prisoner's BLOG

見た映画のメモと、ツイッターのスクラップで出来ています。

12月30日(金)のつぶやき

2016年12月31日 | Weblog
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「ファイアbyルブタン」

2016年12月30日 | 映画
クレイジー・ホースのヌードショーといっても、ルブタンという美的個性が統御しているせいか前にドキュメンタリーで描かれたようなのより遥かに映像用に様式化・整頓された表現で、美的すぎてかえってエロチックとは思えないくらい。

出演する女性たちのインタビューが随所に挟まるが、裸になることに抵抗がない、というか誇っているみたい。そりゃあれだけ立派なボディならね。

音楽がデヴィッド・リンチだと見た後で知る。

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12月29日(木)のつぶやき

2016年12月30日 | Weblog
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「めぐり逢わせのお弁当」

2016年12月29日 | 映画
弁当を各人が配達するのではなく別に配達人がいて勤め先に持っていく、というシステムというのも実際にやっているのだろうけれどちょっと不思議なシステムに思える。自分で持っていけばいいではないか、というか弁当は自分で持っていくものだと思っているから。
わざわざ業者に持って行ってもらうというのはよほど重いのか持ちにくいのか、よくわからない。

誤配で弁当の作り主と届け先とが混乱してしまう、というのは出会いのきっかけとして面白いけれど、そうそう同じように何度も間違えるものだろうか。
姿を見せない上の階のおばさんというのが趣向としては面白い。

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映画『めぐり逢わせのお弁当』 - シネマトゥデイ

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12月28日(水)のつぶやき

2016年12月29日 | Weblog
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「ある過去の行方」

2016年12月28日 | 映画
オープニングで雨の中の車のワイパーが動いている画が暗くなり「Le passé」(過去)というタイトル文字をワイパーが拭う、文字通り拭い去れない過去、という図になる。

別居中の夫と妻と、妻が再婚を考えている相手の男、そしてなぜか自殺を図り植物状態にあるその妻、およびそれぞれのカップルの間の子供という小さい人間関係の間の話だが小さい分のっぴきならず濃密。

なぜ植物状態になったのか、といういきさつが回想シーンを使わず会話だけで、つまり憶測や思い込みも加わった形でジグザグに解き明かされる、というか本当のところはよくわからないままキャッチボールしながら深部に降りていくプロセスが見事。
その間植物状態になっている姿そのものは見せず、やっとラストで出てくるのがひとつの象徴的な性格を強く出した。

板挟みになっている子供たち、といっても思春期に入っているのと、まだ幼いのとでは相当に違うが、違うなりの辛さや悩み、それゆえにやってはいけないことをしてしまうことも含めて厳しく突っ込んで描かれる。
ちいさな意外性の積み重ねに各人のエゴと揺れを年齢性別によらず行き届いて描いている。

イラン出身のアスガー・ファルハディが「別離」で世界の映画賞を総なめにした後フランスで撮ったわけだが、イランとフランスという異国の断層もあるにせよそのウェイトはほどほどで、国によらない普遍的な家族内部の断層の方が同様に深刻。
(☆☆☆★★★)

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監督・脚本 アスガー・ファルハディ
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12月27日(火)のつぶやき

2016年12月28日 | Weblog
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「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」

2016年12月27日 | 映画
同性愛の女性カップルのうち年上で刑事がガンに侵されて余命いくばくもなくなり、家族だったら公務員としての年金を受給できるのだけれど、同性パートナーは家族とは認められないので受給を認めてもらうべく闘うという話だが、ストレートにも受け入れられるよういろいろと腐心している。脚本は「フィアデルフィア」のロン・ナイスワーナー(ゲイであることをカミングアウトしている)。

二人の愛を認めろという主張であるより、刑事として正義を守ってきた人間であることを主張した上で正義を求めるという具合に理屈で攻めてくるところ、刑事としての相棒(マイケル・シャノン)がストレートで白人だが人間としての信頼感の上に協力するという具合にストレートの人間の視座からアクセスしていること、ユダヤ人でゲイで口八丁手八丁の活動家(スティーブ・カレル)が政治的に利用しようとすることに反発しながら半身で協力するスタンスの取り方、など同性愛でない人間にも受け入れられるよう工夫している。

そして問題解決を同情や金そのものであるより(シャノンが金を渡すだけだったら簡単だ、私が結婚して遺族年金を受け取ってから改めて本来のパートナーに渡せばいい、と言うシーンあり)、法制度と委員会の採決というよりパブリックな場に持ち出すのもアメリカらしい。

もっともその割にアメリカでの受け入れられ方は好評とはいえないようで、トランプ大統領が誕生する前に作られたとはいえゲイフォビアが再燃しているらしいところにぶつかったのは不運だったのかもしれない。

原題はfreeheld。freeholdだと
「【法律, 法学】
1不可算名詞 (不動産または官職の)自由保有権 《世襲としてまたは終身権として保有できる権利; cf. copyhold 1》.
2可算名詞 自由保有不動産.」
という意味になる。

二人が共同で購入し手を入れていわば育ててきた家がこれにあたると思われ、この家をパートナーに残したいという意思が核の主張になっている。アメリカ人の家に対する思い入れというのはちょっと独特のものがあるのではないか。住宅の着工件数が大きな経済指標になる国というのはあまりない気がする。

大詰めで採決を下す郡政委員会の委員の名前のパネルをいちいち大写しするところで名前の下に「FREE HOLDER」と書いてあるのが見え、アメリカの大原則であるところのfree、自由意志の尊重を伺わせる。

製作費700万ドルの映画で出演陣はずいぶん豪華で演技者揃い。ジュリアン・ムーアの刑事らしさと同性愛者であること同居している役の表現、普段エキセントリックかおっかない役が多いマイケル・シャノンが一般人の寛容さを示す重要な役をやっていることや、同性愛者であることをカミングアウトしているエレン・ペイジがプロデューサーを兼ねていることは演技そのもの以上にひとつの主張になっている。

刑事仲間が自分の有休を仲間に分けるという描写にちょっと驚いた。そういう制度があるのだね。
同性愛絡みということで引いていた仲間たちが公聴会に集まってくる場面が感動的。感動的な場面をくどくど描かないで黙って集まってくるだけですべてわかるという作りはアメリカ映画らしい良さ。
(☆☆☆★★)

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12月26日(月)のつぶやき

2016年12月27日 | Weblog
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「雨のニューオリンズ」

2016年12月26日 | 映画
ナタリー・ウッドとロバート・レッドフォードとチャールズ・ブロンソンというキャスティングは,子役出身で旧ハリウッド人種のウッドと正統的二枚目だけれどニューシネマから出てきたレッドフォード、無骨なマスクでテレビとアクション映画畑のブロンソンという具合にかなり不思議な組み合わせに見えるが、テネシー・ウィリアムズというビッグネームの下でみんな神妙にしている感。シドニー・ポラックの演出も神妙。

ウィリアムズらしい相当にエキセントリックな、昔の言葉だと色情狂がかった女性がヒロインなのだが、彼女がすでに街からいなくなっている時点で妹の口からドラマが語られるという脚色の名にフランシス・フォード・コッポラの名がみえる。

姉の真っ赤なドレス(ジェームズ・ウォン・ホウの撮影が効果的)を妹が着てすでに列車が走らなくなった線路のレールの上を平均台のように歩いている、という冒頭のシーンが魅力的。ただ妹と姉との絡みというのが本筋である回想シーンではあまりない(原作にはないからだろう)のはちょっとバランスが悪いし、野暮を言うと妹が知っているはずがないことが多量に描かれる。

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12月25日(日)のつぶやき

2016年12月26日 | Weblog
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「聖の青春」

2016年12月25日 | 映画
歪な将棋の天才、というと同じ大阪出身で坂田三吉がいたけれど、女房小春との関係でドラマを作った「王将」とは当然違って、まったく女性関係がない、というかはっきり童貞であることを自分で言っている。少女マンガ(特に「イタズラなKISS」)好きで、古本屋の女店員に思いを寄せている風情だけれど当人相手にはおくびにもださないところもそれらしいし、今風でもある。

牛丼(ネフローゼで腎臓悪いのにそんなもの食べていいのか)は吉野家に限るなど特定の外食の店しか食べないとか、爪や髪も生きているから斬らないとか、すごい酒癖が悪いとか性格的な偏りが実際にそばにいたら鬱陶しいだろうが映画で見るとおもしろい。

一方でやはり天才でも人格的にフォーマルな羽生善治といういかにも対照的な天才に強いライバル意識をもって挑んでいく構図もおもしろく、初めて羽生に勝ったあと二人だけで小さな店で飲みかわす場面が外で雪が積もっていたりして、おそらく二人にしかわからない世界を感じさせなんともいえない情感がある。

ただその後の対戦でしきりとこの場面がフラッシュバックされるのはせっかくのいい場面がくどく繰り返される格好になって、いただけない。なんでこういう調味料の入れすぎみたいなことになるのか。

松山ケンイチが20kg増量し羽織袴で歩いていると相撲取りかと思うような体形になってのなりきり演技。この人自身ちょっと歪な天才という風情がある。
羽生役の東出昌大がまたそっくり。

20年くらい前だとテレビはブラウン管で携帯もなくビデオはVHSというのが今さらながらずいぶん様変わりしたものだと思わせ、テレビの脇に「リバー・ランズ・スルー・イット」(1992)の手書きのラベルを貼ったVHSがあったりする。
(☆☆☆★★)

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12月24日(土)のつぶやき

2016年12月25日 | Weblog
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「変態だ」

2016年12月24日 | 映画
「空耳アワー」のソラミミストとして有名な安齋肇の初監督作、というのと、みうらじゅん企画・原作・脚本というのが売り。

大学でのバンド活動、妻との生活と愛人のS嬢に調教されている裏の顔、それからものすごい僻地のイベントに愛人がくっついたまま演奏しに行って、そこに妻がいたと思って裏山に逃げて、という具合に行き当たりばったり、ゆるゆる風に見えて通して見ると意外とちゃんとした三幕構成になっている。

今のカメラだと普通に撮ってもきれいに写ってしまうので、ラフな調子に見える白黒撮影がなまじきれいきれいに撮るより新鮮。普通のエッチシーンだけちゃんとカラーになり、ボンテージのSMシーンは白黒という使い分けなど考えている。

ずうっと超低予算風の撮り方をしていて、第三幕の雪と寒さの描写から画に迫力が出てきて、クライマックスの雪山のシーンなど状況から考えてセットに持ち込んでいると思えるのだが、違和感なしにつながっている。それも白黒の効用かもしれない。技術陣のバックアップは十分。

プロの監督の真似をしてもはじまらないし、かといってまったくひとりよがりなデタラメでもないという線を狙って当てていると言っていいと思う。
ただ日本映画で熊を出すと外すという法則は守っている。

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12月23日(金)のつぶやき

2016年12月24日 | Weblog
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