神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

今月の冷茶

2020-06-26 | 紅茶(中国以外の地域)
自宅サロンでは6月から9月にかけて、水出し冷茶をウェルカムティーでお出ししています。
駅から歩いて来てくださる皆さんに、まずは涼をとっていただくためのもの。

茶葉は前年度の文山包種茶、白茶、東方美人などが定番。
茶葉を軽く水で洗ってから茶葉1gにつきミネラルウォーター100ccを目安に前の晩から仕込みます。

私自身は夏でもあまり冷たいお茶を飲まないので、
サロンで使い切るようにしているのですが、
まれにあまりに美味しくて、自分でもがぶ飲みしてしまうようなお茶があります。

私にとってのこれまでのトップオブ冷茶はグリーニッシュシャンピン。
数年前にご逝去された蘭亭の藤原さんの思い出とともに印象に残っています。

今年はそれを凌駕するかも?と言うようなお茶が!

ARYA (PEAYL) White Tea 2019 F/F

去年の6月にダージリンを訪れた時に、茶葉店「Nathmulls」で購入したお茶です。
ARYA農園には行っていないのですが、
日本でも人気のある、ARYAの希少茶が買えるというのでリストアップしていました。
現地で買っても高価でしたが・・・(笑)。

実は、帰国して、紅茶の淹れ方や白茶の淹れ方で試しましたが、
いまひとつこのお茶の真価を出せていないような気がしていたんですよ。
それが、この夏、再デビュー!
水出しにすると、柑橘系を思わせる香りと、甘みが際立ちます。
そしてほのかに見せる紅茶の顔。
とても上品で奥ゆかしくて、それでいてしっかり個性のあるお茶でした。

50gしか買っていないので、6月限定のお茶になってしまいそうですが、
他にもきっと隠れたいい冷茶があるはず。
今年は少し種類に変化をつけて冷茶を楽しんでみようと思います。

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