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『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

夏休みの工作

2016-07-26 06:46:00 | 趣味
今朝方、
相模原の障害者施設で
元職員の若者が深夜に侵入し
19人も刺殺したという
禍々しいニュースで
騒然となっていた。

銃のない日本であっても
ナイフ1本で
かくばかりに大勢を
死傷させることができるとは、
先日の暴走トラックで85人も殺害した
フランスの無差別テロと同様に
驚いた。

深層心理学では、
外的現実と内的現実は同調する、
というシンクロニシティという
考えがある。

最近のカウンセリングでも、
ドイツでの連日のテロや
フランスのトラックテロなど、
世界で頻出している暴力表現が
我われ個人の影(シャドウ)の蠢きと
連動しているかもしれないので、
用心して意識化せねばならない、
という話題が出たばかりである。

今朝方の相模原事件も、
突発的で防ぎようのない
無差別テロ、
ソフト・ターゲット・テロと
言えるだろう。

自己破壊衝動を遂行した自殺者が
年間3万人いるので、
他者破壊衝動を持つ者が
それと同等にいるとしたら、
大変なことである。

自殺することでしか
自己実現を為しえない者があるように
他殺することでしか
それが成就できない者もいるのは
確かなのである。

世はまさに、
「殺人狂時代」
に入ったのかもしれない。





夏休みらしく
いくつかの工作課題をこなした。

飾り物の
ミニチュア・デスクの脚爪が
1ケ欠けて紛失していたので、
古楽器工房で電動糸鋸で
端材から切り出し、
ヴァイオリン用のドラゴン・ブラッドという
オレンジ系ニスを塗布して再生した。

古楽器製作に勤しんできたので
こういうチマチマした
木材加工は楽しくもある。




ついでに、
端材を用いて
スピーカー用の
インシュレーターも
こしらえた。

ダイソーで買ってきた
プラスチック・ボビンを取り付けて、
スピーカーの下に設置したら、
スピーカーの箱が床から浮いて
空中で振動し易くなったので
音の抜けが良くなった。

自作・工夫しながら
音質を改良する、というのは
オーディオ・マニアにとっては
愉悦のひと時でもある。




今度の日曜に、
高校・大学の同級生だった
T君が主催するライヴに
急遽、飛び入り出演させてもらうことになった。

今年は、
大阪での講演仕事で
五年連続出場してきたコスキンに
参加できなくなったので、
来年のリサイタル用の
新曲のネタ卸しと
還暦コスチューム試着の機会に
ちょうどよかった。

コスチュームは揃ってるが、
新曲の方がまだ暗譜できていないので、
日曜まで、必死こいて練習して
頭に入れなくてはならない。

こういう締め切りのある状況で
追い込まれないと
必死でやらない悪癖があるので、
自分に課題とプレッシャーの
負荷をかけている。

当日は、
お昼に大学ギター部の
元マドンナ? たち三人と
会食会をして、我が家でお茶して、
2時からはフルート教室の発表会で
『アルハンブラ』の独奏と
ピアソラの『カフェ1930』(難曲!)
と『コーヒー・ルンバ』(オハコ!)。

そして、
6時40分頃からライヴで
新ネタの『ミロンガ・フラメンカ』と
ソロでの『コーヒー・ルンバ』。

なんとも
目まぐるしい
一日になりそうである。

今週はそのために
お茶会の準備やら、
新曲練習やら
フルートとの合わせやらで
リア充の毎日である。

仕事ではないので、
敢えて「忙しい」という
(「りっしん偏=心」+「亡びる」)
とは、言わず、思わず、
「苦しい」+「楽しい」で
「くる楽しい」(リアル充実)と
言うようにしている。

・・・にしても、
ライヴのタイトルが
『大人はつらいよ』で、
「病気自慢」やて・・・(笑)。

わても、自慢できるビョーキ、
ようけ、ありまっせ(笑)。

「うつ病」でっしゃろ、
慢性腎炎に、逆流性食道炎、
脂肪肝に、軽度肥満・・・

(´┏・┓`) フォッフォッ  








茂庭散策

2016-07-25 04:28:00 | 風景
温泉にでも浸かろうかと、
久しぶりに
茂庭へと出向いてみた。

梅雨の晴れ間で、
滑滝(なめたき)の岩場と
淵の色が新緑に映えていた。



子どもの頃、
町内のキャンプで
ここで水遊びをしたが、
年上の人たちが岩場から
ダイヴィングするのを見て、
自分にはとても出来ないと
腰がすくんでいた。





トンネルをいくつか潜ったが、
出口にさしかかる時、
なんだか巨大クリエーチャーの
体内から脱出するような
SFチックな感じがした。

経鼻内視鏡で
自分の食道をモニターで見た時も、
こんな感じだった。





ダム湖にかかる
橋の上で停車して、
下を望んだら、
あまりの高さに足がすくんでしまい、
高所恐怖症なので
体が固くなって
オシリの辺りがムズムズした。


時計屋さんごっこ

2016-07-24 05:53:00 | 趣味
夏休みになり、
どういうわけか、
毎日、台所だの浴室だの、
子ども部屋だの…と、
マメマメしく片付けや
掃除をしている。

今週いっぱいは
涼しそうなので、
今のうちにアクティヴなことを
やってしまおうという
魂胆なのかもしれない。



子ども部屋の
整理箪笥を片付けていたら、
フミ(長男28歳)とナツ(三男20歳)
二世代のオモチャやらガラクタが
ギッシリと詰め込んであり、
想い出関連グッズだけを残して
あとはゴミ袋に詰め込んだら
大袋で4つもにもなった。

電池切れで
停まったまんまの時計も
3つも出てきたので、
さっそく、大量購入してあった
ボタン電池を取り替えてみたら
全部動いてくれた。

ホワイト・スクウェア・ドレスウォッチは
きつくて拳を通らなかったので、
みっともないが、
沢山あるパーツから
合間に茶の革バンドを挿入した。

ハイブリットな
オリジナル・デザインだと思えば
笑い話のネタにもなるかもしれない。

なにせ
「モッタイナイ精神」で
道具を生かそうという
試みであるからして。

これも
ドレスウォッチ・コレクションに
加えると、もう23個目になる。





なぜか、
ピンクの文字盤の
レディースもあったので、
シルバーを茶の革バンドに交換したら、
エレガントな雰囲気になった。





寝室のドアに隙間が生じて
《とと姉ちゃん》のように
「どうしたもんじゃろのぉ・・・」
と頭を悩ませていたら、
ネットに滑車の調整法が載っていて
その通りにやってみたら
見事、隙間がなくなって、
あ~嬉しや、であった。

<ヽ`∀´> ヤッタ~!

ただ、力任せで
ドライバを回したので
プラ部分にヒビが入ったのは
ヘタこいてしまった。

(хдх;)  



短パン・素足・スリッポン

2016-07-23 06:39:00 | 風景
天気図を見ると、
オホーツク高気圧が
東日本に張り出しており、
東北は冷たい空気で
覆われている。

そのせいで、
日中も24℃と
過ごしやすくて
ありがたい。

太平洋高気圧が
張り出してきて、
このオホーツクの寒気団を
北に押し上げると
梅雨明けになり、
猛暑の連日となる。

来週もまだ涼しいようなので
この機会にギターの練習をしたり、
部屋の片付けや
模様替えなどをしたい。

猛暑日になったら、
それこそ何も手につかず、
寝室に遮光カーテンを引いて
エアコン全開にして
扇風機をぶん廻し
ひたすら熱中症予防に
勤めねばならない。

そしたら、
外出もままならず、
せいぜい読書しか
できそうにもない。



近所にある
東京靴流通センターの
ワゴンセールで、
300円のキャンバス製の
白いスリッポンがあったので、
大分前に購入して
ブリッティシュ・グリーンに
自分で染めたのが
履かずにあった。

夏らしく、
短パン姿の素足に
履いてみた。

買い物先で
足元をパチリとやっている
“変なオジサン”である。

「足元を見る」とは
このことか。

帰宅後、ついでに、
これも300円で購入した
サーモンピンクの
女々しいやつも撮ってみた。

「スリッポン」とは、
英語で“slip-on”と書き、
靴紐などがなく
脱ぎ履きが容易な
靴のことである。




夏休み二日目は、
長らく放ったらかしにしていた
描きかけの静物画に
久しぶりに彩色した。

油絵の具が
乾くのを待って、
あと数日かけて完成させて、
ピアノのある居間に
飾りたいと思っている。

高校時代に描いた
10号のベートーヴェンの肖像画には
パンドールというニスを上塗りして
退色した艶を復活させた。

古い額縁も
古楽器工房で修復して
絵に合わせてみた。




ついこないだ繕ったばかりの
古サンダルが、
またまたボロっちくなり、
いいかげんに捨てればよいものを、
どこまで繕えるか
洒落で挑んでやるという気概で、
底を張り足したり、
鼻緒を縫いつけたり・・・と、
マメマメしくやってみた。

ベートーヴェンの
ピアノソナタ32番を聴きながら
作業していたら、
最終楽章の「アリエッタ」の途中に
ジャジーなパッセージが出てきて
「オヤッ!」
と怪訝に思った。

サンダルの修復を終えて、
すぐさま楽譜を取り出してきて、
件のジャズっぽい処を
チェックしてみた。

そしたら、
32分付点音符の
速いパッセージであった。

古典曲の最中に
突然に鳴り響く
モダンなフレーズは
耳を引くものだが、

ベートーヴェン最後の
ピアノソナタの
終楽章であっただけに、
意外な驚きでもあった。

FM『きらクラ!』の
「ここ好き」コーナーに
投稿しようかな、
と一瞬思ったほどである。



・・・にしても、
きのう一日は・・・

朝からブログ書いて、
学術書読んで、
外食・買物に出かけて、
台所・浴室のカビ漂白して、
サンダル繕って、
ピアノ譜ながめて、
油絵描いて、
村上春樹を読んで、
夕飯の支度して、
ギターの練習して、
寝室の壁と天井に塗れモップをかけて、
『モンク』と『ポワロ』を視て・・・寝た。

(けっこう充実した
 夏休み過ごしてるじゃん)
と内心思ってしまった。

(^◇^;) フ~ヤレヤレ







また、やっちまったぁ・・・(T0T)

2016-07-22 07:04:00 | 勉強
夏日が連日続いて
梅雨明けかと思っていたら、
また、どんよりとした梅雨空が戻り
気温も20℃近くで
低温注意報が出るほどである。

涼しいのは
けっこうなのだが、
いったん片付けた毛布を
また引っ張り出して
掛けている。

夏休み初日は
どうにか駄々羅に陥ることなく、
しっかり出かける用をこしらえて、
億劫がらずに外出・用足しをし、
帰宅後は、ベッドに転がって
読書に勤しんだ。



河合先生が未だご存命の頃の
95年の対談本を久しぶりに
再読した。

巻末の扉に
96年12月の日付で
アキ(次男)が3才の頃の
記述を見つけて
微笑ましく思った。

「アキもポチトテットたべゆ」

お兄ちゃんが
ポテトチップ食べてるのを見て、
自分も食べたくなったのだろう。

この子は幼児期に、
滲出性中耳炎で
長らく耳鼻科治療に通っていたが、
軽度難聴だったので
軽度の構音障害があり、
「目がまわる」と聞き取れず
「目がまがる」と発音したりしていた。

よく、風邪をひいては
自分の主治医でもあった
村井先生の小児科に連れて行ったが、
そこにあるハト時計の時報を初めて見て、
「みてオトウさん。
 ハトポッポしゃっくりしてる」

病院の待合室で
この本を読みながら、
その日の出来事をも
スケッチしておいたのだろう。




この夏休み中には、
『ゴルゴ13』全182巻を揃え
読破しようと計画している。

第1巻は1978年発刊で
2000年代の160巻辺りまでは
古書店で108円で大量に出回っている。

市内にあるブックオフ何店かを巡っては
10冊単位で購入している。

サイフの中に
182までナンバリングした
メモを入れておき、
購入巻を〇印つけているが、
それでも大量に買い付けるために
昨日も二度買いする失敗を
犯してしまった。

わずか108円の損失とはいえ、
その「やっちまった感」は
ハンパない。

アルツッタ~ (/.\) ヒ~ン…

70年代の古書は
経年劣化で背の糊が変質して
頁剥離を起こしているものがあり、
副業の製本技術で修復しながら
保管している。



『ゴルゴ』の第1作は
1968年であるから、
その頃、40代に見えるゴルゴも
本来なら、2016年には裕に
齢80を超える爺様のはずなのに、
今も当時と風貌は変わりがない。

漫画時空の特異性は、
『サザエさん』と同様である。




昨日は、
フルート・デュオの練習日で
音楽堂に赴いたが、
大ホールでコンサートが催されていて
駐車場が満杯になっており、
少し離れた臨時駐車場から
霧雨の中を歩くことになった。

ギターにとっては難曲の
ピアソラ作品だったので、
練習しないで行ったら
部分部分で指が回らず
うまく合わせられずに苦労した。

今朝は、久しぶりにズギズキと
ヘバーデン結節の小指が痛んで
サロンパスを巻いた。

31日が発表会で、
来週もう一回
我が家で合わせるので、
ちゃんと真剣に
練習しようっと。

(^ε^)ゞ