神融心酔 

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日本の茶・中国の茶

2009-05-02 | 茶にまつわる文化・芸術
4月30日、明治大学アカデミーコモンで開かれた
竹内実先生のレクチャー&ワークショップ「日本の茶・中国の茶」に参加してきました。

明大リバティ・アカデミーに勤める友人がパンフレットを送ってくれたのがきっかけでしたが、
やはり竹内実先生と言えば、学生時代に先生の著作にはお世話になりましたし、
一昨年「中国茶インストラクター/アドバイザー」の通信教育テキストを作る際に
先生の『中国喫茶詩話』(絶版)を参考にさせていただいたこともあり、
一度先生のお話を伺いたいと思っておりました。


 先生の講義の前には、同じ会場にある明治大学博物館特別展示室で開催されている
 「東アジア海のシルクロードと福建」の展示を見てきました。
 中国・福建博物院の国宝級文化財150点を中心に、
 福建省の文化と歴史、日本の茶の源流、東西文化交流を探ります。

 私のツボは、美しい黒釉茶碗、宋代にその名を轟かせた北苑茶園の跡地写真、
 そして福建近海の沈没船から発見された陶磁器の展示でした。


さて、竹内実先生のレクチャーの時間です。
会場は当初の予定の地階の博物館教室から2階の大教室に変更になるくらいの盛況。
竹内先生の知名度の高さを物語っていました。

先生は今年86歳になられると思うのですが、
とてもお元気でチャーミングな方でした。
講義では中国茶の簡単な説明からお茶の日本への伝来、イギリスへの伝来などをお話され、
盧仝の「七碗茶歌」を紹介されました。

講義の後には自ら武者小路千家の盆点前を披露してくださいました。
中国に旅行する際は茶道具一式を携え、
山の上や休憩場所で同行者の方々にお抹茶を振舞われるのだそうです。
その時にはいつも中国の人たちが周りを取り囲んで興味深く見学するそうな。
これぞ民間の日中茶文化交流と言えるかもしれません。

竹内先生のワークショップの後には明大茶華道部の方々による裏千家点前の披露があり、
私は抽選に当たってお抹茶とお菓子をいただくことができました。
久しぶりのお茶席にちょっと緊張。
得した気分で帰宅の途につきました。
コメント (2)
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