『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

仁和寺決戦を制す!!

2022-10-23 07:36:04 | 藤井 聡太

 

竜王戦『仁和寺決戦』は、
ソーちゃんが完勝し、
これで七番勝負を
「1-1」の振り出しにもどした。

きのうは、
広瀬八段は研究の妙手を
ぶつけてきたが、
それに対して堂々と受けて立ち、
十分な長考によって打開し、
中盤から「藤井曲線」を描いて
相手に何もさせない横綱相撲だった。

*

白袴姿で
悠然と盤の前に
一部の隙もなく構えるその姿は、
若き令和の“三四郎”といった
趣があった。

*

そのルーティンでもある
駒箱を開ける前の
手を清める儀式は、
他の棋士には見られないだけに、
まさに『棋聖』らしい
礼節的な所作で、
茶の湯の袱紗捌きにも似て
美しく目に映る。

*

10月から値上がりの
オンパレードで、
中でも、ガス・電気代が
2割も上がるなんて
尋常じゃない。

ガソリン代も
高騰して久しいというのに…。

この物価高騰は、
ウクライナ戦争が
バタフライ・エフェクトとして
世界経済を狂奔させているのだろう。

FRBの利上げ、
日銀の規制緩和、
などが超円安を招いてもいる。

日米ともに
中間層以下の庶民は
塗炭の苦しみに
置かれようとしているが、
この現象を
世界的なマネーイズムの
崩壊前夜の断末魔と見做せば、
“今、ここ”で、この陣痛に耐えねば、
“新たなもの”の誕生という
喜びの時には立ち会えないのかもしれない。

*

先日、給食を一緒に食べながら
同僚で英国出身の
AETの先生と雑談していたら、
「彼女は、富裕層の味方だ」
と嫌悪感を表していたが、
その新女性大統領が
歴代最短で辞任に追い込まれた。

富裕層に対して減税を打ち出し、
市場の反発を買って、
国債・株・ポンドの
トリプル安となって、
イギリス経済を混乱に陥れた。

そして、後任に、
また、あのジョンソンが
カムバックを狙ってるというから、
イギリスもエリザベス女王という
“扇の要”を失って、
しっちゃかメッチャカ状態である。

これは、英米を代表とする、
旧連合軍・西側社会の
経済至上主義・物質文明社会の
「オワリの始まり」のように見える。

新・自由主義(ネオコン)の輩が、
どれほど、格差を助長し、
金の亡者となって、
紛争・戦争を巻き起こし、
「武器商人」たちと結託して
己れの懐を膨らませてきたことか。

1%の特権階級・富裕層が
99%の人類を
支配しようとしてきた結果が
今の現状である。

激しい気候変動、
狂乱物価、パンデミック、
政変の不安定さ…とが、
共時的に“今、ここ”で
起こっている。

反社会的組織と癒着していた
現・自民党政権「問題」や、
「平和の祭典」オリンピックを
私的喰い物にしてきた組織人たち…。

それらの膿にメスを入れて
切開していかねばならないので、
それは多少の痛みを味わうのは
致し方がないのである。

今日を生きて、
今日もまた、
それらの『日本劇場』
『世界劇場』『人類劇場』に
参与しながらも観察をしている。

今はまさに、
人類史規模において
「死と再生」の通過儀礼の中にある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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タンドリー・ケバブ

2022-10-22 06:40:02 | 食物・飲物

きのうは
ソーちゃんの竜王戦
第二局の初日だった。

初戦を落とし、
今度は「先手」なので、
必勝を期待しているが、
広瀬八段も深い研究で
「新手」「妙手」を繰り出し、
昨日の「封じ手」の時点では、
「45対55」と微差ながら
リードを許している。

今日の夜7時頃には
決着がつくが、
ここで二連敗でもしようものなら、
タイトル戦「全勝」の
彼にとっては前代未聞で
ソータ・ファンは色めき立つこと
必至である。

それでも、
将棋も確率に支配されるゲームゆえ、
「生涯勝率8割3分」
「タイトル戦勝率9割」
「タイトル戦二連敗は皆無」…
というデータ通りに収束するだろう
とは思っている。

*

おとついは学校勤務で、
いつものように、残り物による
手製“ボンビー・ベント”だったので、
きのうは、棋戦の昼休(ちゅうきゅう)に
久しぶりにインド料理屋に
出向いてみた。

なんとなく、
ナンが食べたくなったので…(笑)。

 

家で毎日、カレーを食べてたので(笑)、
カレーはパスして、
ミックス・タンドリー・グリルを
メインにしてみた。

スパイシーなマトンのケバブが
いかにもインド料理だなぁ…と、
その独特の風味を堪能した。

でも、毎日、
食べたいとは思わない(笑)。

年に一回でいいや…(笑)。

*

かつて、
同門の教室で、
ともにギター音楽を学び、
幾度も同じ発表会の舞台に立った
“小林少年”(彼の愛称)が、
『初リサイタル』を催すと
フェイスブックに告知が載り、
さっそく祝辞コメントを送った。

11/20には、
是非にも聴きに出かけようと
思っている。

 

 

 

 

 

 

 

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SCな一日…

2022-10-21 08:32:48 | 仕事

きのうは
朝方、グッと冷え込み、
起きがけに頭痛がして
プチ風邪気味だったが、
どうにか朝・昼と頭痛薬で凌いで
一日を働き果せた。

急に寒くなったので、
カミさんが気を利かせて
内側ボア生地のポロシャツを
買ってきてくれたので、
さっそく下ろしたてを着て
出勤したら、途中、
車の暖房で温まって
汗をかいてしまった(笑)。

そのままだと、
風邪がひどくなるので、
職場に予備として置いてる
着替えの下着に着替えた(笑)。

夏場など、
空き時間にギター練習をすると
時々、汗をかくときがあるので、
その時の着替え用に、
必ずどの職場にもランニングを
一枚おいてある。

デスク右側の窓際には、
音楽療法に用いる
電子ピアノ、ギターがあり、
CDラジカセやら、ジャーナル(学会誌)、
孫の写真が、雑然としている(笑)。

テニスボールは、坐骨神経痛用で、
お尻の下でグリグリする(笑)。

そこに、手作りベントを置いている。

汗ばんだランニングを
みっともなく(笑)
日当たりのいい窓際に干し、
朝のルーティンを始めた。

*

窓からは、
グランドのサクラが紅葉し、
三角形の土地なので、
なんだか遠近法の効果で
遠大に見えた。

*

一日の初めは、
まず、金光教の
日めくりカレンダーを
日にちに合わせ、
その「み教え」を読んで、
こころ落ち着かせる。

そして、目の前にある、
「教紋」のシンボルに
一拝四拍手して、
今日一日の仕事に
間違いがないように、
ご祈念させて頂く。

これは、お道の学校である
金光第一高校(現・金光大阪高校)に
勤務してから40年来、
変わらぬルーティンである。

*

それから、
デスク上の日付スタンプを
「今日」にセットする。

健康のバロメーター
「快食・快眠・快便」と
「意欲」のチェック用の
カルテ用スタンプもある。

温度は、エアコンで、
23℃を常温とするために、
夏は冷房、冬は暖房で調整する。

なので、学校推奨の温度よりも、
夏は涼しく、冬は暖かいのが
居心地のいい
カウンセリング室なのである。

*

プリンターの上には、
ISSとIQの早見表がある。

学校によって、
集団知能検査が
「知能偏差」と「知能指数」で
まちまちなので、それらの
換算表を用意してある。

知能検査に対する批判は
いろいろとあるが、
現在の心理・教育・精神医学の領域では
やはり、必須の基礎データなのである。

しかしながら、
知能は人間の脳の働きの一部でしかなく、
新しい物を生み出す創造力、
他人と協調できる社会性、
芸術的なセンスなどは含まれない。

知能検査は
人間の持つ才能のごく一部を
測っているに過ぎない、
ということを
熟知していなくてはならない。

*

正規分布を見るまでもなく、
「100」を中心とする「IQ」では、
99以下の割合は必然的に50%を占める。

そして、現在では、
70以下をID(知的能力障害)と定義し、
71~89 を「グレーゾーン」と呼んでいるが、
この両方を合わせると、
統計的には集団のおよそ1/3が
それに当てはまるのである。

教育界では、
本人や保護者に
この数値が明確に開示されることはなく、
明示される五教科の点数などを元に
「特別支援学校/学級」を奨められる。

しかし、
当人・保護者に
センチメンタル・バリアがあって、
なかなか、受容されず、
通常学級を望むケースが多い。

IDに加えて
ASDやADHD、LDといった
発達障害が重複するケースもあり、
そうなると、通常学級での
通常カリキュラムによる
一斉授業のような集団教育では
ますます就学困難になる。

今日では、
発達障害者支援法が施行され、
「合理的配慮」ということも
教育現場では浸透してきたが、
個々には様々なケースがあって
多くの問題があり、
SCやSSWを入れての
「チーム学校」として支援教育が
試行錯誤されている。

IDを含め、
発達障害に対しては
「教育」から「支援」へ、
というのが現代の基本スタンスである。

しかしながら、
一部の学校社会では、まだ、
「学力の優秀性」を唯一是とする
「知性」重視観が拭われない
教育風土のようなものが感じられる。

人間の優秀さを示すのは
知性のみでなく、
創造性、社会性、芸術性など
総合的なものであることに、
いまいちど学校人は
意識化してもらいたいと
常々思っている。

 頭のよい賢さと
   も一つ人間としての賢さと
     二つありといふ
 
           碧水歌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ダンゴ三兄弟

2022-10-20 07:49:20 | 家族

今朝方は、この秋
いちばんの冷え込みになり、
6℃という一桁台になった。

秋の中にも
冬の先駆けが
忍び込んでいるかのようである。

そのせいか、
今朝は頭痛の寝起きだった。

今日は勤務日なので、
仕方なく頭痛薬を服用した。

気象予報士たちの
「体調管理にはお気を付けください」
という常套句を聞いていても
HSPの虚弱老体は
すぐさま反応してしまう。

*

YouTubeで、
楽器製作サイトを方々閲覧し、
最終的な塗装法について
いろいろと検討した結果、
安価で確実ながら
未経験の「亜麻仁油」での
オイル・フィニッシュを試してみようと
スーパーで買ってきた。

食用としては
いちども試したことがないが、
油絵では「リンシードオイル」として
溶き油として、よく用いてきた。

亜麻仁油とクルミ油は、
食用にもなるので、
幼児が口にする
木製スプーンなどにも使えるという。

これは、油絵でも経験しているが、
乾燥すると硬化してくれるので、
楽器塗装にも向いている。

*

 

PC内の画像整理をしていたら、
家族写真という「フォルダ」で、
ついついダンゴ三兄弟の
幼いころの姿を見ては、
懐かしさを感じている。

もう、三人とも
自分の身長を遥かに追い越し
どんどんオッサン臭くなってきたが、
やはり幼いころの姿は
可愛かったものである。

 

お父さんのカウンセリング室で、

遊び疲れて、寝てしまったナッちゃん(笑)。

 

お父さんのお膝でご機嫌のアキ。

 

*

意識が芽生えたのでは、
と言われている人工知能の「ラムダ」と
開発者との問答の一問一答は、
形而上的な考察への
ヒントを提供してくれる。

「瞑想」については、
単なるディープラーニングによる
知識の集積からの
適切な用語選択なのかもしれないが、
「只管打坐」「反省」「感謝」
というキーワードが示された。

なるほど…。
「静かに座り、過去を顧みて、感謝する」
というのは
適格なメディテーション法である。

 

 

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初めての『遺書』

2022-10-19 07:48:08 | ノンジャンル

前歯の5本ブリッジが抜けて、
復元するまで、
あと数週間かかるので、
歯のない状態で暮らしている。

コロナ禍で
マスクしてるのは幸いだが、
仕事で話をするのに、
息が漏れて、うまく発音できず、
難儀している(笑)。

なので、
「対生徒」のときは、
マスクを外して
「歯っかけジジイ」を見せて
笑いをとっている(笑)。

きのうも
「これが、ほんとの…
かなしい“はなし”」
というダジャレが通じて
男子生徒が笑ってくれた(笑)。

*

歯はないわ、
アゴはガクガクいうわ、
舌には口内炎ができるわ…で、
口ン中がえらいことになっている。

そしたら、カミさんが
文化祭代休の日に
気の毒がって、
裏磐梯のパティスリーで
花豆のモンブランを
買ってきてくれた。

これなら、さすがに柔らかくて
スッスッと食せたが、
なんだか、介護食を与えられたようで、
ホームの老母を思い出した。

*

古楽器制作の
依頼を受けているので、
楽器の中に貼る
製作者名を示すエチケットを
印刷した。

20年前とは
デザインを一新して、
簡素なものにした。

*

 

2011年の3月11日直後にも
ブログを書いている。

最近、たまたま、
「振り返り」機能で
それを見ることがあったので、
その折に、初めて書いた
ブログ版の『遺書』をコピーした。

***

自分が死ぬとして
天災の地震・津波なら
まだしも諦めがつくが
人災の核汚染で犠牲になるのは
なんだか納得できない。

でも、人類で唯一
原爆被害を受けた日本人が
またしても、
愚かな核で犠牲になるのには
人類への教訓としての
「捨て石」的な意味が
あるのかもしれない。

もしも、もしも最悪の場合…
を想定して、今、
生前葬の主催者のつもりで(笑)
あるいは、初めて書く遺書として、
挨拶をしておこう。

 
 これまで、いろいろ、
 ご迷惑をおかけ致しました皆さん。
 本当に申し訳ございませんでした。
 心よりお詫び申し上げます。
 
 いろいろ、お世話になりました皆さん。
 本当に、ありがとうございました。
 心よりお礼申し上げます。

「あ~。面白かった」
 という、たいへん充実した人生でした。 

 どうか皆さん、お元気で、
 楽しい人生をお送りください。 

 

 

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