『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

あの世に駆け抜けてゆく!!

2024-05-24 08:42:56 | 魂理学

きのうは、
学校に着いたら
うっかり弁当箱を車内で
落っことしてしまい、
お昼に開けたら
中身がぐっちゃぐちゃで
悲惨なことになっていた(😿)。

なんとか“整地”して(笑)、
元にもどしたが、
見栄えのわるさは
如何ともし難かった。

それでも、
味は変わらないから、
まぁ、有難く・・・
美味しく頂いた。

*

毎日、自分とカミさんとで
せっせと苺の銘柄比べで
買ってきては試食してるんで、
冷蔵庫に切れたことがない。

そしたら、
ゆんべは、大学ギター部後輩の
アンちゃんから電話がきて、
自家栽培のものが
山ほど採れたので
お裾分けにいきます・・・
との事だった。

思わず、
カミさんと顔を見合わせて、
「苺が集まってくるみたいだねい」(笑)
と笑った。

去年も頂いたが、
さっそく、ゆんべの
食後のデザートとして
美味しく頂戴した。



***

今月、
4歳になったばかりの
リク坊だが、
いまだに、ベビーカーに
乗ってるので、
「ずいぶん、大っきい
赤ちゃんだねぇ・・・」
と、カミさんと笑い合った。

しょっちゅう
家族三人でお出かけしてるので、
出先で寝られると
重くて抱っこできないのかもしれない(笑)。

この子は
突然スイッチが切れるみたいに
睡魔に襲われるみたいで(笑)、
去年も動物園で観覧中に
しゃがんだかと思ったら、
柵のヒモに頭を預けて
ウトウトしだした(笑)。


大人だったら
ナルコレプシーの懸念もあるが、
仔猫みたいに
眠くなったら何処でも寝ちゃう・・・
ようである。



***

各校で上履きにしていた
ビニール製靴が
ボロボロになってきたので、
帰路、『東京靴流通センター』で
ワゴンセールのものを
二校分買って帰った。

それでも、2860円と
本革靴の一足分よりも
安価で助かった。

これで、
あと3年くらいは
もってくれそうだ。



***

書斎のPC前には
何度も講義を拝聴し
懇親会で署名を頂いた
河合先生の直筆をはじめ、
茶の師匠や院時代の師匠の
直筆ハガキなどを額装してある。

いずれも鬼籍の人となられて
久しいが、自分も段々と
亡くなられた師匠連の齢に
近づいてきた。

まさに、
人生の「終楽章」を生きている
という実感を抱きながら、
恩師たちの書に
見下ろされている。

自分も教師時代、
心理師時代・・・と、
幾人かの方々にとって
「先生」「師匠」として
何かしらの事を伝える事が
出来ていたか・・・と、
いささか心許なく
忸怩たる思いをも抱かされている。

*

きのうは、
母親が自死したJCの
インテークをした。

第一発見者とあって
そうとうな心的外傷を負っているが、
発見当時から今まで
一度も泣いていないというから、
無意識下の自我防衛機制により
かなりの「抑圧」が
行われているようだった。

きちんと
グリーフワーク(哀しみの体験)
モーニングワーク(喪の体験)
が為されていないと、
それは「不発弾」のように沈潜し
いつ、いかなる時に爆発して
心的外傷が表面化するか知れない。

そのような体験談を
養老先生からも伺ったことがある。

なので、彼女には
その心理的メカニズムを説明し、
これから、細心の注意を払いながら、
セラピストとの共同作業で
その「不発弾」の信管を
除去していかねばならない事、
その過程で、身を切られるほどの
苦しみと哀しみが溢れる事を説明して
「治療開始」の了解を得た。

先日のKP校での
トラブル/プロブレムへの対処は
やはり、
【重症ケースがやってくる】
プレリュード《前奏》だったようである。

*

中学生の1/5近くが
一度は「希死念慮」を
抱いた事があるという。

自殺者も
毎年、過去最高を更新している。

まさに「死」と対峙することは
SCにとっても
避けては通れない
「今、そこにある危機」である。

専門用語では
「クライシス・インターベンション」
(危機介入)
と言うが、普段の臨床の中に
こうした「救急救命士」にも似た
緊張を強いられる場面が
数ケース訪れるので、
心理カウンセラーなんて
「話聞いてるだけで
 暇そうにしてる・・・」
と揶揄されるのは心外でもある。

*

この三月には
学友のひとりが逝ったと
昨日、知ったばかりである。

亡父の晩年だった71歳まで
あと5年しかない・・・
という思いは常に脳裏に
付きまとっている。

祖父母は
いずれも九十代まで
生き永らえているから、
そっちの隔世遺伝子に
あやかりたいが・・・(笑)。

現実は事実なので、
最短で1500日あまりで
この世を去るやもしれぬ
「人生の第4コーナー」を
廻っている。

死ぬまでは
生きていかなくてはならない。

できれば、
あの世に駆け抜けて行きたい。

死んでからも、
「レスト・イン・ピース」
なんて悠長に休んでもいたくない(笑)。

昭和生まれの
持ったが病の
貧乏症なのだろうか・・・(笑)。

・・・だから、
SC定年の75歳まで勤めあげ
(県内唯一・最長)、
来年からの4年連続リサイタルをも
考えている。

もう、時間がないのである・・・。

 

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この世は明晰夢?!

2024-02-18 08:26:03 | 魂理学

 

 

 

きのうは
やや肌寒かったが、
晴れたので散歩がてら
『やまや』に買い物に出た。

途中、道端には
オオイヌノフグリを見つけ
小さな「春の使者」の蒼さに
心癒された。

*

三寒四温のせいか、
花粉症のせいか、
早くも
【春眠暁を覚えず】
ではないが
日中に眠気がある。

休日など、
ちょいと横んなると
そのまま1~2時間寝てしまう・・・
ということも
ちょいちょいである。

真夏も真冬も
冷暖房の部屋と廊下とでは
10℃もの寒暖差があるので、
ヒートショックほどではないが、
自律神経の都度制御で
疲れが溜まるようである。

***

ヤフオクで落札した
星野作品が
毎日のように一冊ずつ届く。

きのうも
『滅びし獣たちの海』
という短編集が届き、
午後のひと時を
面白く読むことができた。

最近、映画もドラマも小説も
とんと食指が動かず、
もっぱら漫画とYouTubeばっかし
になっている。

いまさら、
造り物に没入できる歳でも
なくなったのかもしれないが、
それでも、マンガも動画も
造り物であるのは一緒である。

今は、入浴中には、
枝雀の落語を聞いているが、
筋も落ちも分かってるのに
何度も聴けるのは、
語りの味わいを味わっているからであろう。

愛読書を何度も再読するのも
同じく、その世界観に
浸っていたいという
気持ちからである。

歳をとると保守的になるというが、
なるほど、今更、新しい分野に
時間を費やせるほど
残り時間はないから、
慣れ親しんだ世界観を
今一度味わって堪能したい
と思うのかもしれない。

"Bloom where you are planted"
(置かれた処で咲きなさい)
という格言のごとく、
「今ここ」で
自分の時間と場所を
大切にして、
味わい尽くして死にたい、
と毎日、意識して生きている。

世界は今、
混沌として、悪も蔓延っているが、
もしかすると、
これは自分の意識が創り上げた
仮想現実かも・・・
と、空想・妄想を抱く時もある。

ならば、
夢の中でこれは夢である
と自覚できる「明晰夢」のように、
この夢の世界を
尚さらに味わわねば
とも思う。

***

お正月に
リク坊とジイジの
ツーショットが佳く撮れた一枚を
プリントアウトして
寝室の枕元に飾ってみた。

カミさんから、
春休みに、また、
京都に行って
孫に会おうか・・・と、
旅行プランを問いかけられているが、
まだ、保留している。

それより、
なんだか、阿武急の終点まで乗って
海沿いの見知らぬ街で
宿をとりたい・・・という
おぼろげなる願望もある。

もうすぐ
3.11が近いからなのか・・・。

かつて、津波の被害を受けた街々。
一年も復興できなかった阿武隈急行。

それに乗って、
太平洋の河口まで
小旅行する方が、
孫との再会よりも
優先する気分なのが不思議でもある。

*

明日19日に、
日本でウクライナ復興会議があるという。

1/31には、
587億円もの支援をしたらしい。

正月元旦に
能登の大地震があって、
国民が塗炭の苦しみに
遭ったというのに
どうしてそれを
国内の復興支援にあてないのか。

道路、家屋、インフラが
ずたずた状態というのに、
今も、何の益もない
万博工事が着々と行われている。

金の使い処、
力の入れ処が、
違っているだろう。

何が優先順位か・・・
それに気が付かないのを
学校では「馬鹿な人間」と
教わったはずである。


*

『goo』ブログでは
毎日、見知らぬ訪問者が
100人ほど来てくれてるので、
あまり、過激なアジテーションや
神秘主義的な妄言は
書けないなぁ・・・と、
自己規制がかかる(笑)。




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《プシコポンポース/ Psychopompos》への道

2024-02-12 08:47:26 | 魂理学

私的四連休を
何処にも出ずに
おうちバカンスで
まったり過ごしている。

寝室ベッドの足元に
大型テレビが置いてあるが、
最近ではもっぱらYouTubeの
専用モニター化しており、
地上波もBSも視ていない。

 



マエストロ小澤が
6日に亡くなったので、
まだ一週間経っておらず、
その軌跡を辿るべく
若い頃の映像なぞを
日がな一日、視聴していた。

若い頃は
スマートで精悍で、
どこか倅の征悦氏に似ている。

若い頃の
刺すような鋭い目線と
全身から繰り出すパワーで
オケをぐいぐいとドライヴし、
そして存分に歌わせる。

ギターという器楽奏者にとっても
その音楽造りは
大いに参考になり、
「歌わせる」とは
どういうことかを解らせてくれる。

なので、
彼の対談集なぞも
ずいぶんと読んで、
音楽とは何かについても
考えさせられた。

再来月に
能登の復興支援を冠して、
コンサートを行うが、
人に感動を与える演奏とは
どうあるべきか・・・と、
あらためて真剣に考え考え
稽古に取り組んでいる。

昨晩は、
今までの練習譜面では
曲の本質を表現しきれないと思い、
新たな白譜に浄譜も兼ねて
編曲を見直した。

今日は、その作業の継続の為に、
近所の文房具店まで、
新たな消しゴムと「5B」の鉛筆を
買いに行くつもりである(笑)。

***

 



最近、国際政治学者の
伊藤寛氏から、
「religional divinity」
(宗教的神性)

「philosophical divinity」
(哲学的神性)
という言葉を聴いて、
なるほど・・・と、思わされた。

後者は
「真善美」に依拠する
行動原理だという。

世界支配を目論む
グローバリストたちは
そのどちらもなく、
まさに
「今だけ・金だけ・自分だけ」
という非人間的・悪魔的な
所業を画策しているという。

世界を「民主化」するという
大義名分のために
他国に紛争・戦争を引き起こし
軍産複合体からのキックバックに
懐を富裕化させている
ワシントンDCの悪党たちは
まさにそれであるという。

その出先機関が
米大使館で、総督が
大使のエマニュエルらしい。

なので、その手先の自民党が
裏金問題で腐敗しているのは当然で、
歴史家のモーガン氏によれば、
日本政府は「ミニ・ワシントンDC」
だという。

これまでの
バチカンの蛮行も
聖職者たちの性暴力と共に
暴かれはじめ、
かつて、世界布教といいつつ、
その後に軍隊が送り込まれ、
植民地化されてきた国々が
今や、それに「No!!」を突きつけ、
BRICS+αに続々と集結している。

日米同盟・安保条約というのは、
日本を属国化させるためのもので、
今の政権を見る限り、
「親米」を通り越して
「拝米」「隷米」化している。

今月、日本で開かれる
ウクライナ復興支援会議なぞは、
金のなくなった欧米の代わりに
日本をATMマシーンのように
金を引出そうとしているのが
見え見えである。

ウクライナの現政府は
米国務省のヌーランドが
クーデターを起こさせて作ったもので、
その政権内では
ウイルス兵器開発やら
人身売買、マネーロンダリングなど
数々の汚職と不正に塗れている。

ここにおいても、
宗教的・哲学的いずれの神性も
垣間見ることは出来ない。

イトカン先生によれば、
ロシア国内では、
近年、ロシア正教の信奉者が、
30%から70%に増えたという。



**

日本の新興宗教界も
池田大作の死去、
大川隆法の死去で、
その土台が揺らいでいると聞く。

かつて、オウム真理教という
カルト集団が
テロ事件を起こして、
関係者13名が死刑になった。

今も、世界では
宗教の名のもとに
無益で愚かな紛争・戦争により
無辜の民の幾万という命が
奪われている。

無慈悲なグローバリストは、
真の信仰者ではなく、
自分に都合のよい似非信仰者で、
同時に、拝金主義者、
物質主義者でもある。

オウム事件以来、
日本人の一部には
宗教アレルギーを持つものが
少なくないが、元々、日本人は
「八百万の神」を崇める
多神論的な原始的宗教性を
縄文の頃から抱いている
民族なのである。



*

教育基本法「第15条」には、
「宗教に関する寛容の態度、及び、
宗教の社会生活における地位は、
教育上これを尊重しなければならない」
とあり、
続けて
「 国及び地方公共団体が
設置する学校は、
特定の宗教のための宗教教育
その他宗教的活動をしてはならない」
とある。

・・・とはあるものの、
仏教やキリスト教に
帰依・折伏させるためではなく、
釈尊の教えやイエスの教えで
「真善美聖」に適った
哲学的な神性・宗教性を
醸し出すために
弥勒菩薩や地蔵菩薩、聖母子などを
あえてカウンセリング室内に
飾ってある。

セラピストの経験則に
【癒されても治らない
 治っても助からない】
というのがある。

実際のケースとして、
不登校は治ったが、社会人になって
自死したり、
鬱病は寛解したが、社会人になって
自死した・・・
という不幸な事もあった。

本来、医療や心理療法は、
その時の「主訴」が軽減・改善すれば
それでいいのだろう。

だが、しかし・・・
セラピーの究極の目的が、
「人の助かり」である為には、
どうあるべきか・・・
ということを
我が身の鬱病や心身症を
「当事者研究」的に自己分析してきた。

そこから得られた事柄は
具体的な言葉や行動の処方箋となり、
今、目の前で
難儀に苦しむ子たちが、
将来にわたって助かる
「哲学的神性」として
伝えられているように思っている。

それは、中村元先生が
力説されていた
インド哲学における
「理法」のようなものでもある。

単なる
臨床心理学的な知識や
数多の心理療法的なスキルを超えて
人間全体の救いを見る時に、
そこには特定宗教ではない
まさに形而上的な「神性」の
必要性が重要である事に気付いた。

ようやく、66歳にして、
自己実現の究極の目標としてきた
《プシコポンポース/ Psychopompos》
(魂の導師)
の姿が見えかけてきた。





















 

 

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ソウル・クォーシェント(SQ)

2024-02-05 10:26:36 | 魂理学

きのうは
ソーちゃんの棋王戦
第一局が行われた。

一日制の棋戦なので、
夕方には決着がついたが、
なんと・・・「先手」番なのに
『持将棋』により引き分けとなった。

これにより、
タイトル戦20連勝の記録は
ストップした形になった。

「後手番」の相手方も
作戦として選んだようだが、
勝負を回避したように
「見る将」の素人には映ったようで、
「卑怯・弱腰」などの誹謗中傷の
コメントも散見された。

たしかに、
途中から「持将棋」模様になると
どちらかの王様を
「詰ます」ゲームではなくなり、
ツマラナクなるのは事実であった。

それでも、
ルールはルールなので、
仕方がない。

ソーちゃんのタイトル戦では
「引き分け」は初めてである。

 



*

午前中には
NHK杯の録画により棋戦も
同じ相手で、棋王戦と同じく
『角換り』戦法だったが、
こちらはちゃんと決着がついて
勝利した。

Abema主催の東西戦や
地域戦なぞもやられているが、
昨年度から、「公式戦」以外は
興味がなく視なくなった。



***

社会問題を起こした
『ダイハツ』のムーヴに乗ってるが、
エンジンの構造的欠陥があるようで、
2ケ月に一度、粘性の高い特殊な
オイルを補填しないとならない。

いちいち、専属整備工場に
出向くのが面倒なので、
缶買いしてセルフ・メンテにして
久しい。

一昨年には
7000円くらいで買えた一缶が、
今は小売り希望価格が5万ほどに
爆上がりし、工場仕入れ価格でも
2.2万ほどになったという。

なので、
ヤフオクで旧製品の
在庫処分を10700円で落札した。



*

2023年の
小中高生の自殺が
2022年同様500人越えをしたという。

現在、中高生で
希死念慮を抱く子を
何人もカウンセリングしてるので、
その数は由々しき問題である。

コロナ禍に連動した
「ひとり親家庭」の「生活苦」や
スマホの個人化が進み、
対人関係が薄くなって孤独化した、
などの要因が考えられている。

北朝鮮から脱北して
日本に暮らす人たちの口からは
「こんなに豊かで安全な日本にいて
自殺するなんて、考えられない」
という言葉が吐かれてもいる。

作家の曽野綾子も
落語家の立川談志も
「日本に生まれただけで
どれだけ幸運で、幸せな事か・・・」
と、よく言っていた。

「セルフ・エスティメート」
(自己評価)
「セルフ・フィルフルメント」
(自己充足度)
「セルフ・リアライゼーション」
(自己実現)
などということが、
喧伝・誇張される現代にあって、
それに見合わない「自分」を
取るに足らない「存在」として
自死させてしまうとしたら、
新自由主義や合理的個人主義に
毒されているというよりない。

もとより、
ゲームやスマホに依存しつつ、
ネット内や友人間のみしか
情報源がないような
「思想」や「教養」が
育ちようがない貧困な状況下では、
不景気や災害・災禍により
「自己の定位」が揺らぐことは
否定できないかもしれない。



*

カウンセリングの基本に
「積極的傾聴」と「共感的受容」
という二本柱があるが、
それにより問題・苦難・症状を持つ子は
「専門家/支援者」の「寄り添い」に
安全感・安心感・大丈夫感を抱き、
心身の健全性を取り戻してゆく。

多くのケースでは、
非指示的に受け容れられる事で、
彼・彼女たちの抱く苦しみは
自ら吐き出す事により、
カタルシス(浄化)作用で
愁訴は“ある程度”は軽減する。

だが、それのみでは
埒のあかないケースも多々あり、
釈迦の対機説法ではないが、
そこに様々な臨床的技法が
用いられる。

ケースの軽重・IQ/EQ・
パーソナリティ構造・家族背景・
人間関係などを見て、
認知行動療法・指示的行動療法・
論理療法・箱庭療法・短期療法・
芸術療法・夢分析・・・などが
選択される。

最近では、それに加えて
病理・心理を理解し
「治る」「改善する」という事を
科学的に、合理的に理解を促す為に、
知的レベルの高い子たちには
『心理教育』を多用している。

さらに、
IQ/EQに次ぐ
第三の「指数」として
『SQ』(ソウル・クォーシェント/魂指数?)という
「スピリチュアル・マインド」と
「ソウル・レベル」の両方を見る
「視点」「観点」も複視眼的な
ケース理解やマルチ・アセスメントの
一次元として加えて観ている。

公にはできないが、
HF-ASD(高機能自閉系)の
ギフテッド群の一部には
その「特異性」「有能性」
「公共性」という素質が
有意に備わっているのが観られ、
それ故の「等価の苦しみ」も
背負っているのでは・・・と、
形而上的に解釈できるケースを
多く見てきており、今も観ている。

時として、
彼・彼女たちは、
人類の進化系の一群では・・・
とさえ、生物学的に
想えてしまう事もある。

サイコセラピストとしては、
その症状を安易に取ってやる事に
しばしば疑問を持つ事があり、
そのたびに、
精神科医でもあったユングの
「芸術家の治療はしてはいけない」
という言葉を思い出している。

なるほど・・・
偉大な楽聖に限って言えば、
病んでいたからこそ
偉大な芸術を為し得た・・・
とも言えるからである。

同じコンテクストで、
精神科医のエランベルジェは
『創造の病』
(クリエイティヴ・イルネス)
という概念を示していた。


*














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2024「The Pivot Year」 (急展開の年)

2024-01-14 10:04:09 | 魂理学

きのうは、
最近のピッツァ研究の一環として
カミさんと温泉街の外れにある
山荘の専門店まで
出かけてきた。



マルゲリータと
『さくらえびと海苔』の
2枚を頼んで、
二人で半分ずつ味わってみた。

さすがに
プロの創るピッツァは
ドゥがパリリとして
食感も味も佳く、
早くこのレベルまで
腕を上げたいなぁ・・・と、
思わされた。



*

焼きあがるまで、
最近、プチマイブームの
『捨て仔猫』動画を視ていた(笑)。

あんまし
「ニャーニャー」言うもんだから、
スマホの音量を小さくして
画像を愛でていた(笑)。

そろそろ、
仔猫動画も視尽くしてきたので、
次なる対象を探っている処である。



*

あまりに仔猫動画に執心してたら、
カミさんが、
「やっぱり、こっちの可愛さには
かなわないでしょー!!」
と、リク坊の画像を
黄門様の印籠のように
控えおろー!!
と出したので、
「あったりまえ、じゃん!!」
と、笑いになった。



**

午後からは、
卒業来、10ケ月ぶりに、
中学時代3年間60回も
カウンセリングしたAちゃんが
JKになって初めて
自宅カウンセリングに
来てくれた。

玄関先で、
私服姿を初めて見て、
「なんだか、大人になったねぇ・・・」
と、感心したら、
手土産まで渡されてしまい、
有難く頂戴した。

卒後の自宅カウンセリングは
有料になり、卒業生は
特別料金で3000円だよ、
と誰にも言ってあるので、
ちゃんと「お年玉」から
払ってくれたので、
それまた、押し頂くように
有難く頂戴した。

夏休みにはバイトをし、
勉強も順調だというので、
安心して、褒め称えた。

今日も、午後から、
卒業生のCちゃんが来るが、
偶然にもAちゃんとは
幼稚園生の頃、仲良しだったという。

***

Aちゃんから頂いた
『ステラおばさん』のクッキーを
有難く味わってたら、
『ハリセンボン』春香の
「ステラおばさんじゃ、ねーしッ!!
 角野卓三でも、ねーわッ!!」
というギャグを思い出し
ひとり笑いしていた。

 



**

“日大のドン”と言われて
脱税で逮捕有罪になった
田中元理事長が死去したと
今朝の朝刊にあった。

本来ならば、
「七十七」歳の
『㐂寿』(喜寿)を寿ぐべく
喜びの歳になったであろうものを、
驕慢・怠惰/独善的・他罰的な
振る舞いで他者を苦しめ、
「今だけ・金だけ・自分だけ」
という愚かで《偽悪醜邪》な
生き方をしてきたからこその
因果応報と言えるだろう。

昨年は宗教界の三人のドン、
そして、新年早々、
国内最大規模の私大のドンが
立て続けに鬼籍に伏せられた。

これもまた、
【見えざる神の手】が
働いているかのように観えた。

2024年は
「The Pivot Year」
(急展開の年)
となる・・・というのが
あらゆる識者・アナリストたちの
共通の見解である。

人心の乱れと
自然災害は
不思議とシンクロする
という歴史の経験則からしても、
乱れに乱れている人類を
清浄化するために
「ノアの箱舟」的な
一斉リセットにならないことを
願うばかりだが・・・。

その時は、その時である・・・(笑)。

***

今朝は、
仔猫動画にも飽いてきたので、
久しぶりに、
『魂理学』研究の一助として
ペンローズとハメロフによる
『量子脳理論』と言われる
『Orch-OR論』
(Orchestrated Objective
Reduction Theory /
統合された客観収縮理論)
の動画を立て続けに数本視た。

「意識」とは何か?
という人類の究極的な命題に
ノーベル物理学賞受賞者が
量子力学の観点から切り込んだ
現時点において、もっとも
説得力のある仮設である。

人類は思想史・哲学史に於いて、
「唯物論」「唯心論」「心身二元論」
などなど・・・さまざまな仮説を
構築してきたが、どれも
【帯に短し襷に長し】
で、決定論にはなり得なかった。

そこにきて、
現代の量子力学の発展で、
その理論が「脳」と「意識」にまで
拡充されて、提唱されたのが
『量子脳理論』だが、
これも未だに「仮説」であり、
さまざまな学問的な批判もあるようだ。

もっとも、
そのような批判によってこそ、
弁証法的に真実に近づいてゆくのが
科学史に於ける「真理探究」の常道である。









 

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