『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

湯豆腐と精進料理

2023-03-21 17:49:54 | 食べ物・飲み物

 

きのうは、
7年ぶりくらいで、
元勤務校の『金光大阪』に寄り、
親しくさせて頂いていた
イナッさんと、久しぶりに
再会して、しばしの歓談を
楽しませて頂いた。

以前には、
京都のイマダケちゃんちの
介護施設で、ホールコンサートを
催した時にも、わざわざ、
おいで頂いたので、
その時のお礼に、
『リュートマラソン』から編集した
『日本の歌』のCDをお贈りした。

*

およそ300日×11年間で、
3300回は渡ったろう
校門前の『不二橋』。

禅的な意味のある「不二」。

この世とあの世はセパレートしていない、
「重ね合わせ」の量子状態にある、
ということに改めて気づかせられた。

金光教的には
「あいよかけよ」というが、
「神と人とは一体」で、
相関性が実相である、
ということである。

丸に「金」の周囲に、
八つの波が描かれる教紋は、
「金色の神の威光が、
八方を照らし、広がる」
というシンボルである。

*

30年前に担任して、
今、46歳になった教え子の
オカリンとツーラとは、
気心が合うのか
卒業後もずっと切れずに
付き合いが続いている。

二人で来福もし、
京都散策は5、6度は行っただろうか。

きのうは、
ツーラの愛娘カノちゃんを
連れてきてくれ、
りく坊とおない年なので、
めっちゃくちゃ可愛いかった。

二人の子育てにも
ずいぶん相談にものり、
アドバイスもして、
役だててくれたようだ。

*

この日も快晴で、
境内の枝垂れ桜が満開であった。

教え子の娘ながら、
さながら、孫娘みたいに感情移入して、
ずっとご機嫌とりっぱなしだった。

「京のご飯食べ」と
隠れ寺の散策を常としている。

今回は、
清凉寺境内にある
湯豆腐店の『竹仙』で
お昼にした。

嵯峨豆腐の老舗『森嘉』の
極上「絹ごし」を
絶品のタレで頂く。

「京都一」
「日本一」
と謳われる、
品の『森嘉』の豆腐と
『湯葉弥』の生湯葉。

その前に、
前菜として、
精進の胡麻豆腐・炊き合わせ・
花見団子・茶飯・煮物椀などが
供され、そのはんなり
やさしげな味に
ホッコリさせられた。

空いたスペースには、
後から、煮物椀と揚げ物が
供された。

角切り膳に朱塗りの食器は、
精進を意味するので、
魚肉類は排される。

道明寺の餡入り餅に
吉野葛でトロミのついた吸い地は、
絶妙の味加減で、
ほーっ…と、ため息が出るようてあった。

 

在京中には、
清凉寺にも幾度も訪れているが、
本堂裏の庭園は
初めて見ることになった。

なかなかに
詫び寂びのある
禅味も感じられるものだった。

*

その後は、
宝筐院に赴き、
人っ子ひとりいない庭園を
カノちゃんを伸び伸び歩かせて
思うままに散策した。

桜や椿、キブシ、コブシなど
あらゆる花々が咲き乱れ、
鳥は鳴き、青空からは
柔らかい春の日差しが
心地よいぬくもりを感じさせた。

嵐山の渡月橋界隈が
佃煮のごとく人・人・人…で
ごった返していたので、
その無人の自然のみで
森閑とした枯山水庭園は、
まさに、別天地のようでさえあった。

可愛いカノちゃんの存在もあり、
まさに、天国的な時空にいるような
パラレルワールド感。

「カカ」(ママ)とおそろいの
ラルフローレンを着た、
お人形さんみたいなカノちゃん。

オカリンは、
中3と小6男児のおっかさん。

次男のタケ坊が
赤ちゃんの時も、
抱いて京都散策した。

宝筐院の延段(のべだん)を
上手に歩くカノちゃん。

なんだか、
電池が入ったお人形みたい。

*

そこから、
ほど近い『ひらのや』で
名代の「しんこ」を頂こうと
立ち寄ったが、女将が出てきて、
「今日は、職人が休んでおりまして、
あいにくと、ご用意できまへん。
申し訳ございませんおす」
とのことで、ガッカリだった。

代わりに、
店前の緋毛氈の床几で
道明寺の桜餅と抹茶を頂いた。

*

そこから、さらに、
近場にある秘寺の
『愛宕(おたぎ)念仏寺』まで
足を延ばした。

剽軽な表情をした羅漢さんが
山肌のあちこちに
苔むして羅列しており、
お気に入りの顔を見つけるのも、
また一興であった。

ここの本堂は、
まるで清水寺の舞台を
模したかのような
木組みになっており、
不思議なデジャヴ感を抱かせた。

 

そしたら、観音堂は、
小柄ながら、金閣と銀閣を
合わせたようなフォルムをしており、
「パクリ寺やなぁ…」
と、一同で笑いとなった。

オカリンは、
清凉寺・宝筐院・念仏寺で、
趣味の「御朱印」を
せっせと購入していた。

*

鐘つきで大喜びのカノちゃん。

ツーラ・ママは、
鯉のぼりみたいなラルフローレン(笑)。

 

**

 

昨晩は、高槻でも
元同僚との飲み会を
セッティングして頂いていた。

折よく、高槻在住の
ツーラ&オカリンと一緒に
「京歩き」から戻ってきてから、
7年ぶりに高槻教会にも
参拝に寄せて頂いた。

25歳で
新設の金光第一高校に
新任として赴任した時、
地元の教会として
しばしばお参りさせて頂き、
夕食までご馳走になった事もあった。

二人のお子さんも
金光第一に入られたので、
教え子となった。

笑福亭仁鶴似の先生は、
87歳になられても
矍鑠(かくしゃく)として
お結界に座っておられ、
7年ぶりの再訪を
ことのほかお喜びくださった。

さっそく、奥から
奥様をもお呼び頂き、
40年前は道産子美人で上品だった
そのままのご様子で、
これまたお喜び頂いた。

先生は暮れに
自転車に乗って転倒し、
頭を打って意識不明になり
救急搬送されるも、
まったく無事に回復された
という大変な「お陰話」をも
お聞きして、有難くも、
うれしく思わせて頂いた。

「いやぁ。
今日は、ほんまに、
佐々木先生から
元気を頂きましたぁ…」
と、洋酒のお下がりまで頂戴し、
ご夫婦で玄関まで
お見送り頂いた。

ご子息のタカ坊も
金光学院で「教師資格」を得て
後継者となったので、
先生方もご安心のご様子であられた。

*

飲み会では、
やはり7年ぶりに
ウラッさんと
キンちゃんと再会し、
昔話に花が咲き、
老人あるある話でも
共感しあって爆笑した。

 

 

 

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世代を超えて・・・

2023-03-20 17:37:27 | 家族

 

 

 

きのうは、
りく坊とミカちゃんが、
京都まで来てくれ、
楽しく、名所を散策した。

コロナ解禁とあって、
外国人の観光客がハンパないほどで、
英語のみならず、
フランス語、韓国語、中国語が
各地で飛び交って、
さながら、外国に
さ迷いこんだかのようだった。

金閣寺では、
入場整理にたつ僧侶たちが、
「本日は、紅葉の季節以上の
人が出ております…」
とアナウンスしていた。

たしかに、
幾度も訪れている金閣で、
長蛇の列になって
ラッシュアワーみたいなのは
はじめて見た。

それでも、
ベビーカーに乗る
リク坊に、前のフランス人一行が
さかんに笑わせてくれたり、
中には「いない、いない、ばー」を
した男性がいて、驚いた。

片言ながら、
「トゥレヴィアンッ!!
 メルシー、ムッシュゥ」
と言うと、
「メルシー」
と返してくれた。

 

金閣寺では
リク坊のパパを抱いた
《ジイジ・フミ・バアバ・ママ》
と同じ構図で
ミカちゃんが、どうしても撮りたい・・・と、
こだわっていたので、
その念願を叶えてあげた。

すでに父は亡く、
母は91歳で認知症で
介護施設に居る。

抱かれているフミは
今年34歳になるので、
30数年もの時を経た
「世代代わり」の一枚となった。

*

お昼は、
以前、オカリン&ツーラの
教え子コンビとも来た
岡崎の『六盛』で、
名代の『手桶弁当』にした。

りく坊の分も
おこちゃま手桶が出て、
ごきげんさんだった。

*

晩には、
金光第一高校時代の
元同僚たちが梅田に集い、
懐かしい顔ぶれでの
夕食会となった。

中には、退職後、
30年ぶりに会う先生もおられ、
感激のあまり、
固く両手でもって握手させて頂いた。

学校創設期の仲間なので、
当時の苦労を共にした、
“戦友”のような連帯感と絆を
再確認させて頂いた。

幹事の労をとって下すった
Qちゃんからは、
現任の学生さんの
病理的ケースのスーパーバイズを乞われ、
心理臨床的な助言をさせて頂いた。

帰りは、先に帰った女性陣ふたり以外の
男性陣五人で、仲良く阪急に乗り合わせて
歓談の続きを楽しむことができた。

孫にも、教え子にも、同僚にも会い、
ここまでの二日だけでも
十分に至福の時を過ごしている。

今日も、また、
教え子たちと京都散策に出向き、
夜は、昨晩とは違ったメンバーとで
高槻での飲み会が催される。

カラダの方が
すこーしシンドくなりかけており、
背中や足の裏に
ロキソニン湿布を貼って凌いでいる。

*

きのうは、
ソーちゃんが棋王戦で勝利し、
見事に「六冠」達成を果たした。

行楽の移動の合間には
推移を見守っていったが、
優勢を保っていたので、
いけるだろうと思っていたが、
昨晩、結果を知って
うれしく思った。

帰福したら、
ゆっくりとYouTubeで、
棋戦の全容を振り返ってみたい。

同様に、NHK杯「決勝」の結果も
まだ、知らないので、これから、
ググってみるつもりである。

それじゃ…
老体に鞭打ち、
今日・明日と、
後半の二日を存分に楽しもうと思う。

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京都入りす・・・

2023-03-19 17:15:24 | 懐石

 

きのうの朝は
雪降る中を出発して、
4時間弱で京都に着いた。

11年間の在京中には
盆暮れの帰省で
20数回は行き来しており、
帰福後もしばしば上京していたので、
かつては、なんやかや
アクセスがわるく、
6時間近くかかっていたのが、
2時間も時短化したのは
驚くべきことである。

そういや、
かつては、東北新幹線は
大宮止まりで、
「リレー号」なんていうのもあった。

そして、『のぞみ』が登場してから、
東京-名古屋-京都と
さらなる時短化となった。

*

京都に着くなり、
駅とつながる
グランヴィア・ホテル内の
『美濃吉』で予約してあった
懐石で昼食となった。

京都入りして、
早速の「京懐石」は、
舌で味わう「京都」となった。

はんなりした味わい、
端麗にして奥深い出汁は、
さすがに、家庭では追随できぬ
伝統の職人技であった。

一つ一つ味わうたびに、
いちいち
「これは、家では作れないよねぇ…」
と、二人して
しきりに感激していた。

*

ゆったり食事を味わい、
隣接する『伊勢丹』のデパ地下で
予約していた『いづう』と『中村楼』の
老舗コラボ弁当を受け取り、
予約していたレンタカーで
市内散策に赴いた。

 

*

いちばん近所にある
東福寺に赴くも、
ギリギリ3時半をちょいと過ぎ、
まだ、冬時間とあって
拝観終了の時刻だった。

仕方なく、
塔頭の『芬陀院』に向かうと、
気のよさげなご住職が
「どうぞ、ごゆっくり、御覧ください」
と、招いて下すった。

ここは、別名『雪舟寺』とも言う。

在京中に
何度も訪れた、
最も好きな枯山水と茶室がある。

友人・知人・教え子たちとも
幾度となく訪れた
隠れ名古刹である。

若い住職とも
三十年前のお寺の様子などを
逆にレクチャーするように
歓談もさせて頂き
楽しくもゆったりした
至福の時を過ごすことができた。

*

晩には、
老舗の懐石弁当をホテルで食してから、
歩いて数分の『コメダ珈琲店』で
金光二期生の教え子家族と
数年ぶりの再会をして、
10時まで歓談に耽った。

ユリッペのお土産は、老舗の「アナゴ寿司」だった。

*

今日は、
いよいよ、孫のリク坊と、
正月以来の再会である。

久しぶりに、
ジイジ・バアバをして、
孫と一緒の京都散策を
存分に味わいたいと思っている。

 

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フキノト・ハンティング

2023-03-18 07:22:20 | 季節

 

 

きのうは
叔父さんの一周忌で
午前中に法要に参列して
ご焼香をさせて頂いた。

次男ではあるが、
兄が千葉に永住しているので、
祖父母・両親が暮らした
本家に住んでいるので、
親戚一同からは
“本家”代表と見做されている。

親類一同の飲み会なぞでは、
一足早くおいとましようとすると、
「なんだ。おめぇ、本家だべぇ!」
と、半ば冗談で、
叔父・叔母方に揶揄される。

昨日の法要でも、
平均年齢が80代なので、
65歳の自分がいちばんの若造で(笑)、
しかも、本家だから、
法要の最後に
鐘撞きを指名された(笑)。

自宅の近所の寺なので、
大みそかには
よく聞いている
「除夜の鐘」でもある。

*

法要後、
足が悪くで、ひとり参列できなかった
90歳の叔母さん宅に伺い、
ひとしきり馬鹿っぱなしをしてから、
早春に恒例のフキノト・ハンティングに
「びっき沼」に向かった。

吾妻山には
まだ残雪が見られるが、
それよりも低い土湯は
もう雪解けが進んでいた。

毎年、来ているので、
芽生える箇所は熟知しており、
ひととおり巡ってみたら、
やはり、南向き斜面には
芽吹き始めていた。

それでも、
やっと十ケ見つけただけだった。

帰宅してから、
“バッケ味噌”にした。

*

今年度をもって
半世紀以上つづいた福大ギター部が
最後の部員である
4年生が三人卒業することで、
廃部すここととなった。

最後の部長は、
新入生の時に、ギターの初歩を
手ほどきした福岡出身の
農学部の女の子だった。

彼女から連絡がきて、
備品類の処分について相談され、
楽譜や楽器は廃棄するわけにもいかず、
ギター13本とコンバス、
楽譜十冊ほどに、『現代ギター』誌を
150冊ほど引き取ってきた。

ギターはすべて、
勤務校の音楽の先生と話がついて、
授業の教材用に寄贈することにした。

文科系サークル棟の3階が
部の置き場だったので、
小柄で非力な彼女と二人して、
フーフー言いながら、
力仕事を七往復もして、
疲労困憊になってしまった。

今日の朝から、
京都行きだというのに、
まさか、前日に力仕事で
筋肉痛になるとは
夢にも思わなかった。

寝る前に、
マッサージ機を1時間ほどやり、
カミさんに湿布を貼ってもらい、
いくらかはマシになったが、
いまだに、あちこちイタイ・・・(笑)。

日曜には
リク坊の顔を見たら、
疲れもオシリ痛も
吹っ飛んでくれるといいんだが・・・(笑)。

 

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サクラサク・・・

2023-03-17 09:27:55 | 季節

 

終業式は23日だが、
自分の今年度の勤務は、
きのうが最後だった。

本来ならば、
内示の時期で、
互いの動静は守秘されなきゃ
いけない時期だが、
転任・退職される方々の
幾人かがご挨拶に来られた。

こちらは、
来年度も継続なので、
なんだか、取り残される
“居残り組”の
心境でもあった(笑)。

*



今学期末と年度末の
お礼参りに、
K中の通勤路にある
Tちゃん先生の教会に
寄らせて頂いた。

今年度も
仕事と健康と家族の
無事のお陰を蒙らせて頂いた事の
「お礼」を
神様に「お取次ぎ」頂くように
お願い申し上げた。

これは、
金光教独自のシステムで、
先生は、それを
お聴き届け下さって、
『生神金光大神
 天地金乃神様』
に取り次いで下さる。

それから、
『ご新米』というのを
「お下げ」くださる。

これは
「お守り」のようなものでもあり、
自分は、小児喘息の発作で
のたうち回っている時に、
母親からよく中のお米を
口に含まされて、
「ご新米」で背中をさすられた。

なので、今でも、
体調不良の時には、
中のお米を「ご神体」として
頂くことにしている。

教祖のみ教えには
「祈り、薬にせよ。
 薬、祈りにすな」
という、箴言があり、
その通りだと得心している。

玉石混交の数多の
宗教があるなかで、
金光教は高校の日本史の
教科書にも教派神道として
黒住教、天理教と共に出てくる。

特定の宗派に信仰を持たない
宗教学者や研究者には、
金光教の「ファン」が多く、
教祖の高潔な人格や
正直な生き様、合理的な教え、
などに惹かれるのだと思う。

学部と院では、
生物学・心理学という
科学を学んできたが、
「スピリチュアル」
(たましい・霊性・神観)
領域も研究対象としてきたので、
金光教の合理的な宗教観は
アインシュタインの名言を
裏付けるように感じられていた。

【科学のない宗教は盲目だが、
 宗教のない科学も盲目である】

*

3.11来、ずっと、
被災地フクシマの復興を
支援下さっている
東京の教会の某先生が、
訪ねられてお菓子を持ってこられた、
というので、
「神様にお供え」されたものを
「お下げ」頂いた。

その先生の真心も感じられ、
また、神様もきっと
喜ばれているだろう・・・と、
思いながら味わわせて頂いた。

*


庭のサクランボが
八部咲きになった。

*

学校に赴くと、
15日の県立高校の
合格発表を聞いた。

3日の受験日から、
毎日、自宅のご神前で
カウンセリングに来ていた子たちの
「合格」の御祈念を
させて頂いていたので、
我がことのようにドキドキした。

結果は・・・
カウンセリング組の受験生は、
福高3人、橘1人、
県工1人、川高1人・・・と、
全員『合格』したーッ‼️

( ;∀;)

嬉しくて、涙がでた・・・。

(´ロ`ノ)ノ

*



卒業式後だったが、
23回も来られていた
三年生のお母さんが一人だけ
「最終面接」の予約が入っていたので、
入室するなり、
「合格、おめでとうございます!」
と、晴れやかな気分で
お迎えできた。

そしたら、
しばらくして、
本人も、よほど嬉しかったのか、
自転車に乗ってやってきた。

卒業後なのに
旧・制服をきちんと着用していた(笑)。

本人と握手したら、
すかさず、お母さんが
スマホで記念撮影していた。

“顔出し許可”も頂いたので、
自分のスマホでも
改めて「やらせ」撮影をして頂いた(笑)。

偏差値71もの
最難関高だったので、
正直、不安だったが、
見事に突破してくれた。

太宰の『人間失格』を読んで、
その不条理性やら
形而上的な解釈ができるほどの
優秀な頭脳の持ち主なので、
メンタルの脆弱さを支え補うことで、
本来の知力が十分に発揮されたようである。

将来は、国立大に進学して、
哲学か量子力学か
どちらかを研究したいという。

*



地の桜も咲き、
子ども達の「サクラサク」も見られ、
花見気分で、
手作りベントに舌鼓を打った。






 

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