prisoner's BLOG

見た映画のメモと、ツイッターのスクラップで出来ています。

「ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男」

2018年11月30日 | 映画
南北戦争で、南にも北にも属さず半ばコミューンを作って「国家」と敵対した男の実話もの。

なんだかんだ言っても白人が「野蛮」な黒人をまとめてリーダーになるというのは一歩間違えると「地獄の黙示録」のカーツ大佐みたいになりかねない危うさをはらむが、後年の公民権運動につながる黒人の人権という線を踏み外さないのはスマートでもあり限界でもある。

途中で時代が100年近くとんで20世紀の裁判の話になる構成には驚いた。
人種差別というのは今に続くアメリカの宿痾なのだと端的に見せた。

監督脚本のゲイリー・ロスはビル・クリントン政権でのスピーチライターを務めていた人。

戦闘シーンが相当に惨たらしいのと、派手なドンパチで勝ち負けがつく作りではないのでわかりやすいカタルシスは薄い。

髭はやすと、マシュー・マコノヒーとクリスチャン・ベールはよく似てるなあと思って見ていた。

「ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男」 - 公式ホームページ

「ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男」 - 映画.com

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11月29日(木)のつぶやき

2018年11月30日 | Weblog
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「ポリス・ストーリー REBORN」

2018年11月29日 | 映画
タイトルは「ポリスストーリー」で、エンドタイトルに流れる主題歌も第一作と同じだが、ジャッキーが警官なのはアバンタイトルまでで、内容はなんとSFアクション寄り。

悪役が人間離れを通り越してバイオロイドという人造人間なのは、ちょうど今の中国でゲノム編集による人間が出産したという発表があったタイミングで見るとずいぶん気持ち悪い。

死んだことにしているので娘に対して名乗り出られない父親という往年の「ステラ・ダラス」の父親版みたいな涙を誘う作り。
これも余計ながら、ジャッキーの実生活の娘が最近同性婚したというのが妙妙なタイミング。

もっとも血液を介して記憶が移植したりとか、SF的なガジェットの使い方は相当に雑で、雑といったら演出も凝っている割に雑。ピザのデリバリーを頼むのになんでトーストが手つかずになっているのが見えるのだろう。

ヴィジュアルもアメコミかアニメみたいで(「バットマンかい」という台詞があったりする)、還暦過ぎたジャッキーに昔みたいに生の身体を張ったアクションを求めるのはムリにせよ、まるで入れないわけにもいかないので代わりに女優二人が体技を見せる。
そういえば、ジャッキー作品では結構昔から女優でもびしびしアクションやっていたなと思う。

顔は二枚目、キャラは三枚目のショウ・ルオ役の行方が思わせぶりで、次を作るよとエンドタイトルで言っているようなのでこれからも出てくるか。

エンドタイトルといったら、恒例のメイキングあるいはNGシーンで写るアクションシーンではっきりワイヤを使っているのが当然とはいえちょっと索然とする。
開いたパラシュートの上にダイブするのは、「サンダーアーム 龍兄虎弟」では合成ではなく実際にやっていたなと余計なことながら思ってしまう。

「ポリス・ストーリー REBORN」 - 公式ホームページ

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11月28日(水)のつぶやき その2

2018年11月29日 | Weblog
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11月28日(水)のつぶやき その1

2018年11月29日 | Weblog
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「アンクル・ドリュー」

2018年11月28日 | 映画
バスケットボールにはまるっきり疎いもので、主人公たちが年寄りなのにバカにプレイが上手いのをなんとなくあたりまえのような気で見ていた。

あちらの映画だと、もう基本的なこと、スポーツや音楽といった特殊技能を見せる時に見ていておかしく感じなく仕立てるのがあたりまえになっているので、その通りに見ていたのだが、実は出演者たちが大物プレイヤーであることをチケット買う時にもらったチラシで知ったし、エンドタイトルで特殊メイクをしているメイキング映像が出てくる。

自分がそうだからというわけではないが、日本だとあまり米バスケットボールは馴染みがないから解説が必要だと判断してチラシを配布したのだろう。
それにしても、プレイヤーたちが役者としても達者なのには驚く。

内容はダメ人間たちが集まって再チャレンジする王道のスポーツものという感じで、ただ歳をとるという本来取り返しのつかない要素にまで踏み込んでいるのが新味でもあり、深刻になりそうなのをかわすのがずるくもあり上手でもある。

少し残念なのはクライマックスのダンクでカットを割りすぎていること。すぽっと入るだけではあっさりしすぎていると判断してかもしれないが、ワンカットで入るのを見ないと物足りない。

「アンクル・ドリュー」 - 公式ホームページ

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11月27日(火)のつぶやき その2

2018年11月28日 | Weblog
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11月27日(火)のつぶやき その1

2018年11月28日 | Weblog
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「ハード・コア」

2018年11月27日 | 映画
弱い感じなのは、ロボットがストーリーに絡む場面が要所要所を押さえているにせよ割と少ないし、妙に律儀にロボット三原則に則っているにせよ暴れる場面とかないし、キャラクターとしても今ひとつ厚みがないところ。

いったん「完」と出てから(そういえば「完」とか「終」とか「The End」ときちんと出ることなくなったなあ。「おしまい」と出すのは宮崎駿くらいだろうか)、続きがあるというのは理解に苦しむ。
しぶとく生き延びているという表現にしては弱いし。

山田孝之と佐藤健が兄弟というのも凄いキャスティング。役柄もまるで対照的なようで意外と狂気がかっているのは弟の方だったりする。

ビンボ臭さの匂うような表現が相当なもの。どの部屋の中もぶっちらかっている、その散らかり方がリアル。
重要な舞台になる廃工場にして荒廃の美というわけでもない、安さがまとわりついている。

脇役のひとりひとりまで何か体臭のようにビンボくささがまとわりついていて「美人でも不美人でもない」と形容される女(石橋けい)など、まったくそういう感じに作っている。

昔の表現でいう世を拗ねた男が右翼に接近するというのはかなり説得力があるけれど、その右翼のシケていること。

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11月26日(月)のつぶやき

2018年11月27日 | Weblog
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「ボーダーライン ソルジャーズ・デイ」

2018年11月26日 | 映画
一作目のエミリー・ブラントが観客代行のような立場で国境を巡る「戦争」を案内していくような一作目よりさらにハードな、現場で殺し合い兵隊べったりの辛口な世界観で作られている。

国防長官とその取り巻きのお偉方と現場で汚れ仕事をしているジョシュ・ブローリンとの会話がなんともいえず見事。
結局お偉方は手を汚さず、また現場も倫理的な責任は取らない、というより取りようがないのが言葉のキャッチボールからじりじりと炙りだされる。

一番メキシコから「密輸」して利益があがるものは何か、という国防長官の問いに、「20年前だったらコカインですが、今はメキシコ人です」と答えるのが冷酷な現実を教える。

ボスを潰せばカルテル=組織が壊滅するわけではない、とイラクで悟った米政府が、組織を分裂させて互いに争わせるという「用心棒」の桑畑三十郎が悪役にまわったようなワル知恵を働かせるのが実に酷い。

メキシコの貧民の生活を点描していて、それがどんな風に利用されていくのか、というかシステムの一部として組み込まれていくか、ベニチオ・デル・トロと新しく人の輸入に携わる若者の人物配置から見えてくる。

惜しいのは、アメリカとメキシコの国境がどういう風にひかれていて、今いる地点はどのあたりなのか、といった地理上の描写が不足だったり、おしまいの方で明らかにこんなに遠くまで来られるのかと疑問に思わせたりする混乱が見られること。

人質になるカルテルのボスの娘も、その価値がやたらと高く値付けられているのが理不尽であると共に、値踏みされる存在であることに変わりはない。
大きくなったら美人になるだろうと思わせる顔立ちに、いかにも気が強そうな眼付き。

余談だけれど、鯉(たぶん錦鯉)というのがメキシコでも金持ちの持ち物ということになっているらしい。ちゃんとコイ フィッシュ Koi Fishと言っている。

「ボーダーライン ソルジャーズ・デイ」 - 公式ホームページ

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11月25日(日)のつぶやき その2

2018年11月26日 | Weblog
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11月25日(日)のつぶやき その1

2018年11月26日 | Weblog
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「人間革命」

2018年11月25日 | 映画
日本映画専門チャンネルの橋本忍追悼特集で放映したものを初見。
VHSもDVDも出ていて、信濃町の書店では平積みになっているのを見たが、レンタルは見た限りではしていないし、レンタルでもいくらなんでもカネ出して見る気にならず。

ちなみにやはり信濃町で着物を着た女性たちが大奥の行列よろしくヒラエルキー丸出しで行進していたのも見た、学会の婦人部だろう。
シナノ企画(初めは信濃企画)はのちに橋本プロと組んで大作「八甲田山」を作ることになる。さすがにお金ありますねえと思うし、これもずいぶんな大作。

創価学会二代目会長・戸田城聖の一代記。
丹波哲郎がやると言っていることはよくわからない割りにもっともらしく元気で愛嬌もあるのでなんだか乗せられてしまう感じは良く出る。丹波自身はあれだけ死後の世界を宣伝していた割に特に信じていた宗教はなかったらしい。

前半は治安維持法違反で入獄していた戸田城聖が終戦直前に釈放され出版社の経営者として生き抜くあたり(終戦直後ですき焼き食べているあたり、やり手だなと思わせる)、とっつきやすい入口を用意して、それから時間がバックして前半生をつづり、逮捕されて獄中で宗教体験をするあたりまでが第一部、第二部では思い切ってえんえんと学会の教義を喋り続けるあたりずいぶん破格の構成。
一部はリアリズム、後半は教義の絵解きというか教義そのもの。

公開当時の「キネマ旬報」の座談会で橋本忍は後半を膨大な教義の言葉の奔流について、とにかく懸命に喋っている人を撮るのが画としても一番力を持つと思うのでああいう作りにしたと語っている。

教義そのものに興味もなければ共感もしないし、学会と公明党にはありていに言って反感を持っている人間にとっては、聖書ものスペクタクルと似たような感じで見ることになるが、後半教義そのものをスペクタクル化しようとする試みともとれる。

日蓮上人をやっているのが仲代達矢で、普通だったら彼に喋らせるだろうが、そこまで戸田城聖の語りで塗りつぶしてしまう。

しかし、もともと橋本忍作品にあって晩年で露わになるヘンテコな歪みと学会の教義に妙な親和性があるのも確かのよう。

予科練帰りが渡哲也だったりするやたら豪華なキャスト。
音楽が伊福部昭、特技監督中野昭慶で、開戦のあたりで「地球防衛軍マーチ」がちらっと流れる。佐原健二、黒部進、森次浩司、平田昭彦など東宝特撮・ウルトラシリーズの出演者がばんばん出てくるので、ちょっと東宝特撮映画の匂いも入る。

「人間革命」 - 映画.com

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11月24日(土)のつぶやき その2

2018年11月25日 | Weblog
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