prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

9月29日(土)のつぶやき

2018年09月30日 | Weblog

9月28日(金)のつぶやき

2018年09月29日 | Weblog

9月27日(木)のつぶやき

2018年09月28日 | Weblog

「寝ても覚めても」

2018年09月27日 | 映画
先日見た「累 かさね」同様、まず外観があってその周りをすべてが回っているという基本的な思想というか構造は一緒。
ただこういう話は少なくとも片方は美しくないと様にならない、ということは凡人とは関係がありそうでない気もしてきた。

東出昌大が二役といえば二役なのだが、強いて演じ分けているわけでなくてそれでいて麦の方がなんだか宇宙人じみて人間離れした感じに見えるのが面白い。

同じ顔の二人が一緒に出てくるシーンが一つしかなくてそこから後はどちらが本当なのかわからなくなってくるのと奇妙に3.11がかぶってくるあたりのリアリティの混乱ぶり(タイトルになっている「寝ても覚めて」というか、「胡蝶の夢」的というか)が面白くはあるのだけど、どう結末をつけていいのかわからなくて長々しくなった感じも正直、する。

「寝ても覚めても」 公式ホームページ

「寝ても覚めても」 - 映画.com

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9月26日(水)のつぶやき

2018年09月27日 | Weblog

9月25日(火)のつぶやき

2018年09月26日 | Weblog

「累 かさね」

2018年09月25日 | 映画
二人の人間が入れ替わる話なのだが、身体がそのままで中身が入れ替わるというより外観=肉体の方が入れ替わるというのが、外観だけが評価の対象という身も蓋もない現代の原則に沿っているみたい。

原作は初めの方しか読んでいないので、入れ替わりのガジェットである口紅に何か由来があるのかと思ったがはっきりしないまま。
原作だと累は人間離れした面相だが、さすがにそこまでは映画ではできない。

二人の対立は「フェイス・オフ」みたいな善悪の対立ではなく、外観と内面の両方にわたる美と醜の対立なわけで、むしろ善悪よりも取扱注意といった感じがする。

「天才」を映像で納得できるように描くのはおしなべてハードルが高いが、荒唐無稽な設定にかなり助けられた。
土屋太鳳の特技である踊りの実力をクライマックスのサロメの踊りにあてはめて、そこから逆算して構成したみたいな感じもする。

土屋太鳳と芳根京子の入れ替わりは初めのうちは入れ替わるところを見せるけれど、そのうち省略するようになり、それでいて今どっちの肉体にどっちの人格が入っているかはっきりわかる。

若干不思議な気がしたのは、丹沢ニナの肉体が舞台に立っている時は人格は累の肉体に入っているわけで、つまりいくらニナが舞台上の喝采を浴びても直接それを味わうことはできず、さらにそれ以前に人格としては人前で芝居をすること自体ができないのだから、ニナは人前に立つ芝居そのものには愛着がないのかなと思った。

「累 かさね」 公式ホームページ

「累 かさね」 - 映画.com

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9月24日(月)のつぶやき

2018年09月25日 | Weblog

「アントマン&ワスプ」

2018年09月24日 | 映画
ヒーローが大きくなったり小さくなったりを繰り返すドタバタアクションがコミック原作だからとはいえマンガチックでかなり楽しい。

量子世界に紛れ込んでしまった女性、というとH・G・ウェルズの短編で原子の内部まで拡大できる顕微鏡で原子核の周囲を回る電子を見たら太陽の周囲をまわる地球のように生き物たちがいて、その中に絶世の美女を見つけるという話を思い出したりした。
ずうっと顔を出さないで引っ張っておいて姿を現すのだが、そのキャスティングも納得できるもの。

マイケル・ダグラスが若い姿でさらっと出てくるのだけれど、最近は当たり前のように見ていて後でデジタルメイクしていたのだなと気づくくらいデジタル技術が発達している。

しかし、いくらシリーズ化が決まっているにしても終わり方はすぱっとして欲しい。気を持たせるのは好かない。

「アントマン&ワスプ」公式ホームページ

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9月23日(日)のつぶやき

2018年09月24日 | Weblog

「ブレス しあわせの呼吸」

2018年09月23日 | 映画
ポリオで全身が麻痺し、人工呼吸器をつけていないと自力では呼吸もできなくなった男の実話(この映画のプロデューサーの父親だという)だが、基本明るく、当人も世話する家族も「人に迷惑をかけて申し訳ない」という感覚を表に出さないのがいい。

「沈黙」や「ハクソー・リッジ」など、どちらかというとマジメすぎるくらい真面目な役をやってきたアンドリュー・ガーフィールドがややムリに明るく振舞う感じの役をやっているのは狙いだろう。

全身を覆う、つまりまったくどこにも行けない形式の人工呼吸器(「鉄の肺」と呼ばれていたと小学生の時に科学冊子か何かで見た)に入っているポリオ患者たちがずらりと並んでいる中に車椅子で入って行って異を唱えるシーンなど、障碍者に対する考えと社会の取り組みがどう変わったか端的に見せる。

「ロード・オブ・ザ・リング」「キング・コング」「猿の惑星」などでモーションキャプチャー俳優として活躍している(というかモーションキャプチャーで演技するのを俳優の技のうちとして確立した)アンドリュー・サーキスが初監督。

「ブレス しあわせの呼吸」 公式ホームページ

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9月22日(土)のつぶやき その2

2018年09月23日 | Weblog

9月22日(土)のつぶやき その1

2018年09月23日 | Weblog

「セル」

2018年09月22日 | 映画
冒頭の空港で携帯(英語でいうセルフォン)を使っていた人が一斉に凶暴化して殺し合うパニックシーンは緊迫感があるが、それから後はゾンビサバイバルものとそれほど変わらない展開になってしまう。

スティーブン・キングは原作・脚本・監督作「地獄のデビルトラック」でも機械が勝手に大暴れという話をやっていたが、携帯=スマホという新しいガジェットを扱っても妙に古めかしいというか50年代怪奇映画みたいな趣味を見せている。

「セル」 公式ホームページ

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9月21日(金)のつぶやき

2018年09月22日 | Weblog