prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「Dear Zachary ディア・ザカリー」

2010年01月28日 | 映画


初めは早く父親をなくしたまだ赤ちゃんのザカリーくんに大きくなったら父親のことがわかるようにと、父の親友だった監督がごくプライベートに撮りだしたビデオだったのだが、残された母親がとんでもない行動に走ったことで、題名が皮肉な意味を持つまでにショッキングな展開を見せてしまって一般公開され、政治家たちが見に来て法を変えることにまでむすびついたという。

特にザカリーの祖父母は苛酷という言葉でも甘いくらいの目に会うわけで、見ていられないくらい。
なんでああいう明らかにイカれた奴を野放しにしたんだ、と法曹関係者の責任はどうなるのか、追求しなくていいのかと疑問が出てくる。