『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

読書

2017-12-22 08:40:00 | 
冬休みに
やることは幾つもあるが、
ふと、読み止(さ)しの本が
あったのを思い出して、
書棚を探してみた。

何年か前に
アマゾンで買ったが、
今ひとつ気乗りせず
途中で放擲(ほうてき)したのを
どういうわけか
ふと思い出したのだった。

「ふと思うは神心。
 あれこれ思うは人心」
というのを
ライフ・ビリーフ(生活信条)
としているので、
この「ふと」は出来るだけ
実行することにしている。



モダン・ホラーの傑作
という振れ込みだったが、
読了して、いささかの不満は
残った。

途中で、
『新耳袋』ばりの
人の手形が硝子に
ペタペタと浮き出てきた
という現在進行形は
怪談数寄者には
いただけなかった。

そういう手法は
虚仮脅しであって、
子供騙しでもある。

怨霊のエネルギーで
人が蒸発したりする描写も
怪談ではない。

あらま・・・と思ったのは、
怨霊による停電で
ロウソクを灯してるのに
おなかが空いたから
炊飯器でご飯を炊いて
オニギリを喰うシーンがあり、
まさか「ガス炊きです」
なんて言わないだろうな、
とツッコミたくなった。

幕切れに、
家族に訪れるであろう
悲劇的結末を想像させる処は
まあまあよかった、
と批評的に読んでしまった。

アマゾンのレヴューを
見てみたら、
珍しく☆一つから五つまで
それぞれが2割ほどしめていた。

評価が五等分に割れるのも
ちょっとした怪奇現象である。

1988年の作品なので
30年前としては
よくできた
読み物だったのかもしれない。




永らく割れたまま
放置していた
ウクレレの裏板を
古楽器製作でよくやる
溝埋め用の木屑とボンドを
練りあわせて充填補強した。

売り物だったら
裏板と同じ材料を
細かく切って丹念に埋めるが、
自分用なので
いたって雑な措置である。





夜になると
左の背中が痒くなって、
毎晩、孫の手の世話になっている。

以前、化膿した処が
また悪化したのかと気になり
鏡では見ずらい箇所なので、
カミさんにデジカメで
接写してもらった。

こういう時は、
デジカメは便利である。

そしたら、
驚いたことに
こんもりと脂肪腫のようなものが
盛り上がっていた。

開口部がないので
アテローマ(粉瘤)ではないようだ。

左腰にも
今、成長を続けている
脂肪腫があり、
いつ化膿するかハラハラしている。

アテローマは
顔面と腰のものが化膿して
二度も手術で除去した。

二度とも検査では
腫瘍でなかったので
幸いだったが、
おそらく今回も
大丈夫だとは思っている。

腰のものは無症状だが、
背中のこれは痒みを伴い、
だからといって
手術するほどのものでもない。

とうぶん、
孫の手が放せない。


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