とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2009年ユーキャン新語流行語大賞

2009-12-07 21:48:46 | ニュース
2009年の新語流行語大賞が発表された。この賞は、1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選び、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するものである。結果は以下の通りだ。

2009 年間大賞&2009 トップテン
◆政権交代 受賞者:鳩山 由紀夫(内閣総理大臣)
2009 トップテン
◆こども店長 受賞者:加藤 清史(俳優)
◆事業仕分け 受賞者:行政刷新会議と事業仕分け作業チーム
◆新型インフルエンザ 受賞者:木村 盛世(厚生労働医系技官)
◆草食男子 受賞者:小池 徹平(タレント)・深澤 真紀(コラムニスト)
◆脱官僚 受賞者:渡辺 喜美(衆議院議員)
◆派遣切り 受賞者:関根 秀一郎(派遣ユニオン書記長)
◆ファストファッション 受賞者:益若 つばさ(タレント)
◆ぼやき 受賞者:野村 克也(元楽天監督)
◆歴女(レキジョ) 受賞者:杏(女優)

年間大賞は「政権交代」だった。たしかに自民党から民主党に政権が移ったということは一番の関心事であるといえる。そして、それが吉と出るか凶と出るか、これからが正念場であろう。このところの迷走気味の政府の動向が気になるところだ。

大賞以外のトップテンには「事業仕分け」「脱官僚」などの政治絡みの言葉が二つも入っていた。これも「政権交代」絡みの言葉とも言える。「事業仕分け」は国民の税金の使い方についての関心を高めた点ではいいことだと思う。しかし、仕分けの理由がいま一つ納得できないものも多かった。「脱官僚」は言葉だけ先行したが、実態は程遠いようだ。また、「派遣切り」なんて言葉はもうこれ以上流行って欲しくない。

「こども店長」の加藤君はインパクトがあった。CM一度見たら、忘れないだろう。「新型インフルエンザ」は最初「豚インフルエンザ」と呼んでいたのに、いつの間にか変わってしまった。「豚」じゃまずかったのか。「ぼやき」が入ったのは意外だった。今年で野村監督が解任されたことで、一気に注目が上がったのかもしれない。「草食男子」とか「歴女」なんて言葉が流行るとは、時代が変わったなと感じた。

「ファストファッション」なんて言葉は、まったく知らなかった。本当に流行っていたのだろうか。それとも私が、その手の分野に疎かっただけなのか。