Go The Distance!

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ウッドキャビンの部屋にようこそ!

日本に来た証

2010-08-12 10:21:05 | トライアスロン
第23回 沼津千本浜トライアスロン大会 個人の部
に出場しました



総合:11位(463人中)、総合記録:1時間11分56秒、スイム:15分52秒(102位)、バイク:36分34秒(6位)、ラン:19分30秒(2位)、年齢別順位:3位

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この大会、2年前にも出場しました


こちら2年前の様子
今よりも体重10キロプラス

この頃は、トライアスロンを始めて2ヶ月目、
始めて本格的な海で泳ぐ大会でした

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調度、帰国している際に開催中だったのがこのレースだということでエントリーしました

アイアンマンディスタンスの練習ばかりしていたので、スプリントのようなスピード練習はまってくしていません

このレースは9月のアイアンマンに向けて、自分の仕上がり具合が分かればいいと思っていたので、
記録やリザルトは意識しないでレースに臨みました

いつも応援&サポートしてくれているYOMEが今回はエントリー
私のレースを見ていたら出てみたくなったそうです
一応、苦手なスイムも750メートル泳ぎきることができたそうです

前日に沼津入りしていたので、当日は朝は睡眠時間を確保
二度目のレースということで、下見はしませんでした
6時から受付が始まっていたのですが、
YOMEのスタート(第2ウェーブ)は8時45分
私のスタート(第3ウェーブ)は8時50分
ということもあり、7時にホテルをチェックアウト
(レース以外の荷物は全てホテルで預かってもらいました)

レースグッズをザックに入れて背負い自転車で会場へ
7時半会場到着、すぐに当日受付を済ませる



本日はスキンズのワンピース

トラジッションエリアが閉まるのが、8時までだったので、バイクの準備やゼッケンの貼り付け、ランの準備などを手早く済ませる



YOMEも普段のレースで私の手順を見ているので余裕たっぷりで準備
とても初レースとも思えないリラックスぶり



あれこれ言っても混乱するだけなので
YOMEには
無理はしないこと
だけ告げておいた

8時になり
入水チェック

やや波があるものの泳ぐ分には問題ない
問題のなのは…流木
取っても取っても、後から後から波に打ち寄せてくる

それと
この日もものすごい酷暑
入水からあがって石の浜辺(スタート地点)で待っていると
ジリジリと焦げるような日差しだ
水のボトルを持ってこなかったことを後悔

8時半
第1ウェーブスタート
8時45分
YOMEの第2ウェーブがスタート
YOMEはスイム初心者のピンクのスイムキャップを被ってのスタート
溺れるなよ

第3ウェーブ出発間際まで
バケツリレーよろしく、選手の皆さんで波打ち際に上がってきた流木を浜辺までリレーしながら運んだ
それでも全部取りきれなかった

スタート30秒前
ややアウト側の前方の位置

プァ~
いつもの冴えない合図でスタート

500人バトルを経験しているので100人ぐらいなら問題はない…
がやっぱり蹴られる

750mと言えば、いつもプールで泳いでる距離の半分以下
出し惜しみしていたらあっと言う間にレースは終わってしまう
肩甲骨を意識し、大きなプルでしっかりかくことを意識して泳ぐ
ほどなく折り返し地点、早いな
ここまでスイムの早い方には早々に抜かれたので
半分まで泳ぐと逆に遅れた第2ウェーブの方を抜いていく
浜に沿って平行に泳ぎフィニッシュラインへ向う
ラストは皆さんスパートをかけてきた
私も同じくらいのスピードの集団についていく

とそこで、こめかみにフィン(足ヒレ)のようなものがぶつかった
かなりの痛みで少しむせるが、そのまま気にせず陸にあがる
「誰だ、フィンなんかつけているのは」
振り向いてみると、巨大な木の板だった…

海から上がると、ゴーグル、キャップ、ウエットを脱ぎながらダッシュで
トランジッションエリアへ



スプリントはスピード勝負
各種目間にどれだけ時間を短縮できるかで勝敗が決まる
ゆっくり歩いてなどいられない

と、言いつつもしっかりウエットをバイクラックに引っ掛けて
サイコンのタイマーを押すのも忘れません

いつものようにシューズはペダルに付けっぱなしなので
ゼッケンをつけ、メットを被ったら、
そのままダッシュでバイク乗車位置へ

裸足のまま、またがりシューズを踏んだまま走る

ある程度スピードに乗ってきたら、シューズを履いて、
メットにつけておいたアイウェア(度付き)を装着
20キロのバイクなんてあっという間だ
全力で漕ぐ



堤防の道を1往復
狭い対面通行なのでDHバーは使用禁止



距離も短いからボトルもいらないだろう
なんて思ったら大間違いだった
とにかく蒸し暑いのでボトルの水を半分以上飲み、残りは頭からかけて空っぽになった

例によって
抜きはしたが、抜かれなかった
で前の走者を一人一人と抜いていく
最後の方はかなりの前乗りでサドルの先端に股が触れるくらい前傾に倒して踏んでいた



ふとその時に思ったのが
あぁローラー台で追い込んでるのと一緒だ

ということ
強度の強いメディオぐらいかな
力むな
いつもどおりペダルをしっかり回せ

頭の中でそんな言葉を繰り返していた

心拍的には余裕がなかったと思うが
精神的にはかなりリラックスして走行することができた

途中、若者に何度かかわされそうになったが、最後まで抜かれることなくバイク降車位置へ

バイクをラックにかけ、シューズを履き替え、
帽子を被り
今度はランスタート地点へ



ランは松林の中を2周回
クロスカントリーのような道だ

最初こそスピードに乗れなかったが
たった5キロで何をしているんだ!
と自分を叱る

松林の中は木陰でありがたいが
やはり蒸し暑い
ここでも4回あるエイドの2回で水をうけとり
一口だけ口に含み後は頭からかぶる

走れ
走れ!

5キロでは心拍のマックスに至る前に終わってしまう
しかし、松林のコースは結構入り組んでいてカーブも多いので
インタバルのようなスピードでは走れない
緩急つけて走るしかない



5キロはあっと言う間だ

そのままゴールへ

ゴールするや
今度はYOMEの応援へ
そもそもスイムを泳ぎきれたのか心配だったが
救護テントにはいないのでレース続行中だろう

YOMEのバイクラックには確かにバイクがかかっている
ということは現在ランの最中か

行き違いにならないようにランの折り返し地点で待つが
なかなかやって来ない

さすがに心配になって本部テントでリタイア選手の名簿を確認しているところ…



来た!

すぐにゴールラインまで戻り
一緒にゴール



アナウンサーが
「どうしたんでしょう!
 この二人…怪しい、怪しすぎます!!」
とがなりたてている

夫婦ですから



ヘロヘロになっているYOMEに水を渡す
「10月の(オリンピックディスタンスの)レースにも出るか?」
と聞くと、この笑顔
出る気マンマンらしい



夫婦そろってのレースも悪くないか

たっぷり頭から水をかぶり
十分休んでYOMEが動けるようになってから着替える

バイクを取り出せるまで待っているとリザルト速報が出たので入賞者は本部テントに来るようにとアナウンスが入る

こちらは表彰式も見ることなくすぐに帰るつもりでした
速報で、総合11位、グループ別3位
アナウンスで名前まで呼ばれたのでこれは帰るわけにはいかなくなりました

荷物を片付け、待つこと数十分
表彰式が始まりました



2年前は万年4位で表彰台に上がれませんでしたが
こんな形でその日が来るとは…



日本に来た証を残すことが出来ました



バイクにはレーシングゼロにチューブレスを履かせて予備のスペアタイヤをボトルホルダーに
ゼロの固さが好きなのでレースの時はいつもこの組み合わせ


リザルトを見ると
上位陣の中でスイムが100位代は私だけ
バイクは6位
ランは2位
あいかわらずスイムが課題です

でも、
ロングの練習がスプリントでも活かされることが証明されたので、
今のトレーニングのやり方に少し自信が持てました

参加賞の干物やら入賞の景品やらいろいろもらいましたが
日本滞在はわずかな我々にはかえって荷物になる

表彰式を終えると、沼津のホテルに戻り荷物を受け取って駅へ向います
帰りは電車です
この日はどうしても閉店時間前に寄りたいお店があったので



こちら川崎のバイクショップ
私が今の愛車と出会った場所です

日本に帰ったらやりたかったこと
愛車のオーバーホール
かの地ではトレック自体の数が少ないこともあり
オーバーホール出来るような(信頼のある)お店が少ない
(BBがない自転車などない!と言っているくらいなので・・・)

水曜日のショップライドに間に合うように超特急でやってくれるとのこと
感謝、感謝