Ironman 70.3 Gurye Korea レースレポート その7
10/5 移動&帰国日
レース翌日
6時過ぎまで熟睡
リーさんは5時起きでランニングに行ったらしい
8時には戻ると昨晩言っていたので、それまでにバイクの梱包を済ませる
あらかたバイク梱包とパッキングを終えた頃、リーさんが部屋に戻ってきた
聞けば24㎞走ってきたとか…?!
ペースは4分30というからさらにビックリ
2年前、
一緒にトレーニング始めた当初はランが苦手で
「どうすれば速くなれるんだ」
ナンテ言っていたのに…
イヤハヤもう一緒に走ろうなんて言えないね…(^_^;
私たちが泊まっているモーテルの隣が韓国レストランのお店だったので
朝食はそちらで
昔ながらのハンジョンシク(韓定食)
テーブル一杯の料理に大満足
…というかあれだけ昨晩食べたのに二人ともお腹が空いていたのでガッツリ頂きました
ホテルに戻ると
日本に台風が近づいていて飛行機のフライトも変更があるかも…
なんて情報がYOMEから入る
そりゃ困ったね
…ということで、取り急ぎ空港へ向かうことに
バイクケース、荷物を車に入れ
釜山・金海空港へ向けて出発
帰りは渋滞に巻き込まれることもなくスムースに空港へ
午後1時には空港到着
フライトは4時だったので、たっぷり時間があるということで
空港内の食堂でランチ
最後の韓国料理はカルビタンを頂きました
その後、お土産選び
もろもろ配るためにリーさんのアドバイスで小分けのお菓子をいくつか
YOMEのお土産も…と探しました、
以前、3年間も住んでいた場所ですからね
改めてお土産にするような目新しいモノもなく
出国ゲートに入って免税店で何か見つけるか
とお店を後にすると
リーさんが私に小さな小箱を渡し
「これを奥さんに渡してくれないか。これでいつでも韓国のことを思い出せるよ」
って…、
うぅ申し訳ない
ありがとさんね
出国ゲートに入る前
「本当にありがとう。
今回は完走さえ出来ればいいと思っていたんだ。
だから、結果には自分自身とても驚いているんだよ。
一人では、絶対無理だったよ。
あなたのサポートがあったから…君が僕に力を与えてくれたんだよ」
…と言いながら、
最後はもう涙がポロポロ
ウンウンと肩をたたいて聞いてくれるリーさん
「3年後、君が(国家試験合格し)ライセンスを無事取得したら、日本のレースに参加するよ。その時は、サポートしてくれるかい」
「あぁ、レース前後の治療も任せてくれ。今度は僕が君のサポーターになるよ」
再びガッツリ握手
ゲートに入ってからも、ふり返ると何度も何度も手を振るリーさん
ありがとう
トライアスロンを、Ironmanの世界を共に歩んでくれた君のお陰でこんなにも豊かな人生を送っているんだよ
ありがとう
釜山出国時
快晴だった空は
日本に到着する頃には横殴りの雨に
交通機関が止まってしまうことと、バイクケースの移動を考え
YOMEがレンタカーで成田に迎えに来てくれた
レースの話、リーさんの話
雨のドライブ中、YOMEにこの充実した3日間のことを話す
「そう言えば、リーさん、ランが強くなっていたんだよ。いや、驚いたよ」
と話すと
「それはあなたの”せい”でしょ。あなたに影響されたんだよ」
とYOME
貰っているばかりじゃなかったのかな…
俺もリーさんも
家に帰り、リーさんからYOMEへのプレゼントを開けてみると
ハングルが書かれた螺鈿のキーホルダー
あぁ、なるほどね…
YOMEもニッコリ
とても充実した
夢のような3日間でした