『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

アマーロ&カルチョーフィ

2023-05-04 08:21:17 | 

 

世間は
ゴールデンウイークで、
どこもかしこも
混雑で大渋滞のようである。

先々月の花見時の
京都市内がそうだったので、
あの人込みは勘弁である。

「普段」や「日常」との
「ハレとケ」の変化を
つけたく思うのは人情だが、
日々の暮らしにこそ
「喜び」や「楽しみ」を
見つける事も大切だろう。

*

庭のサクランボが
色づき始めたので、
鳥に喰われる前に、
手の届く範囲で
いくつか袋がけした。

樹の高い処には、
ワンサカ実がなっているが、
脚立を出してまで
袋がけする気にもなれず、
そこは鳥に食べさせてやろうと
思った。

*

きのうは、
近所の『やまや』まで、
イタリアンの食後酒である
『アマーロ』を探しに
散歩がてら出かけてみた。

水路に沿って
裏道を歩いていたら、
突然、ポチャンと水音がし、
見ると、ちっちゃなカナチョロが
入水して泳いで?  いた。

自ら、流れてきた
小枝にしがみついて
(やべぇ…。どーしよー…)
と狼狽したように
キョドッていたので、
(ハハン。
腕白ボンズが、好奇心で
ジャンプして、ドジったんだなぁ…)
と、察して、枯れ枝を手折って
レスキューしてやった。

むろん、礼なぞ
言うはずもないが(笑)、
しばし、放心したように、
ジッとして動かなかった。

まだ冷たい水に漬かっていたので、
冷血動物ゆえに
急性の低体温症にでも
なったみたいだった。

なので、
「もう、バカすんなよッ!!」
と、ヤンチャな子に
諭すように言って、
踵を返した。

しばらく行くと、
小学生のナッちゃんと
ザリガニ捕りをした
段差のある小さな滝状の処に
さしかかり、
(ここまで、流されて来てたら、
あのチビちゃん、
一貫のオワリだったかもなぁ…)
と、レスキューして良かった
と思った。

帰宅後、
スマホでウィキってみたら、
正式には『ニホンカナヘビ』
と言うようで、
子どもの頃は、地元語なのか…
カランキョとも呼んでいた。

学名はムズくて、
 (Takydromus tachydromoides
タキドロムス・タチャイドロモイデス) 。

爬虫綱 有鱗目 カナヘビ科 カナヘビ属
に分類されるトカゲだそうな。

*

リキュール・コーナーを物色してたら、
『アマーロ』は一種類だけあった。

その隣には、珍しい
カルチョーフィ(アーティチョーク)の
リュールも安価であったので、
料理に使おうと、ついで買いした。

常用している「ライム100%ジュース」が
切れていたので、補充した。

カクテル材料や料理用に、
レモン・ライムと
シークワサー・カボスの
100%ジュースを冷蔵庫に
常在させている。

最近、ハマッている
YouTubeのイタリアン番組で
バリバリ『バリラ』派…
というシェフの洒落を聞いて、
『ディチェコ』派も浮気をしてみた。

アンチョビはフィレがなかったので、
仕方なくチューブ物を買ってきた。

『やまや』は
チーズ類はお寒いので、
今日にも、『ジュピター』で
『ペコリーノ・ロマーノ』を
買ってきようかと思っている。

*

この連休中は、
毎日、おうちに巣ごもりして、
お昼にパスタを創っている。

きのうも、
夕飯に作った春巻きの残りに、
ランプレドット(モツ煮込み)
の煮汁とオリーヴ・オイル、
カルチョーフィのリキュールで
風味をつけたソースで
『バリラ#5』をやってみた。

正直、ブラインド・テストでは、
『バリラ』と『ディチェコ』の
味の微妙な違いは
判定できない。

本国イタリアでも
二大定番パスタである。

*

カミさんが、
買い置きしてパン籠に入ってた
『ピスタチオ・タルト』があったので、
ドルチェとして、品よく、
フッチェンロイターのアシェットに
ドレッセして、ナイフとフォークで
頂いた。

そして、
ディジェスティフには、
イタリアンの〆の定番の
『アマーロ』を初めてやってみた。

甘苦い薬草種なので、
有名な『シャルトリューズ』の
『ジョーヌ』や『ヴェール』のような
風味と味わいであったが、
やはり個性があるので、
これならば「目隠しテスト」でも
違いが判りそうである。

 

 

 

 


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