『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

料理名人に、将棋名人・・・

2023-06-05 05:15:53 | 懐石

きのうは
毎年恒例の
元ギター部マドンナたち三人との
茶会・会食会である
『アンムクライ会』だった。

今や六十路で
孫たちの好好婆である
アンちゃん、ムクちゃん、
ライちゃん・・・だが、
未だに学生時代の
呼び名のままである。

我が家の茶室で
簡単な薄茶会をしてから、
三ツ星・懐石店に赴いた。

*

先付けは
鴨ロースと芋茎(ずいき)。

胡麻ダレと
フルーツトマトの甘味が
よく合っていた。

*

八寸は、
サゴシの玉〆、
タラバガニ、よもぎ田楽、
烏賊黄身焼き、海老・・・
などが盛られた。

サゴシは「青箭魚」と書くが、
サワラの幼魚である。

 

*

煮物碗は、筍真蒸。

はんなりした
吸い地の深みある旨さは
さすがであった。

 

*

お造りは、
鮪・剣先烏賊・鯛・雲丹。

 

 

*

強肴(しいざかな)は、
吉次の煮つけ。

*

揚げ物は、
海老真蒸、オクラに、
なんと変わり種の
バナナであった。

*

新ショウガのご飯は
香り豊かで、
初夏の清々しさが
感じられた。

*

一碗の茶のための
延々とした懐石だが、
この段において、
入室に際して礼をした掛物を
さりげない茶花と共に
ゆったりと愛でるのが
「茶懐石」の醍醐味でもある。

***

茶室における懐石でも、
食事の間中は
いろいろと歓談をし
食事や酒を楽しみ、
亭主の心づくしを
有難く受けるのが常である。

唯一の茶弟子である
三春庵の庵主とは、
三十回ほどの茶事を行ったが、
横浜に転宅してからは
自宅茶室にて、
すでに「茶事百篇」を成し遂げ、
今まさに、その二度目に
挑んでいる。

墨手前・懐石・濃茶・薄茶・・・と、
何から何まで半東(お運び係)なしで、
ひとりで務めるのだから、
よほどの数寄の茶人でないと
出来るものではない。

幼い頃から
その様を見て、茶会に馴染んでいた
彼の愛娘は、はたして、
将来、どれほどの茶人に成長するか
楽しみでもある。

*

 

「名人」獲得のご褒美のよう・・・(笑)。

きょうは、
ソーちゃんが
初の海外渡航をして、
ベトナムでの『棋聖戦』の
初戦を戦う。

相手は、
『王位戦』の挑戦権も
既得している上り調子の
大地七段である。

彼の師匠のフカピーは
唯一、ソーちゃんに勝ち越している
「将棋星人」を打倒した
「地球代表」として知られている(笑)。

まずは、
初戦勝利を願っているが、
それよりも、
国宝級のVIPにもなった
『名人』なので、
無事、日本に帰国してほしいと
祈っている。


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