prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「ディアボリカル」

2015年09月04日 | 映画
タイトルが往年のイタリア製ホラー「デアボリカ」に似ているのでオカルトかと思うし(diabolicalは極悪非道の、 まったく不愉快なといった意味)、実際前半はシングルマザーと子供たちが住んでいる家に謎の人影がしきりと出没するので家付き幽霊ものかと思っているとラスト近くであれあれと思うような展開を見せる。

大胆な展開には違いないけれど、そこにもっていく伏線の張り方などが不足ぎみなのでなんだか飛躍しすぎの感が強い。怖がらせの演出は一応だが、ところどころムダに長いカットが散見する。
母親に接近する男がどんな男なのかというキャラクター設定も詰めが甘い。

主演のアリ・ラーターは「ファイナル・デスティネーション」シリーズや「バイオハザード」シリーズのクレア役などホラーものではおなじみの人。

監督のアリステア・ルグランは作曲家のミシェル・ルグランの甥でこれが長編デビュー作。

「プリデスティネーション」と同じような公開され方なのでまた拾いものかと期待したが、そこまでいかず。
(☆☆☆)


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ディアボリカル@ぴあ映画生活

映画『ディアボリカル』 - シネマトゥデイ

9月3日(木)のつぶやき

2015年09月04日 | Weblog

BYT (部屋)#1日1本オススメ映画 ヤン・シュヴァンクマイエルの68年作。偶然かもしれないが、ラスト近くの壁に「628」という数字が見える。炎628と関係あるのかどうか。nicovideo.jp/watch/sm3138065
nicovideo.jp/watch/sm3138163

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シアターゼロで見た「子宝騒動」 
#セットで記憶に残っている映画と映画館 「ドイツ零年」から名前をとった法政大学の自主上映団体。斎藤寅次郎監督による日本製としては稀な純粋なスラップティック・コメディの快作。

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天安門事件の前ですものね。@toshi_fujiwara: #1日1本オススメ映画 中国で反ファシズム抗日戦争勝利パレードやってるので、軍事パレードの裏舞台を見せる1985年の陳凱歌監督の第二作『大閲兵』。素朴なもんだなあ、30年経つとぜんぜん変わってしまう。


@toshi_fujiwara 張藝謀はもともと黒五類というか父親が国民党兵士だったのですね。だから子供の時は凄い貧乏で、逆にそれで下放もこたえなかったと。

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@toshi_fujiwara あと映画大学に入った時27歳で当時は年齢制限にひっかかるのを夫人が大学理事の親戚というので突破したといいます。もうしぶとさのケタが違う。

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