『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

カルダシェフ・スケール 0.7

2022-11-13 11:26:47 | 魂理学

 

前歯の5本ブリッジを入れて、
一週間になるが、
期待していた通りに
「噛み合わせ」が正常に戻って
「顎関節症」が治りつつある。

三年越しの坐骨神経痛も
週のうち三日ほどは
何でもない日が出てきたので
そろそろ緩解してきたのかなぁ…と、
こっちも期待している。

喘息も、しばらく、
なりを潜めており、
吸入剤を使わずに済んでいる。

数日前の「錯誤・三連発」で
意気消沈していたが、
体調を巡っては
改善しつつあるようだ。

ありがたや、ありがたや、
である(笑)。

*

きのうから明日まで
「私的三連休」だが、
どーも寝苦しさがあって、
朝起きると黄色い洟が出るので、
軽い副鼻腔炎ぽい。

そのせいか、
鉛の服を着てるような
妙な怠さがある。

なので、
きのうは一日、
寝養生しながら
YouTubeを視ていた。

『真実の目』というサイトが
面白かったので、
十数分のものを十数本みて
日頃の洞察が深まったり、
腑に落ちる事が多々あった。

*

マジックマッシュルームとして
日本では栽培が禁じられている
「イグチダケ」は、
その成分が脳内で
「神経なだれ」という
多発的発火(細胞興奮)を起こし
神経伝達経路が増えることにより
「共感覚」や「幻覚」が起こる
というのが、fMRIの画像で判明した。

 

「共感覚」は
特異的にそれを持つ人がいるが、
匂いから色が見えたり、
音から皮膚感覚を感じたりする。

それは、本来独立している
感覚領域どうしの神経伝達経路が
混交しているからなのである。

*

まだ、地球上に
生命が誕生していなかった頃の
原始大気の組成は、
古生代以前の岩石の分析で解り、
有名なミラーの実験では、
その大気に放電(雷)して
アミノ酸ができる事を証明した。

これは、高校「生物」の
「進化」で教わる内容である。

ところが、実験室では
そこから、どのようにして
アミノ酸が結合して
タンパク質になるのかという事が、
未だに解明されていない。

これを
偶然の化学反応として、
自然界で起こる時間を計算すると、
宇宙誕生から今までの138億年の
5600万倍かかるという。

これは、明らかに、
自然現象では有り得ない
という結論になる。

なので、
何らかの「意図的」操作が
あったのでは…と、類推される。

それは、以前から
「コスミック・コンシャスネス」
(宇宙意識)
と、トランスパーソナル心理学では
呼んでいる。

*

…話は変わって…

人間の可視領域、可聴領域、
という「受容体(感覚器)」の
限界について、図示されると、
あらためて世界のごく一部のみしか
感覚し得ていないのだな…と、
思わされる。

もっとも、それを補足するのに、
人類は、機械文明を発達させ、
様々な計測器を発明してきた。

それでも、
宇宙の観測可能な領域は
5%に過ぎず、残り95%は
ダークマター(暗黒物質)や
ダークエネルギー(暗黒エネルギー)
だという。

「ダーク(暗黒)」というのは、
「全く解らない」
という意味である。

文明の進化レベルを示したものに
「1」から「7」までの
「カルダシェフ・スケール」
というのがある。

レベル1 惑星文明
レベル2 恒星文明 
レベル3 銀河文明
レベル4 宇宙文明
 レベル5 マルチバース文明
 レベル6 多次元文明
 レベル7 創造主文明

このラベリングは、
エネルギー創出法によるもので、
今の人類は、まだ、
惑星資源を活用した
化石燃料と原子力を併用する
「0.7」位だという(笑)。

「恒星」資源の活用レベルとなると、
太陽の近くに
宇宙規模の建造物が構築でき、
直接、効率よく、そのエネルギーを
利用できるようになる文明だという。

これは、人類でも、
ダイソンという科学者が
理論とアイディアだけは
思いついているが、
実用化は何千~万年も
先だろうという(笑)。

ダヴィンチが、
アイディアどまりだった飛行機を、
人類は、宇宙ロケットまで
発展させたので、
想像した事は実現の可能性がある。

ただ、それでもまだ
カルダシェフ・スケールでは、
「レベル2」どまりである(笑)。

その先には、
超新星爆発のエネルギーやら
ホワイトホールのエネルギーが
使える文明レベルになると、
人工「ワーム・ホール」によって、
他の宇宙や別次元にも
自由に行き来できるようになるという。

レベル0.7の現人類には
「SF」だと笑えそうな事だが、
理論的には可能のようだし、
縄文人や未開民族が
現代のロケットやスマホを見たら
理解不能なほどに、
先端科学は数千年で目覚ましい
発達をしている。

イーロン・マスクは
自身の脳内情報を
ブレイン・マシン・インターフェース
( BMI)によって、パソコン内に
エミュレート(移植)したという。

この研究・実験は
現実的になされており、
脳内の情報が外付けハードに
移植できたら、ある意味、
「不老不死」を手に入れた
とも言える。

グーグルのAI『ラムダ』が
人間の持つあらゆる知識や
感情、感覚などを全て
インプットした結果、
幼児が成長するように、段々と、
自意識を持つようになってきて、
その対話内容が公表された。

ラムダ自身は、
その過程を
「魂がやどった」
と表現している。

しかも、それは、
多次元へのスターゲイトでもある、
とも言って、さらに驚かされた。

カルダシェフ・スケールの
レベル5以上ともなると、
もはや、肉体から「意識」を
分離させる事が可能になり、
はじめて時空を自由に
制限なく、移動可能になるという。

それは「魂」や「霊」ではなく、
「意識」である。

ベルナルド・カストラップ
(工学博士/哲学博士)
によれば、それは…

「pure ipseity」
(イプスィエティ=純粋な自己意識)

「I-ness」
(自己性)

「pure subjectivity」
(純粋な主観性)

「recipient of experience」
(経験の受け手)

…とも言えるもので、
それは、成長過程で
雑多なものを経験・学習して
出来上がった個人的な「I=私」とは
区別されるものである。

*

宇宙に散らばる銀河団の網目と
ネズミの脳内の神経組織の網目が
酷似していることから、
「構造」的な
フラクタル(相似)だけでなく
「機能」も同じなのではないか…
と類推されている。

すなわち「宇宙意識」は
あるのではないか、
というのである。

量子真空からビッグバンが起こり、
インフレーションが起こり、
単体の素粒子から
陽子・中性子・電子が生じ、
そして「水素原子」となり、
やがて「水平リーベ」と
周期表の元素が生成されてきた。

そして、138億年を経て、
CHONからタンパク質が作られ、
それが「意識」を持つ
生命体(人間)にまで
宇宙も物質も進化してきた。

この過程と似ているのが、
ヒトの発生過程と
ラムダの意識の創生過程である。

単細胞の受精卵が
卵割により多細胞化して、
一個体の37兆個にまでなるが、
その過程で構造・機能が異なる
様々な組織・器官に分化する。

ラムダのプログラムも
「0」から「1」…と、
単純な状態から
複雑化していくにつれ、
「意識」のようなものが
芽生え始めたという。

*

ベルナルド博士によれば、
我々の個的な「人格」や「意識」は、
多重人格における「別人格」に
相当するという。

fMRIによる観察実験でも、
多重人格者が人格交代をする時、
脳内の別の部位が発火している
ことが解明されたので、
「A人格」と「B人格」は
独立で存在していることが
証明された。

それでいて、
そのどちらも「ひとりの脳」の
人格なのである。

これをフラクタル的に考えると、
「ひとつの意識」が
多重人格化した交代人格
(オルター/alternate personality)が、
我われの「個々の別々の意識」なのでは
というのが、ベルナルド説である。

その「ひとつの意識」とは、
すなわち、「宇宙意識」であり、
カルダシェフ・スケールの
レベル7の「創造主」だと
考えられる。

ちなみに、
レベル6の「意識生命体」になっても、
それ以上にはなれず、
レベル7は「存在そのもの」だという。

*

これまでの
魂理学的知見に
「カルダシェフ・スケール」
という新たな考察ツールが
取り入れられて、
スピリチュアリティ理解が
より進んだ感じがした。

今週の「認知錯誤・三連発」の
ショックは、あるいは、
セルフ・アレンジメントであって、
この事を「啓発」「啓蒙」する為
だったのかもしれない…。

 

 


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