『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

「最後まで諦めるな」

2024-07-08 05:26:48 | 藤井 聡太

きのうの【王位戦】
第一局は、ソーちゃんが
振り駒で先手番を得たが、
80手で「千日手」となり、
やり直し局は後手番に廻った。

これは後手番を引いた
渡辺九段が
巧みに指しまわし、
有利に持って行った。

そして、
指し直し局でも
先手で優位を保ち、
最終盤は「99:1」までの
勝勢だったが、
「23手詰み」が見えなかったと
感想戦で述べていたが、
「詰み手順」を間違って
大逆転してしまった。

局面が煮詰まった最終盤は
「正解は一択」しかないような
状況になる事が多いが、
まさに「最善手」以外は
「悪手」になってしまうという
将棋の恐ろしさである。

感想戦では
詰将棋選手権5連覇の
ソーちゃんは
「23手詰め」を読んでいて、
「99:1」の場面では
負けを覚悟していたが、
一縷の望みを託して
淡々と最善手のみを指し続けた。

そしたら、
渡辺九段の痛恨の
読み間違えにより、
勝利が転がりこんできた。

彼は、
幼少の頃に、
将棋教室で
「最後まで諦めるな」
とブルース・リーが
弟子の少年に諭す映画を
たびたび見せられたという。

まさに、
その教えに従い
勝機を得た。



*

朝刊の【語録】に
「時間の問題だと・・・」
と、さばさばした様子で
八冠からの後退を語ったと
イラスト入りで載っていた。

きのうの彼も
逆転勝ちしたなぞと
喜びを表すことはせず、
その苦境まで陥った
自分の不出来さを
省みるような
まるで敗者のような表情だった。

むしろ、
「やっちまった」
渡辺九段の方が
サバサバとして
笑いながら感想戦をやっていた。



***

今朝のネットニュースで
“みどりの狸”が
三選した事を知った。

個人的には
石丸氏の当選を願っていたが、
Wスコアで敗した。

告発本の『女帝』や
側近の告発があっても、
この怪しい老女を
信用した有権者が
多数を占めたという事である。

あるいは、
妖女が無辜の民を
騙し切ったのだろう。

識者・アナリストたちに拠れば、
7-8割の国民は
既成メディアを信用し
自分で情報を取りに行かないか
思考停止している、
と見做されている。

その悲観的事実が、
こたびの妖女三選で
裏付けられたようなものである。

それでも、
10万の国民が目覚めれば、
バタフライ・エフェクト
(波及効果)により
いづれは大衆も
気付く時がくるだろう・・・
とも考えられてはいる。

これで、
自公政権が
また再選されるようなら、
この国もオワコンである。

あとは、
革命かクーデターしか
あるまい・・・。



**

今朝も血便を観た。

これで、
先週から
六日連続である。

きょうは、
胃腸科を受診する予定だが、
早々に内視鏡の予約が
取れるかである。

ネットで
麻酔下施術をやっている
医院を選んだが、
ほんとにやっているかも
訊いてみないことには
確証がない。

相変わらず、
腹痛も下痢もないので、
あらためて
チャットGPTに
考えられる疾病を
尋ねてみた。

++

大腸ポリープ・・・
「無症状で少量の血便」が見られることが多い。
「便通は特に変化はない」

大腸がん・・・
「血便は粘液と一緒に付着している」ことが多い。
便通は便秘と下痢を繰り返す。
中~大量の出血が続けて起こる。

「」が該当するので、
ポリープであってほしいが、
「内痔核」「大腸炎」という
可能性もある。

叔母もポリープ切除をした
というので、
こたびもそうであってほしい。

とりあえずは、
専門医の診断を待つよりない。

 

 

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永世棋聖

2024-07-02 07:16:46 | 藤井 聡太

 

きのうの『棋聖戦』第三局は、
後手番ながら
ソーちゃんが勝ち、
これで、「3-0」の
ストレードで防衛となり、
「5連覇」によって
史上最年少の『永世棋聖』となった。

先月、『叡王』を失冠し、
『七冠』に陥落したものの、
21歳にして、はや、
『永世』号を一つ
獲得するに至ったのは、
羽生『永世七冠』を越すべく
『永世八冠』への『藤井劇場』
(レジェンド・ストーリー)の第二幕が
始まったかのようである。

今週の土日には
『王位戦』の防衛戦が始まる。

永く棋界史に
その名が留まる
新「永世棋聖」だが、
“将棋の聖(ひじり)”に相応しい
堂々とした、凛とした姿で
これからも闘っていってほしいものである。



***

きのうは、
朝方、ブログ執筆中に
突然、モニターが
ブラック・アウトして、
ウンともスンとも言わなくなった。

数日前から、
画面がパチクリしていたので、
怪しいなぁ・・・と、
思ってたら、ご寿命サインだったようだ。

ハード・オフで、
2000円ほどで買った
間に合わせのモニターだったので、
値段相応分の働きは
十分にしてくれた。

一昨年、新調した
『Iiyama』のPCに合わせ
同社のモニターにしたので、
そのマッチングはよく、
快適に使用できていた。

なので、
今度こそは、
毎日の普段使いに
新品の同社モニターにした。

23.8インチなので、
これまでよりも
さらにひと回り大きくなり、
老眼のブロガーには
作業しやすい環境になりそうだ。

今、代用で使っている
旧モニターは、真四角に近くて、
画像処理時の作業領域が狭く、
ワイドを使ってからだと
不便感が否めない。

新しく購入したのは、
横幅がその1.5倍なので、
そうとう大きくなりそうだ。



***

きのうは
新任校のKP中の
1学期最後の勤務日だった。

毎週月曜なので、
今月は、夏休み前に
連休にぶつかって、
昨日でおわりとなった。

なんだか、
あっという間だった。

新規クライエントは
二人しかおらず、
そのうち、毎回きたのは
一人のみだった。

保健室とカウンセリング室は
暇な方がよい・・・
のは、間違いないのだが、
6時間勤務で
毎回、1時間の労働だと
「給料ドロボー」みたいで
冥利が悪い。

昨日もそうだったので、
空き時間には、
勉強しなっきゃ・・・と、
強迫観念的に思わされて
新刊ジャーナル(学会誌)の
封を切って、論文熟読をした。



学会での公開討論会には、
中高生の自殺問題があったので、
まさに、毎日の学校臨床で
扱っている事について
有益な示唆が得られた。

書評にあった
『サブカルチャーのこころ』
という、くだけた一般書が
面白そうだったので、
Amazonに注文した。



**

今朝方、メールボックスを見たら、
再出品したばかりの
バロックギターが
東京の女の方に落札されていて、
うれしく思った。

オルコットの
『若草物語』じゃないが、
四人姉妹の長女が
やっとお嫁に召されて
ホッとする気分でもあった(笑)。

残り、三姉妹も
はやい処、嫁に行ってほしいものである。







 

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【天才は天才を識る】

2024-06-23 06:47:51 | 藤井 聡太

ソーちゃんに
11連敗し、
三度目のタイトル挑戦で
やっと奪取した
イーちゃんの特集を
ワイドショーで視た。

彼もまた「努力する天才」だったと
その人となりを初めて知って、
好感を抱いた。

幼い頃のエピソードとして、
パズルを裏返して
白いままでも即座に完成させられた
というほどに
図形認知能力が優れていたようだ。

漢字や年表、用語は
瞬く間に完璧に暗記したともいう。

小学時代の大会では
ソーちゃんを負かせて泣かせたのは
「藤井聡太を泣かせた男」
として、有名なエピソードである。

また、
難関高に合格するも、
すぐに、将棋に専念する為に
退学したともいう。

こたびのインタヴューでも、
「藤井さんがいなかったら、
タイトルを取れなかった・・・」
と、感謝の言葉を表した。

今はまだ
「太陽」のソーちゃんに対して
「月」のようなイーちゃんだが、
互いに好敵手として、
この先、何十年と鎬(しのぎ)を削る
ライバルとなるのだろう。

数年前のアベマ・トーナメントの
団体戦では、
チーム主将となったソーちゃんは、
メンバー選考のドラフトで
イーちゃんを選んだことがあった。

まさに、
【天才は天才を識る】
で、その真の実力を
子ども時代から
認めていたのだろう・・・。

11連敗という苦杯を舐めながらも、
それにめげず、むしろ、
その経験値を活かして
タイトルを奪取したのは
まさに天晴な事である。

そういう意味では、
ソーちゃんに鍛えられた、
と言ってもいいかもれしない。



**

棋界の歴史が動いた事に刺激され、
久しぶりに、自作の
『将棋小説』を再読してみた。

半ば辺りで、
冬の吾妻山から
噴煙のあがる景色が
挿画に使われていたのを
忘れていて、なんだか、
ホッとするものがあった。



***

金・土は
カミさんがテニスで
夕飯を作らないので、
週末ダイエットの為に
軽食か抜くことにしている。

この頃は、
熱中症予防の為にも
抜くことはせずに、
栄養補給のために野菜や
果物類だけは摂るようにしている。

ゆんべは、
冷蔵庫にある
ありったけの野菜を刻んで
一皿のサラダにした。

赤と緑の
クリスマスカラ―は
なんとなく食欲を
掻き立ててくれるものである。


***

完成したヴィウエラの
弦高調整をし、
ヤフオクに出品するに当たり、
付属品のカポタスト(移調器)を
一日で創り上げた。

*



デモ演奏も録画したので、
今日は、出品用の
商品撮影をする予定である。

〈 Fantasia #10 〉 L. Milán (youtube.com)





 

 

 

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「いずれ、時間の問題でしたから・・・」

2024-06-21 05:41:07 | 藤井 聡太

「いずれ、時間の問題でしたから・・・」

記者に問われて、
淡々と応えた藤井名人は
「叡王」を奪取された直後にも関わらず
凛として盤面を見詰めた。

棋界史上初の「八冠」在位は
八か月であった。

その間には
幾多の防衛戦を勝利し、
タイトル戦22連勝・
勝率十割という
驚異の勝ちっぷりであった。

 



将棋という
ボードゲーム界に
彗星の如く登場した少年は
瞬く間にその頂上を究め、
天才群がる棋界から
「四百年に一人の天才」
とまで称された。

師匠は
「異次元超特急」
と愛弟子を形容し、
ネット雀たちは
「将棋星人」
「棋神」
「鬼聡」
などと仇名した。

この希代の天才の出現で、
地味に沈潜していた
伝統芸能の将棋界は
俄かに脚光を浴びて、
多くの「見る将」なるファンを
生み出した。

その経済効果のみならず、
人々に与えた「夢と希望」は
計り知れぬものがある。

遠く海の向こうでは
大谷という天才青年も
畑違いの野球で
超人的活躍を見せている。

今や「七冠」となった彼は、
プロ入りしたばかりの十四歳にして、
「自分のピークは26歳頃かと思います」
と予言していた。

彼は、まだ21歳。
その予言が正しければ、
これから、まだまだ強くなり、
五年後にピークを迎えるのだろう。

そうであれば、
藤井 聡太でしか到達できない
棋界の最高位「永世八冠」となるのは
「いずれ、時間の問題・・・」
なのかもしれない。

残念ながら、
それを見届ける前に
我が寿命が尽きるかもしれないので、
脳内の妄想ファンタジーで
それを現実化した作品を
三年前に、創作した。

『名人を超える』(2021年12月7日)
http://www.onyx.dti.ne.jp/~yoko-s/m0.html

 

 


****



きのうは
“手作りベント”持参で
5人のJCをカウンセリングした。

・社交不安障害
・ゲーム依存症
・鬱病
・ADHD
・PTSD/ID

それぞれに大変なケースだが、
祈るような気持ちで
話しを聴き、
願うような気持ちで
話しをさせて頂いた。

 ともにもつ
  いのちのはたらきあるありて
   人とわれとの話合ふ今

 人の話ききつつ
  全快祈りつつ
   つづく話をわれはききをり

             碧水歌







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決戦の朝・・・

2024-06-20 05:40:21 | 藤井 聡太

オフ日のきのうは、
ヴィウエラの弦張り作業をした。

16世紀スペインで誕生した
特殊な古楽器なので、
ギターのような既製品の弦がないので、
フロロカーボン製の
釣り糸を張っている。

予算が許せば、
ガット弦を張ることもあるが、
そうすると11本で
3万ちかくなってしまうので、
特別の一本でもない限り
そうそう張ることもできない。

弦の張りたては
伸びるので、
一日、何度も調弦し、
音のビリつきや
ガット・フレットの位置を
調整したりする。



朝から始めた作業だったが、
夕暮れを眺めて、
お月さんが出るまでかかった。



正確な調律が完了したら、
いよいよデモ演奏を録画して
ヤフオクに出品する。


*

お昼は
冷凍してあった
粽(ちまき)と
あんまんを
蒸篭(せいろ)で蒸した。

家庭内で
飲茶(やむちゃ)の雰囲気が
味わえるので、
ちょいちょい蒸篭を
活用している。



*

夜は、
茶懐石の「四つ椀」を用いて、
懐石風膳をこしらえた。

カミさんが
吟醸酒を買い揃えているので、
初夏に相応しい
「海老紋」の琉球焼ぐい呑みで
味わった。



*

食後の甘味は
叔母ちゃんにもらった
会津土産の珍しい
南瓜の玉羊羹。

楊枝でプチリと刺すと
ツルリと気持ちよく
剥けてくれる。



***

今日は9時から
ソーちゃんの叡王戦
「第五局」の決戦がある。

勝てば、
タイトル戦23連勝という
大記録で、
破れれば「八冠」失冠という
大事件である。

ゆんべは食卓で、
「あしたは、仕事になんか
行ってる場合じゃねぇなぁ・・・」
と、罰当たりな本音を
洩らしてしまった(笑)。

今日は、
職場で棋戦の様子を
チラ見しながらの
一日になりそうである(笑)。





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