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鍼灸師会全国大会in神奈川(1日目)&病鍼連携連絡協議会

2015-10-31 22:23:08 | あはき師
7時起床
…といっても保険で付けておいた目覚ましのおかげで何とか起きられた感じ
11時間も寝ていたらしいが、まだまだ足りないくらい眠い
でも、今日は昼から用事があったので身体を起こす…もとてもすぐにランとか行ける状態でもなく
特にどこが痛いとかいうこともないのですが(昨日の施術の影響も無し)どうにも身体が起きてない状態

コーヒー飲んで、しばらくまったりしてから着替えて8時前にランへ
徹夜続きが響いてはいたが、脚が疲労している訳でもないので、ジョグで15キロほど
皇居到着後1周目(3キロ過ぎあたり)で右足の大腿部(四頭筋の深部)に刺すようなイヤな痛みあり
誤魔化しながらそれでも動けそうだったので皇居2周
鍼治療の後はたまにあることだけど、やっぱり昨日の施術は自分にとってはちょっと刺激量が多すぎたのかも

家に帰って朝食食べて今度はすぐにプールの準備
昼の用事前にもう一度”心拍計”リベンジ
今日はプールサイドで心拍計付けて動作確認してからスタートボタン押してFenix3Jを水の中に入れてスイムスタート
…ですが、今日もメインの100の6本目で攣りそうなったので、ここで終了
(楽しみだった心拍は今日も取れず…何故だぁ!)



家に帰ってすぐに着替えてから今度は横浜へ
第11回公益社団法人日本鍼灸師会全国大会in神奈川…1日目
学校で事前に学生割引の案内があったので参加希望していたモノ
パシフィコ横浜で開催ということで、電車で”みなとみらい”駅へ



今回のテーマは
「鍼灸の今がわかる!」~人気治療から経営まで~
と題して、様々な講演や講座、実技供覧などが開催される
1日目は基調講演に参加
順天堂大学医学部大学院医学研究所教授 小林弘幸さんによる
「スポーツと自律神経」
以下、講演を聴きながらキーワードを箇条書き



西洋医学の限界があり、今日、統合医療(鍼灸、整体など)が求められている
西洋治療で治せるのは7割
これからの鍼灸師にとって「今の、何をすべきか。明日から輝くために」を考える必要がある
人間の脳の7割は使われていない
2025年問題
「運がなかった、ついてなかった」というが本当にそうなのか?
日本人は(起こった出来事に対して)検証が出来ない
鍼をうつことで自律神経に影響を与える
人は簡単に乱れる
低気圧20 が普通だが50になると更に乱れる
ヒールの高さでも乱れるくらい
数字・時間のマジック
身体と心、人生に大切な医学の話
1 呼吸
2 食事
食事について意識している人は多いが、呼吸の対する(重要性の)意識が低い
YOGAや太極拳などは呼吸を意識する数少ない例
健康とは?
最高のパフォーマンスとは?
それは、『いかに、質の良い血液を十分にひとつひとつの細胞にまで流すことができるか?』
意識の問題
人は必ずミスをする
例えば、余裕がない時、自信がない時、予想外のことが起こった時、具合が悪い時、環境が悪い時
不安なども
そうしたことでバランスが崩れる
最も良いたとえは、「朝寝坊してしまって遅刻しそうな時」
自律神経はライフライン
理想は1対1
副交換神経は年齢ともに落ちていく
色が(自律神経に)影響を与えることもある
怒るとしかるの科学的な違いがある
”相手がミスしろ”と思うと自分もミスをする
”妬み”もバランスを失うキッカケとなる
笑顔が(自律神経にとって)一番イイ
自律神経は伝染する
例として、楽天の星野監督
打てずに返ってきた選手にかけた言葉は、
「お前ならできるだろ!何でお前が出来ないんだ。」
言い方が9割をしめる
日光の3猿(見猿、言わ猿、聞か猿)が人を乱す要素をよくあらわしている
自律神経バランスの改善とは、いかに質の良い血液を流すか
腸内細菌も関係している
糖尿病、高血圧、高脂血症
腸内細菌はダイエットにも関係している
悪玉菌が多いと、大腸癌になりやすい
滋賀県は大腸癌少ない
発酵食品が関係している
食物繊維を効果的に摂る
例えば、海藻類、豆類、野菜類、きのこ類を1日当たり20〜25g
腸は人生・健康を変える
ミネラル・酵素・ビタミン
微量元素
有害金属
遅延型アレルギー
自律神経はコントロール出来る
エクササイズは医学的根拠が必要
自律神経のトレーニング
セル・エクササイズ
タッピング(副交換神経レベル向上)
漢方はドーピングで引っかかる
日記の効果と書き方
ゆっくりはやく
外科医の格言
全ては謙虚さが不可能を可能にする

など

キーワードのみを書き出したので分かりづらいこともあるかもしれないが、
自律神経をプラスに働かせる、精神的、医学的な在り方(やり方)を解説してくれた
とても興味深く聞かせて頂いた
その自律神経に鍼からもアプローチ出来ること
そして、西洋医学で出来ない部分を補うことが出来ることなど
今、一番聞きたい(知りたい)旬の情報を知ることが出来ただけでも横浜に来た甲斐があったな



17時に基調講演を終えると、再び電車に飛び乗り大井町へ



病鍼連携連絡協議会の月次勉強家に参加
「神奈川県立精神医療センターで実践されている鍼灸研究の実際」
神奈川県立精神医療センター東洋医学研究室研究員 伊藤新先生

K式鍼灸スコアを用い、頭部や腹部の瘀血、気の病、睡眠障害などを触診中心で調べ、施術に生かす…という感じ
実際に、被験者役の方(男女一人ずつ)への実演も見せてもらいました

…が、自分が勉強不足のため
”キーコスタイル”や”長野式”など分からず…でして、前提条件がまずクリア出来ていなかったため、講習内容もイマイチ飲み込めず
また、精神疾患に関して、どのようなエビデンスがあるのかな…と思ったのですが、
結局のところ、術者の経験と勘…なのかなぁ…と
”痛み”が緩和出来れば、うつも解消出来る…という最終結論に何だかあまり納得出来ず…
ということで、闇雲に勉強会に参加するのではなく、本当に聞きたいこと、興味があること…に絞らないと、時間もお金も無駄になってしまうなぁ…と

21時過ぎまでの勉強会だったため戻りは22時過ぎ
何だかんだで寝るのは日付をまたいでしまった
明日も朝から横浜へ
はよ寝なくては!