『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

路上“寝落ち”

2023-03-26 09:44:57 | 

きのうは、
大陸からの黄砂の飛来で
遠くの山々が霞むほどだった。

今朝は朝方から雨降りもようで、
空はドンヨリしているが
花粉も黄砂もキレイに
洗い流してくれるかと思えば、
恵みの慈雨である。

*

先週の日曜日は、か
快晴の京都で
リク坊と楽しい一日を
過ごしたっけ・・・。

たくさん撮った写真を
スマホでもPCでも眺めては、
その想い出を反芻して
味わっている。

*

岡崎の動物園を訪れたのも、
フミが幼児の頃以来だから、
30数年前には、よもや、
その子を連れて再訪するなど
夢にも思っていなかった。

トラやゾウやキリンを
久しぶりに間近で見たが、
動物そのものよりも、
その姿に歓声をあげる
孫の姿を見るほうが
ジイジには楽しかった(笑)。

バアバは、
我が子を抱いて見せたように
愛しい孫をも抱いて見せて、
母と同じく祖母としての
幸福感を存分に
感じていたようだった。

*

まだ、二歳のリク坊は、
祖父母と動物園に行ったり、
寺社を歩いたり・・・というのは
記憶には残らないのだろうが、
愛され慈しまれた時間は
彼の貴重な財産になるに違いない。

うちのダンゴ三兄弟たちも、
同様の関係性や絆を享受してこそ、
幼少年期・思春期・成人期と
情緒の安定や自信を得られ、
家庭を築いたり、
自己実現の道を確かに
歩んでいるのだと思える。

近年、バブル期以降、
家庭崩壊や機能不全家庭が
当たり前になり、
幼児に限らず、
「愛着障害」に起因するかのような
情緒不安定、パーソナリティ障害様の
青少年や成人が散見されるようになった。

昨今の
「自傷他害」事件の頻出も、
個人の「発達障害」や
パーソナリティ障害の他にも、
「歪んだ」承認欲求や
「狂った」自己表現欲求が
アクト・アウト(行動化)されている
ように思われる。

両親どうしが愛し合い、
信頼し合い、尊敬し合い、
そして、条件付きでない、
無条件の愛情を
我が子に注げたら、
その「健全性」は
子どもの情緒的安定を構築し、
その子は、本来の健全な
自己実現を為すべく
人生を全うするはずである。

「400年に一人の大天才」
として、
棋界に登場したソーちゃんも、
あるいは、そうした環境があってこそ、
あれほどの好青年になり、
自己実現の道を確固として
歩んできたのかもしれない。

*

子どもにとって、
いちばん大切なのは
母親であることは言うまでもないが、
祖母という「母なるもの」も
距離のある「母性」として
孫の心に届くものがあるはずだ、
と、今回の同伴旅行で
感じることが出来た。

ユング心理学の用語に、
『ポジティヴ・グレイト・マザー』
というのがあるが、
その代表としては、
「聖母マリア様」や「観音様」
などが挙げられる。

これは、女性はもちろんのこと、
男性の中にさえ、
心理的作用をする『元型』として
存在するものなのである。

*

ダンゴ三兄弟を
育ててきたが、
同じく、二歳児の期間を
三人とも通過してきたのに、
子育ての渦中にあった時には、
十分にそれを意識化し
味わうということが
出来てこなかった、
と孫との戯れで気付かされた。

バアバが孫と無心になって
戯れているのを見て、
そして、孫が安心して
こころから喜びを
表しているのを見て、
こういう大切な貴重な瞬間を
ずいぶん見過ごしてきていたんだなぁ・・・と、
反省させられた。

それでも、
【気付きしことは、有難き哉】
である(笑)。

*

歩き回るうちに、
眠くなったのか、
リク坊・・・
ひょいと座って
ニッコリした次の瞬間、
ロープに頭を預けて
寝入りそうになった(笑)。

あらら・・・
と、保育者三人は
笑いを禁じ得なかった。

*

 

土曜のきのう。

『食べログ』を見てたら、
職場の近くに
見知らぬ“昭和食堂”があったので、
探検がてら訪れてみた。

そしたら、
ここだという地点には
影も形もなく、
もうとっくに廃業したようだった。

ネット情報に騙されたが、
時折、今なお、やっているような
錯覚を持たされることがある。

仕方なく、
その近所にあった、
以前も来たことのある
割烹で「かつ丼」を
ランチにやってきたが、
これが、なかなかに
美味なるもので感心した。

まさしく、
【ふたつワルイこと、さてないものよ】
であった(笑)。

【行って、見て、体験して】
というのは、
大切な行動指針であるなぁ・・・(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ビウエラを研究す

2023-03-25 08:52:39 | 古楽器製作

 

学校も春休みに入ったが、
きのうは、T中に寄贈するため、
廃部となった福大ギター部の
所蔵品ギター13本を搬入した。

前もって、
音楽の先生に話をしていたので、
吹奏楽部の生徒たちが、
玄関から音楽室まで
全部運んでくれて助かった。

ケースには、
女子大生がつけた
可愛いストラップが沢山あったので、
「欲しい人はもらっていいよ」
と言っておいたが、果たして、
JCたちの趣味に合ったかどうか・・・(笑)。

*

学校帰りに、
生徒から教えてもらった
近所の新装ラーメン店に寄ってみた。

・・・JCは「美味しかった」
と言っていたが、
ラオタのG様には
イマイチ・イマニ・・・だった(笑)。

*

廃部整理で、
格納してあった
『現代ギター』も廃棄するには
貴重な資料なので、
200冊ばかりもらい受けてきたものの、
家の置き場に困ってしまった。

しかたがないので、
今日にも、老母の着物が
タンス一棹分あるので、
それを古物店で処分して、
開いたスペースに
保管しようと考えた。

整理しているうちに、
『ビウエラ特集』号を見つけ、
現在、製作しているので、
その記事を面白く読んだ。

コピーしたいフォルムの楽器もあり、
近々、モールド(木枠)を作ろうか
とも創作刺激を受けた。

*

京都旅行で
元同僚の方々から
頂いたお土産類を整理し、
さっそく、お菓子類から
頂戴した。

教え子やリク坊たちと拝観した
7つあまりの寺社の
チケットやらパンフを
もうすぐ終わる
今年度のシステム・ノートの余白に、
想い出の一コマとして
貼り付けた。

*

往復の新幹線のなかでは、
『魂理学』研究のアイディア・メモを
ランダムにしていた。

今日まで得られている
最新の宇宙観や量子力学的知見と
生物学、深層心理学、宗教学などの
諸観点から学際的に
「自意識」「宇宙」「神」
などについての疑問・理解が
大よそ包括的に理解できてきた。

それらを展開するには
本一冊分要るかもしれないが、
ブログにも、少しずつ、
整理の為に「小論」を書いてみようか
とも思っている。

***

『不可知論 (agnosticism )』
というのがあるが、これは、
ものごとの本質は
人には認識することが不可能であり、
人が経験しえないことを
問題として扱うことは
意味がないという考え方である 。

それでも、
「人は知り得たい」
と思うものであり、
それ故に、
「自分とは?」「死とは?」
「宇宙とは?」「神とは?」
・・・と、延々と問い続けてきた。

今日の観測技術や
天才数学者・物理学者の
数式的理解でもっても、
宇宙の4%しか理解できていない、
という絶望的な状態にある。

「ダークマター」や「ダークエネルギー」
の「ダーク=暗黒」というのは、
まったく「闇に包まれている」との意味で、
宇宙の96%は、
未知の「物」であり
未知の「エネルギー」なのである。

それでも、
人は、「X」や「Y」という
未知数を立ててまでも
これを知り得たいと
智慧を絞っている。

一方では、
「存在者を、存在者たらしめている
超越的な原理や、神・世界・霊魂などを
研究対象とする」第一哲学とも言われる
形而上学というのがある。

ここにおいては、
数式によってではなく、
直感力というものを武器として
この世界を理解しようとするものである。

近年、隆盛の量子力学などでは、
数式的理解や実験的検証から
「量子もつれ」や「重ね合わせ」
「確率的存在」「量子テレポーション」
など、一般人でも理解できる
現象として記述されている。

これまでは
ミクロ・レベルの特異的現象と
捉えられていたが、
マクロ・レベルでも
観察されてきたという
最新の報告もある。

数式を扱える能力や、
観察技術を持たない“魂理学者”は、
これらの最新の科学的知見と
これまでの形而上学とを
すり合わせて、己れの
直感力と推理力と想像力を
フルに働かせて、
一つの作業仮説的な「世界観」を
描くことは出来そうである。

キーワードは多々あって、
まだ、整理しきれていないが、
それらはをジグソーパズルのように
丁寧に紡いでいけば、
ひとつの「世界観」は
立ち上がってくるように思える。

「自意識」「ワンネス」「定常的存在」
「極性」「時空」「経験」「体験」
「何も始まらない・何も終わらない」
「無」「空」「色即是空」
「E=mc²」「神の分身」
「量子真空」「対生成」「対消滅」
「重ね合わせ」「エンタングルメント」
「シンクロニシティ」
「原生殖細胞」「受精卵」「単細胞」
「多細胞」「分化」「進化」
「夢」「本来的多重人格」「パーソニファイ」
「大いなるものからの分化・多重人格化」
「元は一つ」「絆」「繋がり」「関係性」
「自分=ナビの三角形」「相対的世界」
「絶対的世界」「状態の変化」
「生と死」「死の意味」「人間中心原理」
「価値と無価値」「輪廻転生」「涅槃」
「円環的時間」「直線的時間」
「∞」「有限の意味」「ゲーム理論」
「シミュレーション仮説」「脳化」
「実体とイメージ」「意識と感覚」

・・・etc

 

 

 

 

 

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京の名残りを味わふ

2023-03-24 08:53:53 | 室礼改め

 

『京の旅』の名残りを
味わうかのように、
玄関室礼に
所縁(ゆかり)のアイテムを
飾ってみた。

桜色の紗の弁当包み。
『竹茂楼』の手拭い。
そして、京焼の団扇皿。

*

 

玄関を飾っていた
卒業式の花々を
神棚に入れ替えした。

朝に晩に、
ご祈念させて頂いてる神棚は、
老母が父が亡くなった25年前に、
大工さんに設えてもらい、
岡山の金光町の神具店で
揃えたものである。

ご神体は
『天地書附』
(てんちかきつけ)
という、教祖様の
書かれたものである。

右側が神様で、
左側が御霊様である。

月に一度は、
酒を布に湿らせたもので
「酒掃」という
お清めをさせて頂いてる。

神棚にお供えしたお酒は
並のものでも
極上の味になる・・・
と聞いたので、
頂き物の『純米吟醸』が
更に美味になるか
楽しみである。

*

庭のレンギョウが
真っ黄色に咲きだした。

樹勢の強い
生命力のある樹で、
これから、どんどん
伸長してくるので、
定期的な剪定が欠かせない。

サクランボも
まだ名残りの花を
咲かせている。

*

カウンセリング室前の木瓜も
優しげな朱色に染まりだした。

まさに、これから、
春爛漫にならんかという
庭の風情である。

ほいでも、
昨日、中国内で起こった
大黄砂嵐の余勢が
今日あたり
日本にやってくるというので、
午後から空は黄ばみそうである。

いっそのこと、
慈雨で清浄化してくれたら
いいのに・・・。

*

昨晩は、
フレンチの夕餉にした。

200円台と安価だった
ノルウェー・サーモンを
塩で〆てから酢に浸すという
「江戸前」仕事を施し、
さらにキッチンペーパーに包み
寝かして味を馴染ましてから
エマンセ(スライス)して
同系色のアシェットにドレッセした。

ソーモン(鮭)には、
アネット(ディル)が
定番なので、運よく、
スーパーのハーブコーナーで
それを見つけた。

ポワヴル・ロゼ
(ピンク・ペッパー)
のパンチのあるアロマと、
ユイル・ドリーヴ・シトロン
(レモン風味オリーヴ油)
の風味もヴィアン・マリアージュである。

フレンチをこさえる時は、
脳内をフレンチ・モードに
切り替えるので、必然的に
料理用語も仏語になる。

そう言えば、京都散策で、
妙心寺前を通り、
40年前に訪れた
『ブラッスリー関』が
まだ在ったのには驚いた。

その折、頂いた、
『グリル・ド・ラングスティーヌ』
(手長海老のグリル)
を鮮明に想い出した。

智積院会館で
ランチをした際、
りく坊のキッズ椀に
動物の絵がフランス語と共に
筆記体で描かれていたので、
それを読んでみたら
「フランス語わかるんですか?」
と、ミカちゃんが驚いていた(笑)。

「料理用語だけね・・・」
と言うと、
いちど家族フレンチを
振舞われたので、
納得した様子だった。

 

 

 

 

 

 

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ふるさとに還る

2023-03-23 09:03:01 | 自然

おとついの朝まで、
京都にいて、
あの物凄い雑踏と人込みに
埋没していたのが
帰郷してみると夢のようである。

夜8時に新幹線ホームに降りた時、
出口までの通路に
人っ子ひとりいなくて、
カミさんが面白がって
わざわざ立ち止まってスマホ撮りし、
ミカちゃんに送っていた(笑)。

東京っ子のミカちゃんも
花見時の京都の人出には
魂消た様子で、
満員電車さながらの
『伊勢丹』内では、
やはり面白がって
スマホ撮りしていた(笑)。

駅から自宅まで
タクシーで帰る時も、
ガラガラの車道をスイスイ走り、
(京都の、あの数珠繋ぎの大渋滞は
いったい、何だったんだろう・・・)
と、まさしく異世界から
立ち戻ってきた感である(笑)。

そして、帰省してから、
すでに30年近いが、
田舎に帰ってきてホッとする自分は、
(つくづく、イナカもんやなぁ・・・)
と、未だ名残りある京都弁の内言で
独り言ちた。

「前世透視」の先生に依れば、
自分は、かつて、京都の辻坊主で、
戦乱、飢饉などで飢え苦しむ
難民・貧民に御仏の教えを説いて
“心の救済”をしていた、という・・・。

その時のパートナーだった
僧侶のソウルメイトが
現世での「守護霊」だそうな。

*

きのうは、
隔週の口腔外科の予約日だった。

衛生士さんから
「いつもの痛々しい佐々木さんと
感じが違って、明るいオーラが出てますね」
と言われて驚いた(笑)。

そういや、
教え子や元同僚、孫やらと
毎日会って、夢中で楽しく過ごしていたら、
坐骨神経痛も顎関節症痛も
まったく感じていなかった(笑)。

不思議なもんである・・・。

きっと、
脳内麻薬のエンドルフィンや
幸福物質で鎮痛効果のある
セロトニンがドッと出てたのかも・・・(笑)。

ならば、やっぱり、
普段から、笑って、楽しく、嬉しく、
暮らさにゃならんなぁ・・・。

隔週で行くたんびに、
開口度をミリ単位で測定するが、
きのうは2㎜ばっかし
改善しているという(笑)。

衛生士さんから
「孫効果ですね・・・」
と言われて、
「そうですなぁ・・・」
と、笑いとなった。

ドクターからは、
毎度毎度、手を入れられて、
「辛抱して下さいね」
と、口を両手で開かれて
顎関節を伸ばすストレッチを
してもらっているが、
涙が出るほど痛い時もあるが、
きのうは、ちいとも痛まなかった(笑)。

「リク坊くすり」は
すごいもんである(笑)。

*



顎関節治療後の
時分への癒しのご褒美として、
毎度のこと、隣にある
『珈琲問屋』でオキニの
エスプレッソ・シェィクを
やる事にしている。



きのうは、
以前から目をつけていたが、
3800円と高価なので、
手を出せずにいたイタリアの高級な
『エスプレッソ・リキュール』を
旅先のバブリーな気分が
溶けずにいるのを利用して、
エイッ!! と購入した。

今回の三泊四日の
京都旅行では、
高給取りのカミさんが
宿代・交通費を出してくれたので、
自分は食費・拝観料もろもろ雑費を
負担することにした。

それでも、
四日の散財で、
銀行で下ろした10万円が
きれいサッパリなくなった(笑)。

「明日から、塩なめて、
暮らさなきゃだなぁ・・・」
と、笑いながらも
懐石弁当をパクついていた(笑)。

こういうのんを
昭和の下卑た例えでは
【納豆売りの女郎買い】
と言うが、
これはさすがにググッても
ヒットしなかった。

AIの『ChatGPT』も
知らない言い回しだろう・・・。

ちなみに、
今回の旅で、会う人みなに訊いたが、
だーれも『ChatGPT』の事を
知らなかったので驚いた。

コアなブロガーなればこその
「ググる」「ウィキる」に次ぐ
次世代の情報ソースとして
珍重なのかもしれない。

*


口腔外科の帰路、
古物ハンティングの狩場である
『ハードオフ』と
『ブックマーケット』に立ち寄り、
五木寛之の「語り卸し」CD2枚と、
『ゴルゴ13』のスピンオフ作品と
佐藤秀峰の珍しい『短編集』を
見つけてきた。

これも、
開口リハビリで
「アグアグ・・・
 ヒーヒー・・・」
いってきた、
自分へのご褒美となったかも(笑)。

*



旅の疲れを癒すのに、
本格的「春休み」なので、
残雪の吾妻小富士を眺めつつ、
自分にとっての
ヒーリング・スポットである
土湯の『びっき沼』に赴いた。

自宅から30分圏内に
森閑とした大自然があり、
しかも、山菜摘みまで出来る。



1時間クルマを走らせれば、
国宝級の裏磐梯国立公園もある。

温泉も30分圏内に
十数か所もあり、
スキー場も併設されている。

こんな環境だから、
原発事故前は
住み替えしたい地の
上位にランキングされていた。

今は、最下位くらいだろうが・・・(涙)。

*



茶色い冬枯れの落ち葉の合間には、
点々と、エメラルド・グリーンの
フキノトちゃんが、
(ワタシを見つけて)(笑)
というかのように
誇らしげに春の使者みたく
微笑んでいるようである(笑)。

山ほど摘んで、
ご飯が何杯でも喰える
『バッケ味噌』と
天ぷらにして頂いた。

春の息吹、
春の生命力、
春の苦み、
・・・を体内に取り入れた。

*



晩には、
ママと散歩に出た
リク坊の「変顔」画像が
たっぷり送られてきて、
カミさんと笑い合った。

帰省するたびに、
ジイジと相対して
「変顔」合戦をしてるので(笑)、
こないだの京散策では
ずいぶんとレパートリーを増やしていた。

ジジ馬鹿と言われようが、
ホンマに、この子は
賢いなぁ・・・と、
会うたびごとに感心する。

まだ、二歳なのに、
ボキャブラリーが
溢れるように豊富で、
短期・長期記憶に優れ、
会話の中ですぐに
アレンジや言い換えをするし、
冗談や洒落まで言うから
魂消てしまう。

40年以上も、
数千規模の児童・生徒を
見てきたが、おそらくは、
正規分布の2.3%に属する
IQ130以上群に相違なかろうと、
ジジ馬鹿ぬきの心理屋としても
査定できそうである。

昨晩の動画では、
風呂上り? の
スッポンポン姿で(笑)、
鎖状の連結遊具で
先端を白くさせた聴診器を創って、
自分が噛んで赤くしたのか・・・(笑)
ママに
「オッパイ・・・」
と言って、モシモシして、
「もう、ダイジョーブ」
と診察していた(笑)。

*



ゆんべは、
旅先のホテルから送った
土産物類の段ボールが届いたので、
今日は、それを整理して、
久しぶりに、工房で、
楽器製作の続きをやろうかと思う。

75歳のSC定年まで、
本格的に10年の修行期間とみて、
どこまで、己れの技量を
最高水準にまで高められるか・・・
というのを前期高齢者時代の
「発達課題」「目標課題」としたい。

*



土産品に続いて
海外に注文していた
高級ペグも届いた。

一息ついたら、
さっそく、製作に戻れ・・・
というようなタイミングだった(笑)。















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バアバとママと・・・いいねリク坊

2023-03-22 19:06:16 | 

三泊四日の『京の旅』は
夢のように過ぎ去った。

出発日から、
「今ここ」を十分に味わおうと
意識していたが、
車中、宿、散策、飲み会・・・と、
孫や教え子、元同僚との
楽しい時間は
あっという間に過ぎ去った。

世に言う
【楽しい時は速く
 辛い時は遅い】
という、
まさに「心理的時間」を
改めて知らされた感がある。

今回は、不思議な事に、
出発の新幹線ホームで、
既に、帰り降りた自分の姿を
デジャヴュ的にイメージしたので、
すでに、パラレルワールドで
体験したのか・・・とさえ思った。

*

それでも、
20年来のブロガーとして、
流れ落ちる“砂時計”の
流砂に抗うかのように、
記録もし、こうして、
牛のように反芻をして
二度楽しもうと試みている。

体験中の「今ここ」と
「想い出/メモリー」の両方を
味わおうというのが
ブロガーの貪欲性でもあり、
【人生深生き】
のライフ・モットーにも
適っている。

*

最終日の昨日。

リク坊&ミカママが
日曜に引き続き、
新大阪から新幹線で上京し、
二度目の駅でのお迎えとなった。

互いに見つけ合う
あのシーンが
いちばん感激的かもしれない(笑)。

リク坊も
ジイジ・バアバの姿を
雑踏の中で見つけると
嬉しそうな笑顔になる。

ファースト・コンタクトの
楽しみである。

*

優しいバアバとママに愛されて、
幸せなリク坊。

*

時間順に追ってみると・・・
まずは、初日に
拝観時間に間に合わず
締め出しを喰った
東福寺の本堂に向かった。

在京中には、
幼いフミを連れて
散歩のように幾度も訪れているので、
やっぱり、ホッとする
場所である。

そこに、
世代を超えた「初孫」が収まると、
感慨深いものがあった。

まだ、関西在住1年目の
東京っ子のミカちゃんも、
「まだ、京都は、
ミーハー・コースしか
行ってません」(笑)
とのことで、
人の少ない隠れた名所・古刹を
堪能していた様子だった。

教員歴43年のカミさんは、
去年の夏にも
修学旅行で、生徒の自由行動中に
同僚の先生方と訪れたという(笑)。

仕事で忙しい
フミ吉パパの代わりに
バアバがお手々つないで・・・。

バアバとリク坊の
『聖母子像』構図。

**

この日は、
お彼岸とあって、
普段は公開されていない
お堂が開け放たれ、
金色の秘仏を
外から見ることができた。

初めて見る
神々しい仏様なので、
手を合わせて
旅行中の無事と
家族の無病息災を祈らせて頂いた。

「撮影禁止」の秘仏なので、
家族を撮るふりをして
遠目に収めた。

*

東福寺の塔頭のなかでは、
『雪舟寺』に次いで好きな
『光明院』にも赴いた。

「虹の苔寺」の異名がある
モダンな枯山水は
幾度見ても飽きることがない。

この日は、
モダン・アーティストの作品が
あちこちに展示されていて、
古刹との不思議なコラボ感があったが、
やはり、茶室・茶席の室礼が
いちばんシックリしていて
眼福となった。

流派にとらわれない
独自の形式が、
自由さを感じられた。

*

東福寺からほど近い智積院につくと、
ちょうど時分時だったので、
会館のレストハウスで
精進料理を頂いた。

前日の教え子たちとの散策でも
湯豆腐と精進料理だったので、
二日連続である。

リク坊は
京風の「きつねうどん」を
もりもり食べて
おなかいっぱいの様子だった(笑)。

 

*

智積院に入ると
ちょうど小雨が降りだして、
張り出し縁側の池にも
ちいさな波紋を描き、
木々は緑を深めて
情趣ある“雨の禅寺”となった。

昼食でエネルギー補給したリク坊は、
広間と雨とで、突然に
スイッチが入ったように
パワー全開になり(笑)、
走り回るわ、叫びまわるわ・・・で(笑)、
二、三の客の顰蹙を買いそうになり
バアバとミカママで
野生の小動物を捕獲した(笑)。

ハイになって、
走り騒ぎまわる
「小動物」の口を押える
飼育員バアバ(笑)。

 

**

新幹線の時間まで、
小一時間あったので、
洛東から洛北にある『仁和寺』まで、
ジイジのリクエストで、
『竜王戦』での
ソーちゃんの記念色紙があるかも、
というので赴いてみた。

入口で尋ねてみたら、
揮毫した瓦は
実際に造営に使われ、
色紙は展示されていないとのことで、
がっかりした。

日に焼けて退色したポスターのみが
虚しくも貼られていたばかりだった。

*

ひとしきり大騒ぎしたリク坊は
移動中に爆睡モードに入り(笑)
電池の切れた“小僧人形”みたいに
寝息を立てていた(笑)。

結局、駅についても、
リク坊は寝たまんまだったので、
無理に起こさずに、
ミカちゃんとだけ改札口で
サヨナラした。

*

駅前の『伊勢丹』で
予約してあった
三ツ星懐石の『露庵・菊乃井』の
弁当(4500円)を受け取って、
車中での夕食とした。

名残りの京都の風情を
味わうつもりだったが、
その実、スーパーの弁当みたいに
保存料や添加物が記載されていて
いささかぞっとしなかった。

しかも、
「株式会社」に上場してあるようで、
なんだか、当主の村田はんの
ジャバザハットもどきの顔が浮かび、
(商人やなぁ・・・)
と、脳内京都弁で独り言ちた。

*

食べ終えた頃に、
ミカちゃんからメールがきて、
リク坊が目覚めてから
ジイジとバアバの姿が見えず
ママが「サヨナラしたよ」
と言うと
「リクくんも
サヨナラしたかったぁ・・・」
と、ベソをかいたというので、
カミさん共々、胸キュンになった。

*

今回の京旅行で
唯一のお土産は、
智積院で求めた
京焼の「うちわ皿」のみである。

夕食の普段使いで
お新香なぞを盛って、
リク坊と過ごした
楽しかった京の想い出を
老妻と語ろうかと思っている。

 

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