Go The Distance!

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Tongyeong ITU Triathlon01:観戦&試走

2011-10-31 00:47:18 | トライアスロン

再びやってきました



朝6時発
バンタクシーを借りて、2時間ほど車を走らせ、レース会場へ



ここに来るのは、3度目
(※20102009年のレース内容)

一年に一回はレースのために訪れている
かの地にやってきて、レースが行われているのかどうか、参加資格はどうか、エントリーはどうするのか…
YOMEと二人で手探りでようやく見つけた大会がここでした
かの地での初トライアスロンの地
そして、初参加のブルース君と共に出場しかの地で初の表彰台を経験したレースでもあります
(その時の大会はITU絡みではありませんでしたが)



今年最後のトライアスロンレース(オリンピックディスタンス)が明日ここで行われます

8時レース会場近くのホテルに到着
9時からITUエリート女子が始まるのは分かっていたのですが、女子と男子の両方の観戦をしている時間はない
ここでYOMEと私は別れて行動
YOMEは女子エリートの日本人選手を応援

女子は土橋選手、足立選手、庭田選手の3名


足立選手と土橋選手(奥)も集団内での走行


庭田選手のバイクパート

バイクでもしっかり先頭集団に入っていたとか


高速チェンジのトランジション


庭他選手の猛追


庭田選手とドイツ選手のデッドヒート


庭他選手のラン


土橋選手のラン

5位に足立選手、8位に庭田選手、18位に土橋選手と皆さん無事完走
(トップはフランスのジェシカ・ハリソン選手)



YOMEのカメラにも気さくに対応してくださった足立選手と土橋選手
(レース直後だという、スイマセンでした)
素敵なスマイルをありがとうございます

一方私の方は…

私は、昨年から変わったバイクコースを試走


ご覧のような急カーブの続く坂


カーブにはところどころ
"注意!”
の看板が


10%前後のアップダウンの連続とタイトなカーブが続きます


坂の勾配がわかるでしょうか
海沿いの崖に無理矢理道路を作った感じです


ブラインドカーブもあり
コリャ、試走しておかないと怖くて走れません


今回はスピードコンセプト(TTバイク)だったため、正直、マドン(ロード)でくれば良かったと後悔…(涙)


またまた”注意”の看板
コーナーリング、アップダウンと、スピードの上げ下げがめまぐるしく、テクニカルで難易度が高めなコースでした


景色を眺めるだけなら気持ちよいのだろうけど、ここでの高速レースはどうなるのやら

明日は、落車がかなりありそうだ。巻き込まれないようにしないと


新しく追加されたコースだけで30㎞
こりゃあ例によって計測ミスでスタート前にコースが変更するなぁと思っていました


この橋はエリートのバイクコースでもあるので、各国の国旗が風に揺られています


日本の国旗も発見

残りのコースは昨年使ったコースのショートカットバージョン
これがおよそ10㎞
こちらも、アップダウン多めのコース
(きついカーブは少ないが)

ということでほぼ40㎞と正確に計測されていました

しかし、これはレース前に一度、試走しておかないと全力で走れないコースだな

11時30分にはホテルにいったん戻り、
スイムとランの練習準備をして、ITUエリート男子のレースを見てきました
(スタートは11時45分)


エリート男子スタート前


号砲一番、一斉にスタート









その速さに圧巻です
女子は日本人選手が3名出ていたのですが、男子には日本人はゼロ
残念

スイムスタートからもの凄いスピードでした
プルの回数も早かったな





スイムを終えてからのトランジションは神業!
どうやったらあんなに早く出来るのか?!







バイクも集団ばらけることなく進みます
(ITUはドフラティングOK?なんですよね)
やっぱり第1集団に入らないとどうしてもその後も追いつけなくなるのかな






レースを終えたばかりのイタリア女子選手(Betto Alice)とコーチ?らしき人も隣で観戦
これもITUならでは


トップのロシアの選手が周回遅れの選手を抜く

ランは間近で選手の息づかいを感じるくらいの距離で見ることが出来て、こちらも応援に熱が入ります
そのデッドヒートたるや…恐らくキロ3分ぐらいで走っていのではないでしょうか
いやぁ、圧巻でした!


そのままトップでロシア選手(Polyansky Dmitry)がゴール


2位の選手(Perez Jose Miguel)の力強いゴール


どんなシューズ履いているのかと思ったら
アシックス、ミズノ、ナイキと別にトラシューズっていう訳ではないようです


こちら2位の選手のバイク
トップアスリートの機材が間近で見られるのも良いですね


こちら選手のホイール予備


マビックのキシリウムなどのアルミホイールがあるかと思えば


ディープリムも




そんなに高価なホイールを使っている訳ではないようです

ちょっとエリートのレースを見て、興奮気味
少し頭を冷やして自分のレース準備をするために、ブースをいくつかまわり少し買い物


何と、Newtonの新モデル「MV2」が置いてある!

かの地に入るのは来年かと思ったら、こんなに早く実物が見られるとは!
その軽さに驚きましたが、クッションの違いのためか、
最初に履いた時に感じた不安定感みたいなものもなく一般受けしそうなモデルだ

Newtonシューズは三足もっているが、どれもサイズは8.5(26.5)
MV2は9(27)がピッタリだった
お店の方曰く、スピードレース向けモデルのため少し形状が違うとのこと
10㎞やハーフなどで履いてほしいと言っていた

なるほど
そのままMV2のサイズ9をお買い上げ

ブースを覗いている時も、受付の時も、
スピードコンセプトはとにかく注目を集める
今年の4月の段階で、この国では、これが唯一の一台と聞いていたが、
島でのアイアンマンでは、世界中からアスリートが集まってきたため
スピードコンセプトもそれほど注目されなかった

しかし、今回のような地方のレースだと
当然かの地の方がほとんどなので、スピードコンセプトは私1人
すぐに人に囲まれて質問の嵐でした…

「いくらするんだ」
「ちょっと持たせてくれ」

など

勝手にホイールにさわったり、車体をもったりと…
さすがに今回はトランジションにバイクを一晩置いておくのは止めておきました
(本当は預けないといけないのですが、それはそれ、かの地の緩いルールでOKなのです)

その後、受付と検車を済ませる



一端部屋に戻ると、もの凄い睡魔が…

1時間ほど昼寝してから、スイム会場へ


ここからエリートがスタートしたのか…と思うと
ちょっと飛び込みポーズなどしてみたり…
…いや、別に意味はないです
やってみたかっただけです


さて、用意はできたので泳ぎます


海の上に立っている
…訳ではありません
飛び込みはすっごい苦手なので普通にダイブしましたよ(苦笑)


「行ってきま~す」



今回のスイムは2ラップなので
1ラップ分泳ぐつもりで折り返しのブイに向かいます


海坊主ではありません


ブイの手前ぐらいで地元漁師の舟に乗ったおじさんに
アブナイから離れろ
と言われそのまま戻ってきました





疲れを残さない程度に楽にリラックスして泳ぎました



というわけで700メートルほど泳ぐ
おどけている場合ではないのですが、カメラを向けられたので…つい

水の透明度は高くない。自分の手を見えるが、1メートル先は見えない感じ
水温は20度と思ったよりも冷たくなかった

スイムを終えたのが、午後5時。日も暮れかけていたが、ランの試走へ


なぜか、ガッツポーズでラン試走スタート


ランのコースだけは3年間変わらず



20分ほどコースを走って折り返し
折り返しの最初にRP走2キロで刺激を入れる



3分後半ぐらいのペースで楽に気持ち良く走る



その後は、ジョグしてホテルに戻ってきました


今回の購入品
ニュートンの新モデルは試し履きをはやくしてみたいな

7時頃、夕食をホテルの部屋で済ませる
YOMEがポジャン(お持ち帰り)出来る店を探したが、今日はどこもたくさんの選手が食べに来ていてできなかった

そこで
レトルトの餃子とローストチキンを温めて、家から持ってきたご飯とレトルトスープの夕食


明日の補給食たち

10時に就寝

しっかり試走も出来ていい感じで明日を迎えられそうです


明日は3時起きで、7時レーススタート