『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

超名作

2022-10-18 08:26:51 | 映画

きのうの棋王戦の
準々決勝は、ソーちゃんが勝った。

これで、対トヨピー戦では、
18勝11敗となり、
直近の十局で8勝2敗である。

かつて、
まったく勝てなかった
最高位のトヨピーに対し、
もはや、完勝状態である。

それだけ、
ソーちゃんが強くなった
ということである。

棋王戦は
あと3回勝てば、
タイトル挑戦者となり、
そうなれば「六冠」は確実である。

*

前日に録画していた
『ゴッドファーザー』を
棋戦の合間に見ていたが、
すでに5、6回観た作品なので、
流し見をするつもりだったが、
名作だけあって、今回も
引き込まれてしまった。

今回は、特に、
マーロン・ブランドの
渋い演技に魅了された。

そして、やはり、
若き日のアル・パチーノの
精悍さにも魅了された。

三部作ながら、
やはり原典の『Ⅰ』は
殺戮シーンばかりだが、
家族愛に裏付けられ、
人間の運命の儚さがあり、
その凄み深み重みは
他の作品にはない存在感がある。

もう、
何度も観ている作品だけに、
ゆんべは、寝しなに、
冒頭からどれだけの殺戮シーンが
あったか勘定してたら、
寝落ちした(笑)。

掌をナイフで刺されて
絞殺されたルカ…
敵に内通したポーリー…
マイケルに撃たれた
ソロッツォと悪徳警部…
爆死する新婦アポロニア…
壮絶な銃撃死するソニー…
そこから、タッタリア、モー、
バルジーニ、…
そして、最後は、カルロ…
…(_ _).。o○   

劇中、シチリア島のシーンで
流れるテーマ曲が
見事によかったので、
旋律譜をプリントアウトして
これから『リュートマラソン』用に
編曲しようかと思っている。

このリリカルな曲の中に、
あの壮大なドラマの
「愛と哀しみ」が
込められている感じがする。

*

先日アップした
『スウィング版・枯葉』に
常連さんから「ハートマーク」を
4つも頂き、うれしく思った。

なんせ、
YouTubeでも
ほんの数名程度の視聴なので、
笑ってしまいそうである。

*

『gooブログ』に連載した
『名人を超える』も48回で終了したが、
普段とは違った訪問者が
徐々に増えて、やがて
「だだ減り」した(笑)。

途中で、ヒロインを
殺してしまったので(笑)、
激減したのやもしれぬ(笑)。

物語の創作は、
筆の流れなので、
そのプロットは計画的ではなく、
登場人物の自律性によって
描かれるものなので、
作者もどうしようもなく
仕方がないのである(笑)。

*

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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プチ火傷す… アチチ…

2022-10-17 07:49:11 | 古楽器製作

きょうは
土曜日の文化祭の代休で、
カミさん共々休みである。

ソーちゃんの棋王戦の
準々決勝がある。

相手は、またまた
トヨピーである(笑)。

タイトル戦では勝ち越してるが、
今回は「六冠」への
挑戦者決定トーナメントなので、
一度でも負けたら終わりである。

決勝で勝っても、
敗者復活者との対戦を経るので、
あと4回勝ち進まなくては、
挑戦権を得れない。

『棋王』は渡辺名人なので、
タイトル戦では勝率9割の相手だから、
挑戦者にまで勝ち昇れば、
「六冠」はほぼ確定したようなものである。

*

きのうは、
アタマんなかに
『パーコー定食』が浮かんだので、
プチ・ファスティングしてたが、
かまわず欲求のままに
出向いて食してきた。

カレーのサービスもあったので、
これも一碗つけたら、
かなりのカロリー数になった(笑)。

なので、
きのうは、これ一食のみとした。

パン粉のついたカツとは違って、
片栗粉をまぶして揚げてるのだが、
この衣がスルリと剥がれてしまい
ちょいと食べにくかった。

950円という値段も
けっこうなもんである。

やっぱ外食は
高くつくなぁ…と、
いつも思ってしまう(笑)。

このくらいなら、
自分でも豚肉さえあれば
簡単に作れるだろう。

*

庭の柿が
いい色に色づき、
一ケもいでみたが、
半分はゴマが入って甘かったが、
半分は渋のままだった。

ゴルファーのシブコは好きだが、
柿のシブコはいただけない(笑)。

甘柿の苗から育てたのに、
どーして丸々甘くならないのか
不思議なのだが、
なにか栽培にコツがあるようである。

めんどうなので、
ろくろく調べもせず、
毎年、渋いなぁ…と、
文句ばっか言っている(笑)。

*

古楽器制作も
体調のよい時を見て、
ちょくちょく手掛けているが、
ネックとヘッドと
ヒールの接着が完了し、
ジョイント部分に
黒檀シートを張り付けた。

 

震災来、11年ぶりに、
手製のベンディング・アイロンを
使うべくセットした。

楽器制作専用のアイロンを買うと
5~7万もするので、
物置にあった飯盒に
250Wのハロゲンランプを取り付け、
それで代用している。

ルネッサンスギターの
側板を曲げるのに用いるが、
きのうは、まず、
電動カンナで2㎜まで薄くけずり、
それから、中華鍋で5分ほど煮て(笑)、
飯盒アイロンの「R」部分で
「ベンディング(曲げ)」作業をした。

途中、うっかり、熱々の飯盒に
手の平を触れてしまい、
アチチ…と、プチ火傷したので、
急いで冷やして軟膏を塗った。

そしたら、
処置が早かったので、
今朝は何ともなってなかった。

 

曲げたら、
モールド(型)に嵌め込んで、
クランプ(止め)をかける。

こうやって、
あのギターの「∞」形を成型する。

今日は、これに、
裏板を取り付けて、
できれば、ネックの接着まで
もってゆきたい。

 

 

 

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タイム・ディル・バジル・ニンジン?

2022-10-16 08:32:05 | ガーデニング

明日まで
「私的三連休」だが、
今朝は寝起きか重く、
やや風邪気味かもしれない。

カミさんが、
調子がよければ、
仙台までフェルメールを観にゆこう、
と言っていたが、
この怠さではダメでありんす。

昨晩も遅くまで
自宅カウンセリングがあったので、
今日は、休養日で安静にするのが
いいかもしれない。

*

きのうは
近所の歯医者さんまで
散歩スタイルで歩いて出かけ、
帰りには、園芸店で
タイムとディルの鉢植えを買ってきた。

どちらも
フレンチ創りでは
欠かせないハーブである。

*

頂き物のバジルも
水耕栽培してるが、
何か月も長持ちして
新鮮な葉を提供してくれている。

人参の切れ端も
水に浸けておくと、
柔らかい新芽を出し、
これもガルニチュール(添え物)に
重宝している。

*

長年入れていた5本ブリッジが
土台の歯が虫歯でガタがきて
折れてしまい、
新たに土台造りをして、
造り直すことになった。

元のほうを
「記念に持って帰りますか?」
とセンセーが言うので、
自分のもんだから(笑)、
持ち帰ってきた。

以前は、一本差し歯の時は、
アンビル(金床)で叩き潰して、
クラッチ・ピンを付け、
ラペル・ピンに仕立てたことがある。

なので、今回も、
手芸用素材として、
また、金属部分を叩いて伸ばし、
飾り物にしようかと思う。

なにせ、2万もした高額入れ歯である…(笑)。

 

 

 

 

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リアルファンタジー『名人を超える』最終話

2022-10-15 09:34:47 | 創作

* 48 *

 フランクルは、その人が自分の運命を受け入れて、それに対してどういう態度をとるかということが、周囲に大きな影響を与える、と語った。          

                              養老 孟司

 

*         

 東京と大阪に続き、名古屋にも「将棋会館」が建てられた。 

 それというのも、ひとえに、棋界始まって来の「四〇〇年に一人の天才」とその弟子ゆかりの地であるからである。

 親子二代が「永世八冠」となるという偉大な事跡は、今後の将棋界に起こり得るかどうか、というほどの奇跡でもあった。

 そして、そのどちらも夭逝した。

 それゆえに、「伝説の棋士」ふたりとなった。

 会館の三階にある『藤野の間』はタイトル戦や重要な棋戦にのみ使用される特別対局室とされた。

 その床の間には、愛知が産んだ天才棋士ふたりの肖像画が飾られている。

 

 *

 

「なんだか、照れちゃいますね・・・」

 と、カナリが言った。

「でも、ここで、加奈梨ちゃんが、タイトル戦を闘ってくれるようになるのが楽しみだね」

 と、ソータが言った。

「ほんと・・・。そうですね・・・」

 と、カナリも、その日が来るのが楽しみでならないようだった。

「じゃ、まず、今晩にでも、お邪魔して、ふたりで一局指そうか?」

 と父が誘うと

「師匠。お願いします」

 と娘が応えた。

 

 

    

 

全編【縦書き/BGM】版

http://www.onyx.dti.ne.jp/~yoko-s/m0.html

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鐘は、突き割るつもりで!!

2022-10-15 09:32:13 | 音楽

きのうは
ひと月ぶりに
僻地校のY中勤務日だった。

給食も一か月ぶりだったが、
まるで、老人ホームのような
メニューに、
(こりゃ、ヘルシーだわい…)
と、じーちゃんSCは
苦笑するようだった。

それでも、
連絡ボックスには
ウェルカムお菓子が
二袋も溜まっていて、
SCが久しぶりに来るというので、
先生方のおやつをちょこっとずつ
入れて下さっていたようだ(笑)。

再来週が文化祭というので、
全校生8名による
恒例の『山木屋太鼓』の合奏があり、
今年は、初めての試みとして、
三年転校生のKちゃんが
篠笛をやることになり、
まだ合わせる前の段階で
緊張と不安の様子だった。

それでも、
幼少期からピアノを習っており、
発表会には何度も出てるので、
音楽の話には通じていたから、
カウンセリングの時間を使って、
表現法についてレクチャーした。

『友情』というオリジナル曲で、
彼女も旋律の一部を創作した
というので、そこに、
友情から連想する歌詞…
(きずな、おもいで、こころ…等)
を当てはめて、
イメージを膨らませて、
悩みや思いのたけを込めて
腹の底から吹いてごらん、
と助言した。

そして、常々、
自分の【座右の銘】としている…

 太鼓は打ち破るつもりで打て
 鐘は突き割るつもりで突け
 破れも割れもせず
 天地に鳴り響くものぞ

…という句を教えてあげた。

そして、
フジコ・ヘミングの
「ヒビだらけの『ラ・カンパネラ』が
あったっていいじゃないか…」
「機械じゃないんだから、
間違ったっていいじゃないか…」
という名言も伝えた。

知的に高く
音楽的素養のある子だけに、
真剣に受け止めて、
大地に水がしみこむように
よく解ってくれたようだった。

今回は、
楽譜を介せずに
表現法や“たましい”の込め方の
話だけだったが、
それが、どれほど演奏や
太鼓とのアンサンブルと呼応するか、
発表の日が楽しみである。

 

 

 

 

 

 

 

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