とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

「さくら道」の最終案内が来た

2010-03-12 23:03:08 | マラソン
今日、郵便受けの中を見たら大きい茶封筒が何枚も入っていて、郵便受けから溢れ出そうだった。3通は、長野マラソンの最終案内であったが、もう1通は「2010年さくら道ウルトラ遠足」の最終案内だった。ついに、案内が来たかという思いだ。

「さくら道ウルトラ遠足」は、国鉄バスの車掌をしていた佐藤良二さんが、「太平洋と日本海を桜で結ぶ」という夢を実現しようと、名古屋市から金沢市までを結ぶ名金急行線の路線沿いに桜を植え続けた足跡をたどる長距離ランの大会である。距離にして約270キロあり、48時間以内でゴールしなければならない。6年前に終了し、もう行なわれないものと思っていたが、多くの人たちの要望にこたえて再開がきまった大会でもある。

ずっと前から、この大会に憧れ出たいと思っていたが実際参加するとなると憧れだけでは完走等とても出来ない。頑張れば何とか完走できるかなと思えた頃、大会が中止になってしまいとても残念に思っていた。しかし、今年再開が決まったということで後先考えずに思わず申し込んでしまったのだ。

去年までは、萩往還マラニック250キロにずっと参加して5回の完踏(完走)もできた。ただ、昨年だけは膝を痛め途中でリタイアという苦い思い出もある。それゆえ2年ぶりに250キロ超の距離を走るというのは、不安も大きい。何度も走れたからといって、完走できる保証はない。これだけの距離を走ると何があるかもわからない。

まだまだ先のことと思っていたが、数えてみればあと一ヵ月半しかない。最終案内の要綱と地図を確認すると体が引き締まる思いだ。あとは、練習あるのみだが、無理しすぎて膝痛が再発するのも嫌だし、如何にして現在のコンデションを大会まで維持できるかにかかっている。当日はベストの状態で参加し、樹齢450年の荘川桜を初めとする「さくら道」を楽しく走りたいものである。