一昨日からの咽の痛みが
抗生物質の服用で楽になってきた。
なんだか、この一週間は
風邪っぽいと思っていたら、
相当な寒波に見舞われていたようだ。
幸いまだ冬休み中なので、
お勉強の論文読みも
ベッドの中で電気毛布にくるまって
ホコホコしながらやっている。
ホーム・バカンスは
相も変わらずの映画鑑賞である。
昨日までで、
今年度は85タイトル鑑賞したので、
目標の年間100本まで
あと15本になった。
この分だと、
3/31の春休みまでに、
達成できそうである。
最近は、その目標のために
少々ハズレものや駄作でも
ガンバッて観ている。
その分、ツッコミと酷評で
ウサを晴らすしかない。
映画も観ない、本も読まない、
音楽も聴かない、趣味がない、
という人も周囲に少なくないが、
その人たちの話は
仕事の不満や家庭の愚痴が多く、
一緒にいて楽しくないので
近づかないようにしている。
カウンセリングの場でも
映画好きな子や文学好きな子とは
嬉々として話が進み、治療も進む。

1960年のフェリーニ監督の
傑作だというが、モノクロで
3時間近い退屈な映画であった。
マストロヤンニが
若々しく美男なのと、
ジェーン・マンスフィールドを
モデルにしたかのような
アメリカのグラマー女優の
セクシーさが絵的には
見どころだったかもしれない。
1950年代後半の
ローマの豪奢で退廃的な
上流階級の生態を描いているが、
現代の富裕層もあるいは
精神的には不毛なのかもしれないと、
ふと考えさせられた。

モロッコ、メキシコ、日本の
3箇所のサブ・ストーリーが
交互に織り交ぜられ、
「バベル」という言葉が象徴する
テーマに収斂されていく。
『ノルウェイの森』で観た
菊池凜子が印象的だったので
借りてみたが、ここでも
独特の存在感で、
猟銃自殺した母親を
目撃したトラウマから
愛を渇望し性的逸脱する病態を
生々しく演じていた。
「負のスパイラル」というのを
まざまざと見せられて、
少々、胸の痛くなる作品ではあったが
最後まで面白く観れた。

キリストの死後から
使途たちが迫害される話が
展開される。
クリスチャンだった
狐狸庵先生の影響で、
高校時代から
キリストものは
ほとんど観てきたし、
聖書も朗読テープで
『ヨハネ福音書』や『マタイ福音書』
『使途行伝』などを聴いてきたので
十二使徒の名前には馴染みがある。
パウロがテント職人で
初めは迫害する側であったことは
知らなかった。
『聖パウロ』が原題なので
殉教までが描かれるのかと思いきや、
延々3時間近くもやって、
ローマに向かうラストシーンで終わったのは
アララ・・・という幕切れだった。
切った張ったの活劇もあるが、
あまり面白いものではなかった。
抗生物質の服用で楽になってきた。
なんだか、この一週間は
風邪っぽいと思っていたら、
相当な寒波に見舞われていたようだ。
幸いまだ冬休み中なので、
お勉強の論文読みも
ベッドの中で電気毛布にくるまって
ホコホコしながらやっている。
ホーム・バカンスは
相も変わらずの映画鑑賞である。
昨日までで、
今年度は85タイトル鑑賞したので、
目標の年間100本まで
あと15本になった。
この分だと、
3/31の春休みまでに、
達成できそうである。
最近は、その目標のために
少々ハズレものや駄作でも
ガンバッて観ている。
その分、ツッコミと酷評で
ウサを晴らすしかない。
映画も観ない、本も読まない、
音楽も聴かない、趣味がない、
という人も周囲に少なくないが、
その人たちの話は
仕事の不満や家庭の愚痴が多く、
一緒にいて楽しくないので
近づかないようにしている。
カウンセリングの場でも
映画好きな子や文学好きな子とは
嬉々として話が進み、治療も進む。

1960年のフェリーニ監督の
傑作だというが、モノクロで
3時間近い退屈な映画であった。
マストロヤンニが
若々しく美男なのと、
ジェーン・マンスフィールドを
モデルにしたかのような
アメリカのグラマー女優の
セクシーさが絵的には
見どころだったかもしれない。
1950年代後半の
ローマの豪奢で退廃的な
上流階級の生態を描いているが、
現代の富裕層もあるいは
精神的には不毛なのかもしれないと、
ふと考えさせられた。

モロッコ、メキシコ、日本の
3箇所のサブ・ストーリーが
交互に織り交ぜられ、
「バベル」という言葉が象徴する
テーマに収斂されていく。
『ノルウェイの森』で観た
菊池凜子が印象的だったので
借りてみたが、ここでも
独特の存在感で、
猟銃自殺した母親を
目撃したトラウマから
愛を渇望し性的逸脱する病態を
生々しく演じていた。
「負のスパイラル」というのを
まざまざと見せられて、
少々、胸の痛くなる作品ではあったが
最後まで面白く観れた。

キリストの死後から
使途たちが迫害される話が
展開される。
クリスチャンだった
狐狸庵先生の影響で、
高校時代から
キリストものは
ほとんど観てきたし、
聖書も朗読テープで
『ヨハネ福音書』や『マタイ福音書』
『使途行伝』などを聴いてきたので
十二使徒の名前には馴染みがある。
パウロがテント職人で
初めは迫害する側であったことは
知らなかった。
『聖パウロ』が原題なので
殉教までが描かれるのかと思いきや、
延々3時間近くもやって、
ローマに向かうラストシーンで終わったのは
アララ・・・という幕切れだった。
切った張ったの活劇もあるが、
あまり面白いものではなかった。