とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2016丹沢(塔ノ岳、鍋割山)登山:後半

2016-01-25 18:45:30 | 山登り
塔ノ岳から、鍋割山への分岐まで元来た道を下り、分岐から鍋割山稜を歩く。


鍋割山稜の尾根道の樹氷もキレイだが、尾根の幅は狭く、両側は絶壁だ。


広い雪原に出ると、やはり雪の上で遊んでみたくなるものだ。交代で、スノーエンジェルを雪面に描いてみる。




あだち。さんの作品。


これは、私の作品。何だか、蛾が飛んでいるような形になってしまった。


13:10。鍋割山1273m山頂に到着する。午前中よりは、富士山山頂の雲が取れてきている。


鍋割山山頂には、鍋割山荘という山小屋がある。


鍋割山荘の名物といえば、具沢山の鍋焼きうどんだ。これだけを目当てに山荘にやってくる登山者も多いと聞く。


女性陣の嬉しそうな表情が、美味しさを物語っている。湯気がほかほか湧き上がって熱々のうどんが、外の厳しい寒さを和らげてくれた。


1時間ほど、山荘で温まったあと、外に出るとあまりの寒さに体が震える。やはり10年に一度の大寒波は嘘ではなかった。強風でザラメ雪が顔に飛んできて痛い。強風を避けるようにして、急いで下山だ。


日当たりのいい南側斜面には、樹氷はもうなかった。


下山開始して30分ほどでアイゼンが必要な道ではなくなり、アイゼンを外して歩く。


14:58。後沢乗越から二股方面に下る。


夏場は、水量が多いため渡渉になるという場所だが、今の時期は、ほとんど水量がなく、岩がゴロゴロした沢筋を歩く。


15:17。ペットボトルが大量に置かれた場所についた。ここは、鍋割山荘で必要とする水がペットボトルに詰めて置かれている。登山者の善意で、山頂まで一人1本を運んでもらうために置かれているというわけだ。我々は、下山途中なので、残念ながらペットボトルを運んでいくことはできない。確か、4年前に来た時は、ここから登っていったので、ペットボトルを運んでいった覚えがある。


沢にかけられた木橋を渡る。


15:39。二俣を通過する。大倉までには、まだ4キロもある。


16:42。シカ侵入防止柵を抜けると、市街地だ。


振り返って丹沢山塊を臨むと、夕日で山塊が赤く染まってきていた。


道端の無人販売で女性陣は、野菜を買い込んでいく。「鴨が葱を背負って来る」とはこのことか!


16:58。大倉登山口の秦野戸川公園に無事到着する。日没前までに到着できてよかったが、この日は長時間歩いたものだ。ただ、歩いた時間は長かったが、景色がずっと素晴らしかったので気持ち的に長いと思うことはなかった。


参考1.今回のコースマップ(YAMAPで記録)


参考2.今回の高低図(YAMAPで記録)