とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2018光岳・聖岳登山ツアー:2日目光小屋~聖平小屋

2018-07-18 19:28:55 | 山登り
前日、午後7時半には寝てしまっていたので、朝3時半くらいには起きてしまった。まわりでもゴソゴソしだしており、いつまでも眠っていられない。小屋の外に出てみると、雲海の上から富士山がくっきりと顔を出していた。この日も天気は良さそうだ。


朝食付きの人たちの食事時間になる前までは、談話室で自炊ができるとの事で、富士山や周辺の山々の絶景を見ながら朝食を済ます。


5:30。光小屋前で集合写真を撮って出発する。


センジュ原の木道周辺は、ガスが立ち込め視界がほとんどない。


すぐにイザルガ岳への分岐があり、往復20分くらいで戻ってこられるので荷物を置いて向かう。山頂は、だだっぴろい台地だ。残念ながらガスで展望はまったくない。


イザルガ岳の銘板は朽ち果ててなかったものの、標高2540mが記載された銘板の前で集合写真を撮る。


再び静高平まで戻ると、高山植物も目につきだしていた。小さいヒマワリのような黄色い花はウサギギクだ。葉は茎から対をなして、ふたつずつ出ているが、この葉がウサギの耳に見える事から名前が付いた。


お馴染みのトリカブト。


8:00。易老岳に到着する。この頃にはガスもとれ、日差しが強くなってきていた。


木々の間から、明日登る聖岳の雄姿が見えてきていた。


10:00。希望峰を通過。


希望峰からも富士山が良く見える。


茶臼岳に向かう稜線は視界が開けて気持ちよい。


茶臼岳をバックに記念撮影。


キバナシャクナゲ。


10:39。仁田池前を通過。


タカネバラ。名前のとおり、大きな高根のバラ。高い山に分布し、個体量も多くなく開花期も短いためになかなか出合うことが難しい植物だ。


10:53。茶臼岳2604mに到着する。日本三百名山の一つだ。


振り返ると、気持ちいい尾根道が広がっていたのが良く分かる。


上河内岳へ向かう稜線上でライチョウが現れた。


ライチョウがいるという事は、天気が悪くなる可能性がある。ガスが立ち込め、視界が効かなくなってきていた。


上河内岳への分岐から、上河内岳に向かう登山者を見る。我々も、荷物を置いて空荷で山頂を目指す。


13:25。分岐から6分ほどで上河内岳2803mに到着する。こちらは、日本二百名山だ。


上河内岳から聖岳に向かう稜線は、お花畑がずっと続いている。こちらは、イワカガミ。


ミヤマキンポウゲ。


タカネナデシコ。


14:45。南岳2702mに到着。


その後は、ぐんぐん高度を落とし、16時過ぎ、聖平小屋に到着する。この日の聖平小屋は超満員で我々の夕食時間は19時過ぎだった。まだ時間があるので、キャンプ場の一角で、夕食前の宴会をする。


夕食を済ませて20:30には消灯だ。小屋内は熱気がこもり、なかなか寝つけれなかった。

参考1.2日目のコースマップ


参考2.2日目の高低図


「2018光岳・聖岳登山ツアー:3日目聖岳~易老渡」に続く。