とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

「うがい」の正しいやり方

2016-01-14 22:27:02 | いろいろ
このところめっきり寒くなり、スキー場にも雪が積もり出し、やっと冬らしくなってきた。冬になってくると心配なのが、風邪やインフルエンザに罹ることだ。これらの予防のためには、「うがい・手洗い」がかかせない。そこで、「うがい」の正しいやり方について書かれた記事を見つけたので内容を紹介したい。

◆うがいの役割
うがいは、口腔や喉を洗浄したり、乾燥によるネバつきを解消して口臭を防ぐといった役割のほかに、口から入ったチリやほこり、ウイルスや細菌が絡まった唾液を、うがいで排出する効果がある。喉には、繊毛(せんもう)という毛が活発に働き、唾液を常に内から外へと流れる動きができていて、体内にウイルスや細菌が侵入するのを防いでいる。しかし喉の粘膜が乾燥したり、炎症を起こしたりすると、この繊毛の働きが弱まりバリア機能が低下して、風邪などにかかりやすくなってしまうという事だ。そこで、うがいで唾液の分泌を促し、喉の潤いを保って繊毛活動を活発にさせているのである。

◆やりすぎは禁物
水うがいを続けた場合と、うがいをしなかった場合を比ると風邪の発症率が40%も抑えられたという結果が出ているそうだ。しかし、ヨウ素系のうがい薬でうがいをした場合と比べると、水のほうに軍配があがったという。この場合、ヨウ素系のうがい薬を使用した回数が多く、唾液などの分泌液に含まれる殺菌成分を殺してしまったのではないかと考えられている。つまり、作用の強いうがい薬を使いすぎて、逆効果になってしまったという事だ。

◆うがいのやり方
うがいは1日何回と決めて行うよりも、シーンに合わせて行ったほうがいいそうだ。例えば、「人混みに揉まれた後」「外から帰宅したとき」「病院に行った後」「口腔内・喉が乾燥でいがいがする」などである。
やり方は、以下のとおり。
1.水(もしくはお茶、うがい液)を口に含み、まずは口腔内をすすいで吐き出す
2.もう一度水を口に含んだら、今度は上を向いて喉を洗うように「ガラガラ」と音を立ててすすぐ。15秒程度行ったら吐き出す
3.2をもう一度行う

これで、今年の冬は「うがい」をしっかりやって風邪にかからないようにしたい。