『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

【病膏肓に入る】マイブーム

2023-06-09 08:57:01 | 食物・飲物

そういえば、
今週は、天の配剤か、
体調不良が続いていたので
一日だけの勤務で、
水曜からの「私的6連休」に
なっていた(笑)。

水曜には、
口腔外科の治療と
ご褒美フレンチの
イベントがあったが、
昨日から明日までは
なーんもない。

なので、
今日は、ビオパークで
スイレンが開花したというので、
撮影に行こうかと思っていたが、
生憎の雨降りで、さらに大雨になる、
というのでやめにした。

家の中で過ごすには、
読書やギターや楽器作り、
料理が、もっぱらの
過ごし方である。

ことに、最近では、
YouTubeの見過ぎで
イタ飯に凝りだして、
毎日、毎食のように
スパゲッティを創っている(笑)。

なので、すぐになくなるんで、
きのうは散歩をかねて
近所の『やまや』まで
歩いて行ってきた。

 

午前10時頃には、
屋外の温度計が
29℃にもなってたので、
熱中症体質G様は
適度な日光浴はいいが
体温上昇だけは避けるべく
サッと行ってサッと帰ってきた。

途中の道端には
桑の実が熟してるのがあって
「オッ! ミュールだー!!」
と、フレンチでは
コンフィチュールの素材にもなるので、
摘まんで自然の甘酸っぱさを堪能した。

英語では、マルベリー(Mulberry)
フランス語では、ミュール(Mure)。

*

最近、YouTubeの影響で、
永年の「ディチェコ派」から
「バリラ派」に宗旨替えしたので、
「5番」を何度も買ってきたが、
プロフェッショナル用の5㎏が
家庭用500gの10倍量で
4割5分も割安なので、
チマチマ買うより、こっちを
ドンと買うことにした。

考えてみれば、
「お米」の10㎏袋だって
ドンと買うわけである。

常食にするなら、
5㎏ドンでも、いいわけで・・・(笑)。

これもYouTubeサイトの見真似で、
毎回、きっちり100gを
ハカリで軽量して
9分間、茹でている。

そうすると、
オニギリ1ケ分のカロリーしかない、
というのでダイエットにも
好都合なのである。

*

きのうは、
お昼には、定番の
『アリオ・オリオ・ペペロンチーノ』
を拵えた。

イタリアン・パセリは
クセがあって、これまで忌避してきたが、
このレシピには必要で、
伊語の『スプレッツェーモロ』として
オリーヴ・オイル、鷹の爪、ニンニク、
と共に、“らしさ”を出すのに
用いている。

*

晩には、
夕飯当番だったので、
『カルボナーラ』を拵えた。

『やまや』で
パンチェッタがあったので、
レシピどおりに
白い脂身がサラサラの油になるまで
カリカリに炒め、
そこへデンプン質の溶け出た
パスタの茹で汁を加えて
豚肉からの出汁をも取り、
マンテカーレ(乳化)させて
ソースとする。

ボールには、全卵と
「ペコリーノ・ロマーノ」と
「パルミジャーノ・レッジャーノ」を
大量にすりおろして、
多めの黒コショウをまな板で砕いて
それらを混ぜ合わせる。

ゆであがったスパゲッティを
ソースとよく絡めて
旨味を沁み込ませ、
火を止めてから
「玉子・カーチョ(チーズ)・
黒コショウ」の合わせたものを
ササッとあえていく。

イタリアでは、
生クリームは使わないのが
定番だという。

生卵とカーチョが
パスタの熱でトロトロになり
麺に絡みついて、
そこに黒コショウの粒々が纏う、
というのが「炭焼き屋風」の
カルボナーラである。

*

趣味オタクの
【病膏肓に入る】で、
YouTubeサイトで
使われていたのと同じ
シルバーのフライパンを使いたくて
Amazonに注文した(笑)。

以前には、
プロ用のフィスラーという
フライパンをヤフオクで入手したが
あまりにも重くて
使いづらいので、
すぐに手放した(笑)。

今回は、パスタ一人前に
ちょうどよい具合の
27㎝の中型である。

ついでに、
市販では入手し難い
カルチョーフィ(アーティチョーク)の
缶詰も注文してみた。

 

きのうは、
これも見様見真似で、
4本刃フォークの中2本を
楽器工房の鉄ノコで切り落とし、
スカスカの2本刃に仕立て、
フライパンでグルグルかき回す
調理道具にした(笑)。

まさに、凝りだすと
【病膏肓に入る】
である・・・(笑)。

(^▽^)> テヘヘ…♪

パスタを茹でるには
旨味成分のある「岩塩」がいい、
とシェフが言ってたので、
それも『やまや』で調達してきた。

ゴロゴロの塊のものは、
細粒の半値だったので、
これも、工房のアンビル(金床)と
金槌でガンガンやって砕いた(笑)。

*

だいぶ以前に買った
『イタリア料理用語辞典』が
書棚にあったので、
マイ・ブームのあいだに
いろいろと専門用語も
楽しみながら勉強しよう
と思っている。

イタリア料理は
カトリーヌ・デ・メディシスが
フランスの王宮に持ち込んで、
フレンチに進化したので、
いわば両者は姻戚関係であるが、
フレンチの複雑な技法と
料理のヴァリエーションに比べて
イタリアンはいたってシンプルではある。

 

 

 


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