キリストの道筋

 「もし彼らの捨てられることが世界の和解であるとしたら、彼らの受け入れられることは、死者の中から生き返ることでなくて何でしょう。」(ローマ11:15)

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 イスラエルと異邦人とについての文脈の中でのみことば。

 「もし彼らの捨てられることが世界の和解であるとしたら、彼らの受け入れられることは、死者の中から生き返ることでなくて何でしょう」。
 この「彼」は、ここではイスラエル。
 だが、イスラエルだけでなく異邦人でも、私でも彼でも、誰にでも当てはまることだ。

 キリストは世界中の憎悪のもと、極刑の十字架につけられて死んでいった。
 しかし神によって、キリストはよみがえる。
 そのキリスト同様、「彼」は世界から捨てられて、そのことによりその世界は和解をする。
 その一方で、捨てられた「彼」は神に受け入れられて、死者の中から生き返る。
 そのことに、イスラエルも異邦人も、私も彼もないのである。

 キリストを信じるというのは、キリストも通られたこのような道筋を経るということだ。

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