殺してはならない

 「昔の人々に、『人を殺してはならない。人を殺す者はさばきを受けなければならない。』と言われたのを、あなたがたは聞いています。
 しかし、わたしはあなたがたに言います。兄弟に向かって腹を立てる者は、だれでもさばきを受けなければなりません。兄弟に向かって『能なし。』と言うような者は、最高議会に引き渡されます。また、『ばか者。』と言うような者は燃えるゲヘナに投げ込まれます。」(マタイ5:21)

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 「殺してはならない」は、十戒にある戒め(出20:13)。

 私は人を殺したことはない。
 だが、人に腹を立てたことなど数知れない。

 「人を殺してはならない。」という律法そのものを守ることはできる。
 だが、イエスが突きつける徹底的な律法解釈を前に、私は殺人罪のかどで重罪人としてさばきを受ける身に堕するのである。

 これが、あるべき律法の役割であり、今イエスがそれを回復なさっている。

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