『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

レトロスペクティブ/時系列順

2021-03-25 04:57:00 | ノンジャンル
3.11被災者として
【人生深生き】
というライフモットーを
得るに至ったが、
コロナ禍の今、
ますます、その感を
強くしている。

よく、
心理のお弟子さんたちには、
「時間」と「時」の違いを
「クロノス」と「カイロス」
と言い分けて教えている。

「時間と無時間」
「変化と定常」
について
思考実験をしてくると
仏教の「諸行無常」という
定説に極まり着く。

中村先生の教えでは、
これを優しく説いたのが、
日本の「いろはうた」だと言う。

 いろはにほへと ちりぬるを
  わかよたれそ つねならむ
   うゐのおくやま けふこえて
    あさきゆめみし ゑひもせす

 色は匂へど 散りぬるを
  我が世誰ぞ 常ならむ
   有為の奥山 今日越えて
    浅き夢見じ 酔ひもせず

 色香の匂うものでも、やがては散る
  我が生と思う誰もが、無常である
   一切が因縁に拠る現世を超越し
    はかない夢を見たり、酔っても詮無い事である


 諸行無常
  是生滅法
   生滅滅已
    寂滅為楽

 諸行は無常で
  是れは生滅の法である
   生死を超越した
    涅槃に至れば楽に為る





しばらく、
新規店探訪をしてなかったが、
久方ぶりに、近所にできた
「ゆず庵」なる店に
散歩がてらランチに行ってみた。

セットものが
ほとんどで
つまらなかったので、
あえて、『孤独のグルメ』の
悟郎さんみたいに
悩みながら「食べたいもの」を
アラカルトで注文した。

なので、
バラバラと時間差で到着し、
しかも、全部が終わるまで
半時ほどかかり
時間経済的にロスが
多くて不満を感じた。



初めは
熱々の「カニクリームコロッケ」。

タルタルソースが
久しぶりで佳かった。

続いて、
握り六貫。

色味のよくない鮪、
皮付き鯛、
煮ハマ。

酢飯はよかったが、
ネタはどれも
回転すしレベル。

ここから、
待てど暮らせど
次がやってこなくって、
キョロキョロしてると
おねーちゃん店員が察して
やってきてくれた。

すこしばかり
イラついてたので、
「作ってないんなら
もうキャンセルする」
と伝えると、
すぐに厨房に
すっ飛んで行ってくれた。

そしたら、
ようやく
ウニの軍艦が登場。

この間、およそ20分。

察するに
「えび天軍艦」の
天婦羅に時間が
かかったのか…。

また、
5分ほど間があき、
仕方なく今度は
にいちゃん店員をつかまえて
「作ってないんなら
もうキャンセルする」
と、いささか怒気を含ませ伝えると、
これまた厨房にすっ飛んで行き
「あと1分ほどだそうです」
と申し訳なさげに言う。

「じゃ、待つ…」
と駄々っ子口調(笑)。

鮨9貫に
コロッケ2ケで、
しめて1.661円也。

散歩途中のランチにしては、
ちっと、かかり過ぎだった。

新装オープンとあって、
11時開店なるも
ごった返すような
「密・密・密」状態なので
気持ち悪くなって
早々に退店した。

どのテーブルでも
みーんなセット物を
頼んでいたようだ。





散歩みちの空き地に
可憐なオオイヌノフグリと
ツクシん坊のクラスターがあった。





ツクシを単体で
アップで観ると、
その威容には
感心するものがあった。

いったい誰が
こんな形状をデザインしたのか。

創造者たるものが、
ほんとに、この宇宙に
居るような気がした。

あるいは、
「空即是色」で
「空」なるが故に、
あらゆる「色」
即ち、実体的な形状を
為すことが出来るのかもれしない。

ここに於いても、
井筒先生の
「存在(Being)がツクシしている」
という名言を
思い出した。






庭のレンギョウと
ボケを切って、
今井 理桂さんの
津軽烏城焼に活けてみた。

今井さんとは、
旧「中合」の展示会で
二度ほどお話しをさせて頂き、
津軽人らしい朴訥さと
登り窯伊賀焼の
高度な技術に惚れ込んだ。

先日、
反古紙に書いた「夢」を
色紙表装して
掛けてみた。



学休期間中は、
カミさんは毎日出勤してるので、
自分が毎日、夕飯当番になる。

昨晩は、
ノルウェー・サーモンを
降り塩で半時ほど脱水してから
1時間ほど酢で〆る
江戸前のやり方で
調理してみた。

ウェッジウッドの
『フロレンティーン・ターコイズ』
という銘品に
放射状にドレッセしてみた。

この一枚は、
金光第一高校を退職する時に
グルメ仲間のガッちゃん、
シーさん、シュガーから
フレンチ店でのお別れ会で
餞別として頂いた
大切なものである。

16世紀の
“グロテスク文様”を基に、
ギリシャ神話の
「グリフィン」をモチーフとした
鮮やかなターコイズと
クラシックな絵柄の組合せが
お洒落で高貴さがある。





クライエントの方から
お礼状と共に頂いた
クオカードがツタヤで使えたので、
以前から高くて
買え控えていたロカテルリの
『ヴァイオリン・ソナタ』全集
CD5枚組をやっと入手した。

コレルリに学んだ音楽家である。

同じ頃には、
トレルリというのもいて、
コレルリ、ロカテルリ、
と「ルリ」つながりである(笑)。





今朝の朝刊に、
教員の人事異動欄があり、
カミさんが最後の
「再任用」として
乗っていた。

大学の同級生の
ババっちも校長として
まだ頑張っていた。

ギター部後輩の
ジョージは
校長から「教諭」で
再任用になったので、
大したものである。

その他、
ギター弟子のハッシーや、
心理弟子のR先生、
クライエントのS先生らの
お名前も見つけることができた。


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