさせられた。
19.12月 秀麗富嶽十二景:大蔵高丸1781m、ハマイバ丸1752m、大谷ヶ丸1643m、コンドウ丸1392m(山梨県)
 大蔵高丸とハマイバ丸は秀麗富嶽十二景の3番山頂にあたり、私にとっては最後の12景目となった。富士山を眺められる山としては、いずれも素晴らしかった。
20.12月 朝鮮岩320m、丸子富士450m、満観峰470m、高草山501m(静岡県)
 ランのカテゴリーにも入れたのだが、登山でもある。年の瀬の最後に、ラン友たちとトレイルランとして丸子・焼津アルプスの山々を縦走した。